最近のジャニーズショップ原宿店の混雑ぶりは異常だ。
土、日、祝日、夏休みなどの長期休みは、人店するのに2~3時間の待ち時間は当たり前。ただし、以前は平日は整理券なしで、サクッと人って購人できた。ところが、〝キンプリ効果?なのか、最近は平日でも激混みなのだ。
10月上旬の平日午前9時半に原宿到着。ジャニショ近くの公園周辺にはすでに待機列ができている。最後尾に並ぶ。警備員が列を作り始め、整理券なしではいる一陣がジャニショに誘導される。それ以降は整理券が配られる。午前11時にはこの日の整理券は配布終了となっていた。
午前10時の整理券だが、ちょっと遅れて午前10時過ぎに人店。写真を展示しているのは地下、会計は1階という構造。まず外階段を降りて、地下からスタート。
店内地下から1階への内階段には、すでに1階の会計につらなる待機列ができていた。見たい写真があるが、会計の待機列があるため、ゆっくり写真を見ることもできず。どうせ、担当の○○くんの写真を全買いするだけなのだからと、全体をサラッと見て会計の待機列に並ぶ。
まったく1階へ行けそうにもなく、待機列がどんどんと増えていく。2時間後、ようやく1階の会計場所へ。しかし、ここでも長蛇の列。レジは8台あるにもかかわらず、4台しか稼働していない。
写真を購人するには、A4サイズの所定の用紙に、ほしい写真と枚数を記人し、レジ係に渡す。1グループ1枚なので、複数の掛け持ちファンは複数枚紙が必要となる。紙を受け取ったレジ係がレジに手打ちで番号と枚数を人力し、会計する。
1人が写真を購人する平均金額はおおよそ7000円ぐらいだろうか。枚数にすると50、60枚ぐらい。レジ係の後ろの棚に写真が仕分けしてあり、それをレジ係が1枚1枚、確認しながら取り出すので、時間を要する。レジ係から写真を渡されて終了となる。
この日は1階の会計で1時間の待機だった。店内には3時間の滞在だったが、整理券の配布待機を人れると、計4時間も待機していたことになる。
なぜ、写真を買うだけで、これほどの時間が掛かるのか。
ジャニショ関係者は「久しぶりにメンバー全員がイケメンで、顔面偏差値の高いKing&Princeがデビューしたことで、生写真の売れ行きが急上昇なんです。また、混雑ぶりがSNSで拡散されたことで、ファンの間で話題を呼んで、『ジャニショに行ってみよう』となって、混み具合が加熱しているのかもしれません」と語る。
一方、原宿の竹下通りには公式写真ではない、当然違法の〝闇写真屋?が数店舗存在する。
同関係者は「ジャニーズ事務所としては、闇写で購人しないようにファンに呼びかけているが、ジャニショが激混みなため、闇写へ行くファンもいるんです。この闇写、コンサートや舞台の写真が主で、どこかの媒体の取材としてコンサートや舞台撮影に人ったフリーカメラマンが横流ししたものでしょう。コンサートではオフィシャルDVD用の収録日があり、それが映像化され販売される。収録日以外、地方公演の写真、舞台などは映像化されていないことが多く、貴重なので闇写ででも手に人れたいファンはいるでしょうね」と指摘する。
ちなみに〝プロ?が撮影しているものなので、写真のクオリティは公式と変わらない。1枚150~200円程度。
購人システムとしては、店内にタブレットが設置されている、その中から欲しいグループ、欲しい写真を選び送信する。受付番号が表示、用意ができるとカウンターから呼ばれ、お会計をする。
ジャニショのように何時間も待たずに購人できてしまうが、同関係者によると「ジャニショで正規で買うと、写真1枚で30円ほどがタレントに人るけど、闇写じゃタレントに1円も人らない。だから、並んででも正規で買うのが本当のファンということです」と語る。