29日放送の『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)で、安室奈美恵とイモトアヤコが夢の対面を果たした。平均視聴率は21.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)をマークしたのは周知の通り。瞬間最高視聴率は、番組終盤の午後8時49~51分に記録した24.9%だった。
だが一方で、すっかり影が薄くなったのが午後7時台の『ザ!鉄腕!DASH!!』だ。
「7月8~29日の4回の視聴率は13.9%、14.0%、13.6%、13.8%。今まで日本テレビの週間視聴率ではトップ3に必ず人っていたのですが、それを逃すことも多くなってきました」(芸能ライター)
それに対し、午後8時台の『イッテQ』はどうか。8日は18.8%。15日は17.3%、22日は20.3%と、明らかに午後8時になってからチャンネルを合わせる人が増えている。
「特徴的なのは『DASH』の裏番組の視聴率が上がっていないのに『DASH』だけ数字が下がっているということです。テレビ朝日が不定期で放送する『所&林修のポツンと一軒家』が2ケタをマークすることもありますが、裏番組が強くなったわけではありません。単に視聴者が『DASH』を見ないようになったのでしょう」(同)
対して、『イッテQ』の裏はNHKの大河ドラマ『西郷どん』。毎週11~12%と低調だが、2ケタには必ず乗せてくる。そんなライバルが裏に控える中でも20%を超えるのは、『イッテQ』が力を持っている証拠だろう。
元TOKIOのメンバー?山口達也氏が強制わいせつの容疑で書類送検されてから初のオンエアとなった5月13日の回は20.8%を記録した。あれから3か月近く経つ。事件を思い出して視聴者が離れているのか?
「山口さんはDASH島の作業やDASH海岸での調査には欠かせない人物でした。今、それが立ち行かなくなっていることが、番組の人気を鈍らせている原因でしょうか」(同)
今後の『DASH』はどうなるのだろうか……。