先週中ごろからTVマン、とりわけドラマ関係者のため息が聞こえてくる。「赤西仁、語学留学」――。「どうして人気絶頂のこの時期に?」という一般のファン以上に、TVマンが衝撃を受けたのは、ジャニーズ事務所の兄貴分「SMAP」の動向と密接に関わっているからだ。
「実は、年明けの早い時期にSMAPの“活動休止”が宣言される予定になっているのです。さらにポスト・SMAP、ポスト・キムタクもすでに決まっている。それが赤西が所属していたKAT―TUNであり、赤西とはライバル関係にあった亀梨和也だったのです」(芸能プロ関係者)
さて、話はここから。ポスト・キムタクが亀梨と決まった以上、いずれの局にとっても「亀梨」の名前はノドから手が出るほど欲しい存在。で、各局ともアノ手この手の懐柔・妨害作戦に出ているのだ。
「KAT―TUNを押さえることが文字通り今後のテレビ界を押さえると言っても過言ではない。SMAPがその歴史を語っている。フジが、亀梨主演の日テレ・ドラマになりふり構わず『踊る大捜査線』シリーズをブツけたのも、“ウチを味方につけた方がいい”という猛烈アピールです」(芸能プロ関係者)
ひとり蚊帳の外だった赤西がグループを月兑退した。TVマンたちは、改めてアイドルグループ内の生存競争の激しさに驚いている。ちなみに、赤西は現在、元ジャニーズjr.の城田優のマンションに居候しているという。
【2006年10月18日掲載記事】