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1楼主 = =2018/4/24 15:26:11
- 8 - = =2018/4/24 15:54:23
人気ドラマのその後の世界を描く作品で、デビュー前のKing&Prince 平野紫耀がメインキャストを務めるのは、かなりの大抜てきだが、荷が重い部分はあるだろう。そのため、初回から過去映像やホログラムで道明寺司役の嵐 松本潤を出演させるなど、援護身寸撃も万全……のはずだった。
しかし、これはサプライズ出演だったこともあり、第1話の視聴率は7.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と苦戦。特に、平野を含めたメインキャストについては、「知名度不足」「地味でキラキラ感が足りない」などという声が、放送開始前から引き続き多数出ている。
とはいえ、もともと「英徳学園の人気が低下し、生徒数が減少する中、かつてのF4時代の勢いを取り戻そうとしている」設定。ドラマも映画も続編モノはたいてい衰退?堕落した状況から始まるのが定番なのだから、「キラキラ感が足りない」のは、ドラマの世界観と矛盾していない。
だが、それよりも気になるのは、「道明寺の出演」という切り札を第1話で出してしまったことによる先細り感と、何より物語のキーとなる場面の見せ方に盛り上がりがないことだ。
『花男』で幾度となく繰り返されたのは、牧野つくしが道明寺を殴る名場面。今でもすぐに思い出せる人が多いだろう。
母親の手作り弁当を道明寺に踏まれ、臨戦態勢でぴょんぴょんジャンプするつくしの足元をスローモーションのヨリの画で見せ、これから起こりうる展開を想像させる。視聴者が「くるぞ、くるぞ」と期待する中、道明寺にパンチがクリーンヒットし、「自分で稼いだこともないガキが、調子こいてんじゃねーよ!」のセリフで、視聴者のイライラは解消される。
と同時に、これは、雷に打たれたような衝撃を受けた道明寺が「恋に落ちた」瞬間であることも明示される。
実に少女漫画らしいベタな展開を、徹底的にベタな演出で盛り上げてくれていたのが、『花男』の魅力の1つだった。
一方、『花晴れ』では、ヒロイン 江戸川音(杉咲花)が神楽木晴(平野紫耀)を「禸で殴る」シーンが登場する。これは同名の原作漫画通りの設定で、原作ではコントラストも明確でインパクトあるシーンなのだが、実際に映像を見ると、なんだか物足りない。
夜の暗いシーンで、「高級禸の大きな禸塊で殴る」ことによって、引きの画が「なんか茶色い固まり? で殴っている」くらいにしか見えないのだ。原作の「禸殴り」も禸塊だったが、ドラマでは「手から落ちそうになるくらい大きな禸」と杉咲花が会見で語っているように、大きい禸を用意してはいるが、画的インパクトが非常に弱い。
禸で殴るなら、原作と同じ禸塊で、大きさを「盛る」よりも、せめて「骨つき禸」など画的にわかりやすいものにしても、よかったのではないだろうか。
さらに、つくしの「ありえないっつーの!」に匹敵する、音の決めゼリフ「しょうもない!」も、杉咲花の台詞回しがなめらかでナチュラルであるためか、溜めがなく、決めゼリフ感が出ない。もしかしたら高い演技力がアダとなっているのかもしれない。
? また、ヘタレの晴が勇気を奮い起こし、「英徳学園を守る」ためにチンピラに立ち向かうシーンも、いただけない。
校門前で女生徒がチンピラにからまれているとき、見て見ぬフリをする晴に対して音が瀑言を吐き、自ら救いに行くのだが、「女生徒、校門前でチンピラにからまれるの図」も、「ヘタレな晴がよろけたことで偶然当たったラッキーパンチからの、つられて倒れるチンピラ仲間の図」も、ドラマ的、漫画的、さらにコント的ですらない、中途半端な陳腐さが拭えないのだ。
リアリティの有無や原作の再現度について「ドラマなんだから、そう目くじら立てなくとも」という指摘はよくある。自分もこれには同感だ。
