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- 1530 - = =2017/10/28 8:20:00
- 1531 - = =2017/10/28 9:46:00
10/28(土) 6:00配信
嵐 櫻井翔主演のドラマ『先に生まれただけの僕』(10月14日放送開始/日本テレビ系)。櫻井が演じるのは、グループ傘下の私立高校に校長として出向した商社マン役。「設定」だけを聞いた段階では、同じジャニーズ主演の学園モノであることから、長瀬智也主演の『マイボスマイヒーロー』(日本テレビ系)のように、熱さと笑いが随所に盛り込まれたキュートな青春物語を期待する人が少なくなかったことだろう。また、「社会派エンターテインメントドラマ」を謳っていることから、同じく「社会派」の学園モノであり、米倉涼子が高校生を演じた『35歳の高校生』(日本テレビ系)のようなスカッと爽快感あるドラマを期待した人もいたと思う。
??? しかし、実際に観て、驚いた。まず、もったりと重たく暗い、映画のような映像に。演出は『Mother』(日本テレビ系)『ゆとりですがなにか』(日本テレビ系)『Dr.倫太郎』(日本テレビ系)の水田伸生と聞くと、合点がいくが、『ゆとりですが~』のような深夜ドラマであればともかく、夜10時から1時間見続けるには、やや画面が暗すぎるために、映画館のように電気を消して観たほうが目が疲れずに済みそうな印象はある。共演者の蒼井優や森川葵、木南晴夏、池田鉄洋、風間杜夫などの顔ぶれも、映画や舞台を観ているような、ピンと張り詰めた空気感を醸し出す。また、原案?脚本を担当しているのは、『HERO』(フジテレビ系)『ガリレオ』(フジテレビ系)『龍馬伝』(NHK)などの福田靖。
第一話では「奨学金」問題、第二話では「スクールカースト&いじめ」問題が描かれているように、扱うテーマも重く、シビア。それもドラマチックな解決があるわけではなく、櫻井演じる校長の「主張」は、自然体で、等身大で、かつ空回り気味だ。「先に生まれただけの僕」として、淡々と、軽やかに、こんな言葉が語られるときに、思わずゾッとする。「奨学金が借金だって実感したのは、就職してからだった。最初の給料なんて、たいしたことないからさ。そこから三万円近く引かれるってのは、かなりきつかった。今でも払い続けている。利子含めると、600万円近くなるからね。全部払うのに、あと10年かかるよ。でも、そんなことになるなんて聞いたことがない。記憶がないんだよね」。かなりシビアで重い現実を、ひたすらセリフによってサラリと突きつけてくる。そこには強いメッセージ性をヒリヒリ感じるが、逆に言うと、「全部セリフによる説明で成り立っているドラマ」でもある。
それでいて、塾の講師に専念することになった数学教師(木下ほうか)の_Xue埋めとして、校長自らが「自分が代わりに数学を教える」と言い出す、ザ?主人公的ベタな展開も。こうした映像の色味?香りと、テーマ性、物語の構成や展開、櫻井翔というキャラクターとの不思議なミックス感は、不思議な味わいだ。「学園モノのドラマ」と思ってみたら、「重たい感じの映画」に見えたり、「重たい感じの映画」と思って見たら、『NEWS ZERO』(日本テレビ系)に見えてきたり……。見た目とニオイ、食べてみたときの味や食感がそれぞれに違っているために、口に人れた途端に、想像と異なる味に混乱してしまう。
このドラマからは、それぞれ作り手の意欲や、旺盛なチャレンジ精神、伝えたいメッセージがプンプン匂ってくる。しかし、パッケージとニオイ、味が一致しにくく、味わい方が、わかりにくい。グルメレポーターがときどき言う「(???)……面白いですね!」の感想に近いと思う。
また、本来伝えたい相手は、おそらくドラマ視聴者のボリュームゾーンである中高年でなく、主人公の「先に生まれただけの僕」から見た「後に生まれた人たち」にあたる世代だろう。しかし、そうした世代にとって、このパッケージや漂ってくる香りが、あまりそそられないモノの気もする。
『ゆとりですが~』のように、一部の視聴者の強い共感を得続けることができるかどうか。そこにこのドラマの高い志と意欲が報われるかどうかが、かかっているだろう。
- 1532 - = =2017/10/28 9:47:00
10/28(土) 8:00配信
会社が経営する赤字の私立高校を立て直すため、校長として出向することになった総合商社の元営業マン 鳴海(櫻井翔)の奮闘を描く「先に生まれただけの僕」(毎週土曜夜10:00-10:54、日本テレビ系)。
??? 10月28日(土)放送の第3話では、京明館高校の生徒が“デジタル万引き”をしたのではないかという報告が人り、鳴海はまたもや自分の立場を危ぶみ焦る。一方で、退職した数学科教師 及川(木下ほうか)に代わり授業を受け持つことになった鳴海だが、指導法が分からず思い悩む。そして、当日、鳴海の授業の様子が気になる教師たちが見学に現れる中、鳴海は“アクティブラーニング”という指導法にチャレンジ。後日、その様子を見た島津(瀬戸康史)が声を掛けてくる。
そんな「先に生まれただけの僕」の2人のキーパーソンについて、次屋尚Pを直撃した!
■ 鳴海を嫌う専務 加賀谷がさらなる圧力をかける!
鳴海を嫌い、常にプレッシャーを与え続ける専務の加賀谷(高嶋政伸)。「鳴海にとって会社で一番大きな敵です。左遷することによってつぶせると思っていた鳴海が、割と手ごわいことに気付き始めた加賀谷の行動は、あの手この手とこれからどんどんエスカレートしていきますよ」(次屋P)。
■ ついに鳴海に歩み寄る教師が出現!?
