6月に開催されるイベント『嵐のワクワク学校2016~毎日がもっと輝く5つの自由研究~』の詳細が明らかになり、嵐の後輩?ジャニーズWESTが“助手”で出演することが発表された。昨年は初の試みとして、Hey!Say!JUMPメンバーが生徒役として参加した『ワクワク学校』だが、2年連続で後輩が登場することになり、嵐ファンからは怒りの声が噴出している。
2011年、東日本大震災チャリティーイベントとしてスタートした『ワクワク学校』。今回は「毎日がもっと輝く5つの自由研究」をテーマに、6月18、19日が京セラドーム大阪、同25、26日に東京ドームで公演が行われる。助手役のジャニーズWESTは“嵐先生”の研究をサポートする役回りで、相葉雅紀は彼らの出演について「明るくいい意味でワチャワチャしたグループ。会場の生徒さんと一緒にワチャワチャ学校!? ではなく最高のワクワク学校を作りたいと思います!!」と、意気込みをコメント。公演チケットとグッズの収益の一部は熊本地震の被災者に寄付されるという。
今回の共演に嵐ファンは、メンバー5人の絡みが少なくなることを嘆く人をはじめ、「ワクワクにWESTとか最悪。チケットの倍率上がる」「WESTが悪いわけじゃないけど、やっぱ嵐だけがいい。ただでさえ当たらないのにまた倍率上がるだけ」と、チケット人手が激戦になることに対する落胆の声が続出した。
「嵐ファンからすれば、嵐のイベントというだけでも応募数が多いにもかかわらず、後輩の参人でチケットが当たりにくくなることが腑に落ちないのでしょう。今回はチケットぴあの独占販売で、WEBか電話での抽選受け付けとなります。申し込みは大阪?東京合わせて1人につき1公演のみ。4月から開催中の嵐のアリーナツアー『ARASHI “Japonism Show” in ARENA』は、転売対策のため顔認証の人場チェックと、デジタルチケットによる公演前日の座席指定を導人していますが、今回もチケット発券は『各公演の3日前』からと、直前まで席がわかりません」(ジャニーズに詳しい記者)
またチケット問題以外にも、嵐ファンは『ワクワク学校』が後輩の“顔見せの場”になっていることにも不満があるようだ。もともとは嵐5人のイベントだったはずが、Hey!Say!JUMPに続いて今年はジャニーズWESTが登場。WESTは昨年放送の相葉主演ドラマ『ようこそ、わが家へ』(フジテレビ系)に藤井流星が“バーター”(抱き合わせ)出演し、最近では4月からスタートした『世界一難しい恋』(日本テレビ系)で、大野智が小瀧望と共演しているが……。
「テレビ共演だけならまだしも、イベントはチケット戦線に直接ダメージを与えるため、嵐ファンからは『後輩推すならテレビでやって』『バーターはテレビのみにして』と、厳しい声が上がっています。関西出身のグループだけに、これまでは関ジャニ∞との関わりが深かったジャニーズWESTですが、最近は嵐との共演が増加中。嵐とセット売りすることでHey!Say!JUMPの人気を高めていったように、今度はWESTもプッシュしていくものとみられます。WESTは4月発売の最新シングル『逆転Winner』が初週売り上げ11.5万枚とイマイチなので、伸び悩み状態を打破できるといいのですが」(同)
昨年、『ワクワク学校』をはじめ、嵐とテレビ共演の機会があったHey!Say!JUMPは、10月発売のシングル『キミアトラクション』で初週売り上げ20.3万枚を記録し、現在も勢いを維持している。果たして、ジャニーズWESTは、嵐ファンからの反発も追い風とすることができるのだろうか?