大みそかに行われる「第60回NHK紅白歌合戦」(総合、後7?15~11?45)のリハーサルが29日、本番と同じ東京?渋谷のNHKホールでスタートした。初出場の人気グループ?嵐は報道陣非公開で行い、会見に臨んだ櫻井翔(27)は「デビュー10周年、最後の日にライブができていい記念」と意気込んだ。また、解散騒動に揺れる韓国の人気グループ?東方神起はマスコミの前に姿を見せずにリハーサルを行い、ピリピリムードが漂った。
60回メモリアル紅白の目玉のひとつ、初登場となる嵐のステージ演出は、31日の本番までナゾのベールに包まれることになった。午前中に行ったリハーサルでは、客席から報道陣を閉め出す完全シークレット。ベテラン勢が非公開にすることはあるが、初出場の“新人”となると異例だ。
関係者によると、リハーサルでは2階建てセットの上段部分に5人が登場して、デビュー曲「A?RA?SHI」を皮切りに「Love so sweet」「Happiness」「Believe」の4曲を約6分間にわたるメドレーで熱唱。相葉雅紀(27)が客席に降りるシーンもあったという。
リハーサル直後に5人で会見を開き、リーダーの大野智(29)は「あさって、ホントにやるんだって感じです」と夢舞台にシミジミ。相葉が「NHKホールはジャニーズJr.時代に何回か来たけど、紅白となると気持ちが引き締まります」と気合を込めれば、二宮和也(26)も「紅白という素晴らしい番組に嵐が出ていることが楽しみ」と本番が待ちきれない様子だ。
また、同じ初出場でジャニーズ事務所の後輩?NYC boysもリハーサルに臨んだ。嵐に先立っての会見では、知念侑李(16)が「嵐に負けないように頑張ります!!」とライバル宣言。後輩からの“宣戦布告”を伝え聞いた松本潤(26)は「仲良くやろうよ」と余裕の表情を浮かべた。
嵐は本番では番組終盤での登場になるが、オープニングからフル出演。国民的人気を誇るグループだけに、自分たちの出番以外にも顔を出して視聴率アップに貢献する。