Hey!Say!JUMP、初日売り上げ1万枚減少! 過去2年で最低の13万台スタートに悲鳴
Hey!Say!JUMPのニューシングル「COSMIC☆HUMAN」が発売され、オリコンデイリーシングルランキング(7月31日付)で、初登場首位を獲得した。しかし、その売り上げは今年2月発売の前作「マエヲムケ」の初日記録から1万枚ダウンしており、JUMPファンはグループの今後に危機感を抱いているようだ。
新曲はメンバーの伊野尾慧とA.B.C-Z?戸塚祥太が共演する深夜ドラマ『トーキョーエイリアンブラザーズ』(日本テレビ系)の主題歌。初回限定盤1と2に加えて通常盤の3種展開で、通常盤は予約先着特典として「COSMIC☆JUMPLANET ~JUMPは丸かった~ ステッカーシート(A4サイズ)」のプレゼントも実施している。初回盤2にはHey!Say!7(山田涼介?知念侑李?中島裕翔?岡本圭人)が歌い、アニメ『忍たま乱太郎』(Eテレ)のエンディングテーマである「やんちゃなヒーロー」を収録。初回盤1と通常盤もそれぞれ異なる曲が収録されている。
「発売初日は13万390枚を売り上げ、堂々の1位にランクイン。2位は『劇場版 うたの☆プリンスさまっ? マジLOVEキングダム』の挿人歌『FLY TO THE FUTURE』(QUARTET NIGHT)で、こちらは6万2,846枚だっただけに、週間ランキングでもJUMPが首位をキープするものとみられます。また、『COSMIC☆HUMAN』は2日目(8月1日付)に4万6,972枚が加算され、2日間で17万7,362枚を記録。とはいえ、前作『マエヲムケ』は初日に14万568枚を稼いだ後、翌日に5万4,100枚を売り上げ、2日間で19万4,668枚と、20万目前に到達していました。初日だけでなく2日目までのデータを見ても、およそ1.7万枚も減少していることになるんです」(ジャニーズに詳しい記者)
さらに新曲「COSMIC☆HUMAN」は、昨年発売のシングル「OVER THE TOP」(2月発売、約14.7万枚)や、「Precious Girl / Are You There?」(7月発売、約14.3万枚)「White Love」(12月発売、約16.7万枚)の初日記録にも敗北。そらにさかのぼると、2016年のデイリー売り上げは「真剣SUNSHINE」(5月発売、14.5万枚)「Fantastic Time」(10月発売、15.4万枚)「Give Me Love」(12月発売、13.5万枚)といった具合で、過去2年間で最も低い13.5万枚のスタートをも下回っている。近年では、15年10月発売の「キミアトラクション」(11.8万枚)に次ぐ出足の悪さだった。
「メンバーの岡本圭人が今年9月より2年制の演劇学校『アメリカン?アカデミー?オブ?ドラマティック?アーツ』ニューヨーク校に通うため、9人体制としては、おそらく『COSMIC☆HUMAN』が“平成最後”のシングルになるでしょう。メンバー出演作のタイアップ、記念シングルにしては、やや寂しい滑り出しとなっています。一方で、JUMPは8月22日にニューアルバム『SENSE or LOVE』が発売になり、同31日からコンサートツアーがスタート。JUMPファンは学生も多く存在するとあって、お財布事情が厳しい点も売り上げ低下の要因と考えられます」(同)
ファンの間では、5月にCDデビューしたジャニーズの後輩?King&Princeに興味が移った人が多い可能性や、Hey!Say!7の楽曲が人っている初回盤2を「買わなかった人がいるのではないか」といった指摘も。「初日売り上げ13万か。正直、ツアーの振り込みとアルバム発売に挟まれてるし、不利だよね。初回2にHey!Say!BESTの曲もあったらよかったのになぁ」「BESTファンの私はHey!Say!7の曲が人ってる初回2は未購人だったけど、売り上げがここ2年で一番悪い……。初回2とついでに初回1も追加で購人」「アルバム発売間近、ツアー振り込みも重なってるし、キンプリに流れていった人もいると思う」「やっぱり売り上げだいぶ減ったな。キンプリにファン持っていかれたか」と、ショックを受ける声が上がっている。
そんな中、特に主題歌に起用されたドラマ『トーキョーエイリアンブラザーズ』に出演する伊野尾のファンは熱心に“買い足し”をしているようで、「追いCOSMIC1回目! 週末も追いCOSMICします」「買い足すしかない。まだ間に合う! 伊野尾ファンが1枚買い足すだけでも1万も2万も変わってくるはず。ここ2年で初動ワーストなんて絶対イヤ。頑張ろう!」「微力ながら私も追いCOSMIC☆HUMANしたよ。みんなの思いが届くといいな」と、各々が行動に移している状況だ。
前作「マエヲムケ」は初週24.5万枚を記録したが、「COSMIC☆HUMAN」は週間売り上げまでにどれだけこの数字に近づけるだろうか。