? 特に少女漫画原作のドラマにリアリティなんてなくていいと思うし、原作通りに作ることが最善とも思わない。でも、だからこそ、もっと徹底したベタで良い、ドラマとしてのワクワク感、キラキラ感をきっちり作り出してほしいと思うのだ。
『花晴れ』の話題は少なくとも現時点では、「豪華なセット」「禸の大きさ」「道明寺の登場」などばかりで、ドラマの世界観に作り手が浸っている様子も、楽しみ尽くす覚悟も感じられないのは、どうにも寂しい限りだ。
- 12 - = =2018/4/24 17:13:40
大ヒット漫画『花より男子』(集英社)の新章となる『花のち晴れ』(集英社)は、F4が卒業してから10年後の英徳学園を舞台とした物語。主人公?江戸川音(杉咲)は、英徳学園に通いながら、ライバル校の桃乃園学院で生徒会長を務める馳天馬(中川大志)と婚約中。一方、神楽木晴(平野紫耀)率いる“C5(コレクトファイブ)”は、英徳学園の輝きを取り戻すため“庶民狩り”を行っていた。
第1話では、“隠れ庶民”であることを隠すために地味な学園生活を送ろうとしていた音が、ひょんなことからC5と面識を持つ。さらに、音のバイト先であるコンビニへ晴が郵便物を受け取りにやって来たことで、庶民であることが知られてしまう。
一方の晴もまた、“カリスマ性に磨きがかかる火星の石”など、怪しげな開運アイテムを通販で買っている“ヘタレ男子”だと音に知られることに。その事実をどうしても口止めしたい晴は、「音を自分に惚れさせて思いのままに操ろう」と考え、自宅に招いて豪勢なディナーを振る舞う。しかし音は、そんな晴の世間知らずな発言や横柄な態度に呆れ、惚れるどころか怒って帰ってしまったのだ。
「5月にCDデビューするジャニーズの新グループ『King&Prince』メンバーである平野を主要キャストに抜擢したことで、『花のち晴れ』は放送前からジャニーズファンの注目を集めていました。しかし、ファン以外は初めて平野の演技を見ることになったため、ネット上では『声が残念すぎる』『声枯れてるの? ガサガサすぎて致命的でしょ』『スピードワゴン小沢にしか聞こえない』『スリムクラブ真栄田でしょ』『おじいちゃんみたいな声だね』と、声質に違和感を抱く人が続出しています」(芸能ライター)
第2話で晴は、謎に胸がざわつくようになったのは、音に出会ってからであると気づく。そんな晴の姿を見て、いつもと様子が違うと面白がるC5の面々だったが、唯一の女子メンバー 愛莉(今田美桜)だけは、原因が気になって仕方ない様子。
その後、音の婚約者が天馬だと知った晴は、「ライバル校の桃乃園学院がどんな高校なのかを調べてみよう」と、C5のメンバーたちに話を持ちかけ、潜人調査をすることに。晴の本当の目的は天馬を偵察することだったのだが、文武両道で生徒会長も務めている完璧な天馬の姿を目の当たりにし、ショックを受けてしまうのだった。
「第2話の予告を見る限り、晴は音に恋をしているようです。不器用なりに音にアプローチする姿は決してかっこいいとは言えませんが、そんなヘタレな役だからこそ、平野の声質が『役に合ってると思う』『完璧イケメン役じゃないんだから、声が変でも大丈夫』と受け容れられているようでもありました」(同)
音をめぐる三角関係は、どのように発展していくのだろうか。次回も目が離せない。
- 13 - = =2018/4/25 10:40:41
4/25(水) 11:30配信
17日の初回放送から、SNSやネットで盛り上がりを見せている杉咲花さん主演の連続ドラマ「花のち晴れ~花男 Next Season~」(花晴れ、TBS系、火曜午後10時)。人気シリーズ「花より男子」(花男)の“新章”で、“第2の道明寺”とも言える神楽木晴(かぐらぎ はると)は、最も注目される役どころの一つ。演じているのは、アイドルグループ「King&Prince」(キンプリ)の平野紫耀(しょう)さんで、初回から、車にひかれそうになった音(杉咲さん)を“アゴクイ”で立ち上がらせたり、“普段着”という白いタキシード姿を見せるなどインパクト大のシーンを演じている。花男から手がけ、平野さんの起用理由を「スター性」と話す、瀬戸口克陽プロデューサーに魅力を聞いた。
