ジャニーズには人気グループが数多いが、メディア露出度にはグループ格差がある。たとえば今現在は嵐やTOKIOなどはレギュラー番組を複数持つなど、高い露出度を確保している。しかし、一方では露出度の低いグループも存在する。だが、露出度は低いものの、再評価されているグループが存在するという。それはV6だ。
「以前は『学校へ行こう』(TBS系)が大ヒットし、露出も多かったのですが、今はソロでの活動がメインとなっており、ほかのグループに比較すればほとんどメディアには出ていません。しかし、今後は最も露出度が増すとも予測されています」(テレビ局関係者)
今の状況から最も露出度の高いグループになるとは凄まじいが、その理由は何なのか。
「当人たちの持つ才能も当然ありますが、それと同時に周辺環境が原因でもあります。ひとつはSMAPが解散したことです。さらに、その後釜と言われていたTOKIOも元メンバーの山口達也さんの問題で今後は厳しい状況が待ち構えています。不動の人気がある嵐に関してはまだ若干若いため、ある程度の年齢を迎えているV6に業界関係者の注目が集まっています」(同)
ある程度の年齢とはどういうことなのか。
「特にNHKや情報番組などの場合、見た目が若いと特に年配の方々は敬遠してしまう傾向があります。NHKの場合にはそれが顕著です。そのため、中年ぐらいの人がちょうどいいんですが、SMAPとTOKIOが担ってきたその枠を今後はV6が担っていくと言われています。全国的な知名度もありますので、帯番組などへの起用も増えるはずです。さらにNEWSなども不祥事が多いですが、活動期間から見た場合にV6は不祥事と呼ばれるものとは無縁です。その安心感もあります」(同)
たしかに長いこと活動しながらも大きな不祥事は聞いたことがない。これだけ不祥事が続くと安心感は重要なキーワードになるのだろう。