ジャニーズ事務所(2012年撮影時の外観/「Wikipedia」より/Eurotuber)
10月11日に発売された「女性セブン」(小学館)が、毎年恒例で行われてきた、KinKi Kidsの年末年始コンサートが緊急中止になったと報じた。それを受けて今、堂本光一と堂本剛の2人に「解散」危機の報道まで持ち上がっている。
「昨年、結成20周年を迎えたKinKiでしたが、その記念ドラマとなった『ぼくらの勇気 未満都市2017』(日本テレビ系)の撮影中、剛は重度の突発性難聴を発症して人院しました。その後、昨年7月に行われた結成20周年記念コンサート『KinKi Kids Party!~ありがとう20年~』も、光一ひとりでステージに立ち、剛は別室から映像出演と、たびたび体調不良によって欠席する事態になっていたんです。以降も、剛の体調がなかなか回復せず、年末年始コンサートも中止せざるを得なかったみたいです。それを受けて、“療養優先”で活動をしばらく休止する方向で調整に人ったと聞いています」(テレビ局関係者)
しかしながら、今年5月には、堂本剛のソロプロジェクトである「ENDRECHERI」が再始動している。最新アルバム『HYBRID FUNK』をリリースし、コンサートツアーも開催された。
「体調不良は本当の話です。ただ、もともと光一と剛の間に方向性の違いがあったことも確か。舞台を中心に活動している光一と、音楽を突き詰めたい剛。そこにきて剛の体調が悪化したことで、このまま活動を続けていくことが難しいのではないか、という話が持ち上がっているという話も聞こえてきます。9月にタッキー&翼の解散が発表された際、ジャニー喜多川社長としては、今井翼が完治するまで面倒を見るつもりだったみたいですが、翼がジャニーズを辞めたいと言いだした。KinKiについても、同じ道をたどる可能性はないとはいえず、最悪の場合、解散もない話ではないかもしれません」(週刊誌記者)
だが、「解散はしたくても、させてもらえないはず」と月刊誌編集者は続ける。
「今年は特に、TOKIOの山口達也の騒動を皮切りに、関ジャニ∞から渋谷すばるが月兑退?退所、タッキー&翼の解散と滝沢秀明の芸能界引退と、とにかく事務所としては明るくないニュースが続きました。そこにきて、KinKiまで解散するとなっては、ダメージが大きすぎますから、なんとか解散は避けたいはずです。活動休止の発表についても、少なくとも年明けまでは正式な発表はないと思います」
ジャニーズファンにとっては、激動の年となった2018年。果たして、今年最後の爆弾ニュースがあるのかないのか――。
(文=編集部)