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112 これはどう?2008/6/1 1:16:00
16 これはどう?22008/6/1 1:20:00
あるけちん坊な男がおりました。2 N% t6 X0 X2 W' u: c+ r
毎日毎日,ご飯どきになると,うなぎ屋の前へでかけていっては,腹いっぱい匂いを嗅ぎ,家へ飛んで帰って,ご飯を食べるのでした。2 g6 S. s/ a/ |# J, c* [
それに気がついたうなぎ屋の親父は,「なんちゅうけちだ。よし,あのようなやつから,匂いの嗅ぎ賃を取ってやろう。」と,さっそく帳面につけておき,月末になると,嗅ぎ賃を取りにやってまいりました。
すると,けちんぼうな男は,「おれは,うなぎ屋に借金はないぞ。」0 a& s. J6 M; r* X- B9 M/ W
「いやいや,これは,かば焼きの嗅ぎ賃でございます。えー,しめて八百文。匂いを嗅いで食べたつもりになっていられますので,こちらも,食わせたつもりで銭を取りに来ました。」! ?1 I??f# g* a* g- K) a# X0 z
うなぎ屋が,すましていうと,男は仕方なく,懐から八百文取り出し,いきなり板の間へほうり出しました。8 O, w9 i# j0 J3 I??J; Q
チャリン。
お金が,けいきのいい音をたてるのを聞いてから,けちんぼうな男は,
「それ,取ったつもりで,銭の音を聞いて,帰んな。」
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32 噗2008/6/1 2:23:00
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