「今井と共演した後に『はー、疲れた』とため息を漏らして現場を後にする後輩はたくさんいます。現場でマネージャーをこき使っている姿を見ている上に、今井は常に上から目線で物を言うので、苦手としている後輩は大勢いますよ。その反面、滝沢は後輩をまとめるのが上手で、共演時にも『怖がるな! 何でも言ってみろ。失敗したら俺たちがフォローするから』といつも言ってるんです。もちろん滝沢は、今井のようにマネージャーを使わずに、自分で何でもやりますし。真逆の2人だからこそ、今井が悪目立ちしてしまうんです」
そして、昨年10月発売の「週刊文春」(文藝春秋)にて、今井が酒に溺れメリー副社長にたてついたと報道された時や、2012年にスポーツ紙にて、今井が滝沢のソロデビューに納得できず、事務所幹部に「なぜ自分はソロデビューできないのか」と詰め寄ったと報じた時など、今井が事務所幹部を怒らせた後には、いつも滝沢が代わりに幹部に頭を下げることで和解してきたという。
「今回の無期限活動休止は、今井の自業自得です。でも、2人組はどうしても比べられますし、今井は常に『何で滝沢だけ』と滝沢に劣等感を抱いていたことも事実です。以前から、後輩を含む事務所タレントの多くが滝沢のことを『タッキー』って呼ぶんです。もちろん今井も呼んでいたのですが、タッキー&翼でデビューした後には『滝沢』呼びに変わって、態度も変わりましたから。滝沢もグループのために本当に頑張っていましたが、活動休止したことでお互いに余計なストレスが軽減されたと思いますよ」
当初、ジャニー喜多川氏は滝沢のソロデビューを計画していたが、滝沢から「デビューするなら翼と一緒が良い」と事務所に希望したことで生まれたタッキー&翼。いつか活動を再開し、個々にスキルアップした2人を見ることはできるのだろうか。
(夏木バリ)