ジャニー喜多川社長、史上最大40人グループ構想…東京五輪2020年へJr.メンバーで結成
10/7(日) 4:00配信 スポーツ報知
前列左から「A.B.C―Z」の五関晃一、河合郁人、橋本良亮、戸塚祥太、塚田僚一、中列左から「5忍者」の元木湧、川崎皇輝、ヴァサイェガ渉、北川拓実、内村颯太、後列は新ユニット“候補生”
ジャニーズ事務所が、2020年の東京五輪?パラリンピックに向けてJr.メンバーによるユニット「トゥエンティー?トゥエンティー」結成プロジェクトを本格化させることが6日、分かった。ジャニー喜多川社長(86)が、事務所第1号アイドルの軌跡をたどった舞台「ジャニーズ伝説」(7~29日、日生劇場)の公開稽古前にスポーツ報知などの取材に応じて明かした。
舞台開幕2日前、ジャニー氏の一声で9人のJr.が集められた。この日から全体稽古に参加し、急きょ劇中に「5忍者」を含めたJr.だけのシーンも盛り込まれた。その9人を最初の“候補生”に年内に計20人、来年以降にさらに20人を加え、最終的に同事務所で過去最大の40人組とするという。
「―伝説」は事務所第1号グループの実話舞台。ジャニー氏は当時から4人を米留学させるなど、海外に目を向けてきた。今回のプロジェクトは東京五輪パラ開催が決まった13年から構想を練ってきた。「今は昔より才能のある子たちが多い。世界に通用するグループを作りたい」。大会期間中に同ユニットだけの舞台を上演して海外に向けてアピールをしていく考えだ。
ジャニー氏の力の人りようは、舞台座長の「A.B.C―Z」も感じている。開幕直前にJr.が加わったことに、河合郁人(30)は「久々に『ユー、やっちゃいなよ』というのを見ました」と熱に触れ、橋本良亮(25)も「ジャニーさんが『(今作を)早く見たい、見たい』と。プレッシャーですよね」と2日間の稽古で舞台に臨む後輩の奮闘を刺激にした。
ユニット名称の正式表記などは、報道陣に「みなさんで考えていただきたい」と笑った。「絶対成功します。やってみせますよ、必ず」とジャニー氏。“初代”の誕生から半世紀以上たっても、スター育成にかける情熱は衰え知らずだ。