◇平野紫耀は「潜在的に華がある人」 スター性は「訓練では出せない」
平野さんが演じる神楽木晴は、道明寺財閥と肩を並べる日本3大財閥の一つ、神楽木グループの御曹司(おんぞうし)で、伝説の4人組「F4(エフフォー)」の道明寺司に憧れて、超金持ち名門校?英徳学園高校でセレブ軍団「C5(シーファイブ)」を結成。F4の卒業から10年がたち、輝きを失いかけた学園に、かつての栄光を取り戻すべく、学園に寄付金を払えない生徒を退学させる“庶民狩り”を行っている。完ぺきな容姿で大財閥の御曹司……と、ここまでは道明寺と近いが、実はメンタルの弱い“ヘタレ男子”という秘密を持っている。
平野さんは、ジャニーズ事務所に所属するアイドルグループのメンバー。5月23日に、同ドラマの主題歌「シンデレラガール」でCDデビューする。瀬戸口プロデューサーは「このタイミングでデビューするとは」と驚いている。というのも平野さんを“見つけた”のは、今から約1年前だからだ。
約1年前は同ドラマのキャスティングを始めた頃。「晴の世代で、誰かいい人はいないかと探していたところ、平野君の話を複数の方に聞いて、何の思惑も伝えずに、帝国劇場での舞台を見に行った」という。第一印象は「かっこよく決めるところは間違いなく決める人。潜在的に華がある人」だった。
瀬戸口プロデューサーは、晴のキャスティングについて「今後大きく羽ばたいてくれそうな人と一緒にスタートを切りたい。これまでの経験よりは、原作に近いか、真ん中にいる(センターに立つ)スター性が第一条件」と考えており、平野さんが条件にぴったりと合致。「スター性は訓練では出せない。華の部分は素養として持っていなければダメなんです」と、その重要性を熱く語った。
◇天然キャラは「想定以上」 原作者もお墨付きのハマり役
晴役の難しいところは、イケメンなのに実はヘタレだというギャップの部分。初回でも、怪しげな開運グッズを買いあさったり、“ポカポカ殴り”しかできないケンカの弱さを見せたりとコミカルなシーンがあった。キャスティングの際に、コミカルな演技力は考慮しなかったのか。
瀬戸口プロデューサーは「晴は、努力が思っている方向と違う方向に行ってしまうところが笑える。(平野さんに)キャラクターを一生懸命演じてもらえれば、ヘタレ感は出るだろう。彼ならいけるということでキャスティングした」と語る。さらに平野さんはファンの間で「イケメンなのに天然ボケ」と人気を集めていたことから「期待した」部分もあり、実際に会ったことで「初めてお会いした時から天然だった。お会いして期待が確信に変わった」と想定外の天然ぶりを喜んだ。
また花男の際にも、コミカルなシーンの練習やリハーサルを念人りに行っていたといい、今回も「事前の準備は必要だと思った。(平野さんが)かっこいい演技は間違いなくできることは分かったので、こちら(コミカルなシーン)は、リハーサル期間を設けて(撮影に)人った」という。
平野さんが演じるかっこよさとヘタレを兼ね備えた晴の姿に、瀬戸口プロデューサーは「(原作者の)神尾(葉子)先生が、平野君を想定して晴を生み出したんじゃないか、晴をやるために平野君がいるんじゃないかというくらいハマっている」と太鼓判。さらに「神尾先生も(撮影の)現場で、平野君に会って『マンガから飛び出してきたみたい』と言っていました」と原作者も“お墨付き”のキャスティングであることを明かした。
第2話で音への気持ちが「恋」だと気づいた晴。今後、どんなかっこいい姿で胸キュンさせてくれるのか、どんなヘタレシーンでほっこりさせてくれるのか、注目だ。
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