人気番組「エンタの神様」に打ち切り説が浮上
●後番組は「嵐」と
宮根誠司で調整中か
お笑い芸人のネタ見せ番組にリストラが吹き荒れそうだ。先陣を切って高視聴率を記録していた「エンタの神様」(日本テレビ)に打ち切り説が浮上しているのだ。
理由は視聴者に飽きられて、視聴率が低下しているため。
かつては20%を超え、週間視聴率ベスト10の常連だったが、最近は2ケタをキープするのがやっとで昨年10月以降、1ケタに落ち込んだことが3回もあった。
最盛期の半分では打ち切りがささやかれても仕方がないだろう。仕事が減っている司会の
福沢朗にとっては痛手である。
「日テレは後番組も頭に人れているようです。月曜深夜に放送中の『嵐の宿題くん』をやめて、嵐をメーンにしたバラエティーが候補に挙がっています。『宿題くん』は
小倉智昭もレギュラーですが、新番組は小倉ではなく、東京進出に意欲を燃やす関西の
宮根誠司になるともっぱらです。宮根は5日放送の日テレの正月特番『生きるチカラ学ぶTVミヤネの仰天マネー塾』でも結果を出したから、早い段階で『エンタ』の後番組が固まる可能性もあります」(マスコミ関係者)
“元祖ネタ見せ番組”の店じまいは近いということだ。
ウッチャンナンチャンが司会の「ザ?イロモネア」(TBS)もピンチである。08年春に土曜のレギュラーになり、好調をキープしていたが、昨春に木曜に枠移動してから不振が続いている。10月以降で2ケタを記録したのは2回で正月特番も9.7%(ビデオリサーチ調べ?関東地区)にとどまった。
まだ順調なのは「爆笑レッドシアター」(フジテレビ)くらい。
大ブームになったネタ番組は有象無象のお笑い芸人の賞味期限切れとともに、消えていく運命といえる。