「Hey!Say!JUMP」の岡本圭人(25)がグループの活動を8月末で一時休止して、米国の演劇学校に2年間留学することが明らかになった。一部ではグループ月兑退の可能性も報じられたが、何とかとどまった格好だ。ところが、まだ同グループのメンバーが月兑退したがっているというから穏やかではない。所属するジャニーズ事務所は4月にも「関ジャニ∞」の渋谷すばる(36)がグループの月兑退と今年末での退所を発表したばかりでガタガタ続き。いったい“帝国”に何が起きているか。
岡本は父に元「男闘呼組」の岡本健一(49)を持ち、ジャニーズ始まって以来初の2世タレントとして、2007年のデビューから約11年間JUMPのメンバーとして活動してきた。
そんな岡本がグループを月兑退する可能性を報じたのが先週発売の「週刊文春」だった。記事では民放関係者による「本人の素行不良と海外志向が理由」で「グループのなかでも浮いた存在になっていて、特に中心メンバーの山田涼介とは折り合いが悪かった」というコメントを掲載している。
素行不良という意味では、13年に女優の有村架純(25)とのラブラブツーショット写真が流出したのを皮切りに、昨年8月には“ハメハメ”の後とみられる一般女性とのベッド写真が流出。今年4月にも関東近郊にあるという高級キャバクラ店での豪遊が報じられるなど脇の甘さを露呈してきた。結果、父譲りの端正なルックスながら、ファン人気はイマイチという微妙な立ち位置にとどまっていた。
月兑退報道とは裏腹に、結局グループに籍を残したまま海外留学するという中途半端な着地点に落ち着いた。
ジャニーズ事務所に近い関係者が明かす。
「ジャニーズはかつてのコントロール力を失っているんですよ。関ジャニの渋谷すばるの件が典型ですね。月兑退&退所という最悪の決断をしても、事務所は止めることができなかった。岡本も渋谷と同じパターンですが、今回ばかりはジャニーズが全力で阻止しました。文春のスクープになるのは面白くないですからね。なのでグループに籍を残して海外留学という妥協案になったようです」
ジャニーズ事務所としても、さすがにこれ以上月兑退者を出すわけにはいかないだろう。
だが、まだ安心はできない。実は同グループの中島裕翔(24)も月兑退したがっているという情報が業界関係者の間で取りざたされているからだ。
「中島は甘いマスクのほかに身長180センチ前後の長身を生かし、モデル業をこなしてきました。モデル仲間も多く、アイドルグループの一員として活動するのに疑問を感じているんですよ。それよりもっと個人で自由にやりたい。そんな時、岡本が月兑退するという話を聞いて『だったら、オレも…』と思ったとか。ただ、ジャニーズは引き留めているといいます」(芸能関係者)
中島といえば、16年5月、泥酔した揚げ句に痴漢行為でpoliceざたを起こしたと報じられたことが記憶に新しい。また、同年4月には女優の吉田羊(年齢非公表)との連日の“お泊まり愛”も報じられるなど、ヤンチャな一面も話題になった。
「こういうスキャンダルを起こすと、ジャニーズ事務所の幹部から厳しく叱責されるんですが、そうなるといっそう中島は窮屈に感じてしまうんですよ。『何のために普段我慢しているんだろう』と」(同関係者)
TOKIOの山口達也が強制わいせつ事件(不起訴)等で退所、関ジャニ∞の渋谷も「自分の音楽を追求するため」今年末での退所が決まっている。NEWSの小山慶一郎、加藤シゲアキ、手越祐也の未成年者との飲酒騒動と、ジャニーズ事務所はここのところ“防戦一方”。中島という“爆弾”がはじけることになれば“帝国”がさらなるダメージを受けるのは避けられそうにない。