歌手?近藤真彦(53)が6日放送の『MUSIC FAIR』(フジテレビ系)に出演し、今年の抱負についてテレビ番組の司会に挑戦することを挙げたが、ネットでは一部で反対の声があがっている。
近藤は現在、『近藤真彦くるくるマッチ箱』(文化放送)など、ラジオ番組のパーソナリティーを務めているが、意外にもテレビ番組で司会を経験したことはない。
「絶対に僕、できないんですけど」と前置きしつつ、「うちの後輩たちがすごくうまくやっているので、ちょっとやりたいなと思ったのが司会」と言い、少し意欲をのぞかせた。
同番組のMC?仲間由紀恵(38)が、「歌番組とか、バラエティ番組とか?」と尋ねたところ、近藤は「できれば歌番組をやりたい。でもまず、バラエティから人っていって」と
バラエティ番組をとっかかりとしたい理由について、「歌番組はかっちりし過ぎてません?バラエティの方がちょっと崩れてて。あと、お笑いの若手の方に助けていただいたりするじゃないですか」と語ったが、最後には「ただ、絶対できません、僕は」と、二の足を踏んでいるようだった。
◆バラエティへの進出に反対多数!
かつての盟友、田原俊彦(56)が『爆報!THEフライデー』(TBS系)の司会を務め、後輩の東山紀之(51)は昨秋から大型ニュース番組『サンデーLIVE!!』(テレビ朝日系)のキャスターを務めている。
近藤の全盛期だった80年代前半とは異なり、今やかなり多くのテレビ番組にジャニーズタレントが起用されている現状とあって、自分も新たにバラエティ番組に進出したいと思ったのかもしれない。
最終的には司会は難しいと語ったにもかかわらず、女性向けネット掲示板「ガールズちゃんねる」には、司会業に進出して欲しくないという意見がかなり多く寄せられてしまっている。
「後輩の仕事を取るな」
「まわりに気を遣わせる司会者って」
「後輩たちだって努力や勉強して頑張ってるんだよ!」
「まず威圧的なキャラ直さないと。うわべだけでも優しい先輩じゃないと、これからの時代厳しいよ」
今やジャニーズの重鎮となった近藤に対し、特にジャニーズタレントなら全員気をつかうのは明らかであり、番組が面白くなくなりそうという印象が強いようだ。
◆同世代にしか需要がない?
また、30代以下の女性にとっては近藤の全盛期をあまり知らないためか、2014年末のカウントダウンコンサートに出演した際、35周年を記念したソロコーナーが長過ぎると、かなり不評だったようだ。
これが原因からか、それ以降に近藤はカウコンに出演していない。
「『関ジャム完全燃SHOW』(テレビ朝日系)でマッチがゲスト回の時、今のドームコンサートの原型は全部俺らが作った、老若男女みんなが知ってるヒット曲を持ってるとか、自慢とマウンティングのオンパレードだった」
「ジャニのカウントダウンコンサートで、マッチリサイタルになって猛烈な大ブーイングだったのに、懲りてないのかね」
若い世代に人気が無いとなると、同世代のアイドルをゲストに迎えるような番組であればまだ需要はありそうだが、果たして司会で出演することはあるのだろうか。