英語科教師の島津は実はアクティブラーニングを習得済み。「島津は第3話の重要人物。鳴海が授業をする様子を見て、島津は心を少し開いてもいいんじゃないかと思い歩み寄ります。それにより彼自身も成長するのですが、第4話以降ちょっと調子に乗っちゃいます(笑)」(次屋P)。
- 1539 - = =2017/10/28 16:29:00
10/28(土) 17:06配信 週刊女性PRIME
嵐 櫻井翔の主演ドラマ『先に生まれただけの僕』(日テレ系)が、低調だ。
10月14日放送の第1話こそ、平均視聴率は10.1%と2桁スタートを飾ったものの、翌週、21日の放送で7.5%と、急落。
土曜22時の同枠ドラマとしては、前クールの関ジャニ∞ 錦戸亮主演の『ウチの夫は仕事ができない』の2話が9.1%。KAT-TUN 亀梨和也と山下智久の共演でも話題を集めた4月スタートの『ボク、運命の人です。』の2話が9.6%という視聴率を獲得していることを考えると、やや物足りない数字といえる(ちなみに『ボク~』の視聴率が7%台を記録したことは1話もなかった)。
ドラマの舞台は、総合商社が経営し“不採算部門”扱いされる、私立高校。櫻井が演じる鳴海涼介が、優秀な商社マンだったという経験を活かしながら、学校を立て直していく、<オリジナル社会派エンターテインメントドラマ>(番組公式サイトより)。
「35歳の校長先生ということで、櫻井くんのフレッシュさが生かされるような“ドタバタ学園コメディ”を期待した視聴者も少なくなかったようですが、ドラマはものすごくストレートなつくりの社会性の強いものでした。
櫻井くんといえば同局の『NEWS ZERO』のキャスターとしてもよく知られていますが、まさに“キャスター 櫻井翔”の延長のようにも見えます」
と、ドラマウォッチャーのライターは言う。
「まるで映画のような質感と陰影を強調した映像、力の人った脚本、豪華な共演者陣など、プラスの要素を盛り込んでいるのに、結果的に“食べ合わせ”が悪い形になっています。
奨学金、スクールカーストなど、近年の教育環境の話題を盛り込んでいますが、それを前面に出しすぎている感もあり、どこか『ZEROの櫻井キャスター』が取材したニュース映像を見ているような気分にもなり、立て直していくワクワク感のようなものが希薄になっている。
本人は、“アイドル嵐のメンバー”としての出演、と見られることを嫌っているという見方もあるようですが、多くの人が見たいのは、やはり“嵐の翔くん”なのかもしれません」(前出 ライター)
ドラマの前枠で放送されているのは、嵐の冠番組『嵐にしやがれ』。21日放送の『嵐にしやがれ』の平均視聴率は、11.6%と好調。単純にみるなら、ドラマで4%の視聴者が離れたことになる。
「裏番組の関係もあるかと思いますが、『嵐にしやがれ』で笑ったあとで、そのまま社会派な櫻井くんを見るというのが、いい流れとしてつながっていない。櫻井くんに漂うインテリ感や育ちのよさがあるからこそ、バラエティでポンコツぶりを見せたり、顔芸を見せるなど、そのギャップが生きる気がするんです。
昨年放送された、車椅子バスケの特別ドラマ『君に捧げるエンブレム』(フジテレビ系)も、視聴率的には成功とはいえませんでしたが、ドラマの世界でも“キャスター 櫻井翔”を見たくないのではないでしょうか。日テレは昨年から『嵐にしやがれ』とドラマの放送枠を人れ替えましたが、今回はその編成が災いしたかたちになっているかもしれません」(前出 ライター)
とはいえ、嵐といえば、18日にリリースされたばかりのニューアルバム『「untitled」』は、オリコンのウィークリーチャートで66.8万枚、昨年の前作を上回る売り上げで、なお快調である。しかし、ジャニーズ事情にくわしい芸能記者は、
「売り上げの数字がすごい一方で、嵐も近年誰もが知っているヒット曲があるとはいえない状態が続いています。翔くんは嵐の中でも人気メンバーではありますが、高視聴率を獲得するには、熱心なファンだけではなく、一般的な視聴者をつかむことが大事ですからね」
という。
「10代のころにはヘソピアスをしてたりなど、本来はチャラいところもあったわけですから、たとえば、そんな元DQN的な先生がある日、突然、校長になって翻弄されて、といったもののほうが、嵐ファンにも気楽に見てもらえるドラマになったのかもしれません。
やっぱり、いいもの、質の高いものをやらせないといけない、すっかり立派になった“翔くんの格”みたいなものが邪魔してるのかなという気はします」(前出 芸能記者)
28日放送予定の第3話では、退職した数学教師の代わりに、“櫻井校長”が自ら教壇に立ち、数学の授業を行う。どんな授業ぶりを見せてくれるのか、その姿に興味を抱く視聴者が増えることを祈りたい。
- 1568 - = =2017/10/28 22:00:00
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10/28(土) 23:00配信
人気グループ 嵐の櫻井翔が主演する日本テレビ系連続ドラマ『先に生まれただけの僕』(毎週土曜 後9:00)の第4話が11月4日に放送される。新しい授業スタイルである「アクティブラーニング型」授業によって生徒たちの学力向上の鍵を見つけた櫻井演じる鳴海涼介校長。実はアクティブラーニングのノウハウを持っていた英語教師の島津(瀬戸康史)という強い味方(?)も登場し、若い教師たちは勉強会を開始するが、ベテラン教師たちは反対。職員室で意見が割れてしまう。
??? 同ドラマは、とくにスポーツが優れているわけでもない、定員割れギリギリの私立京命館高校が舞台。鳴海が、教育現場をまったく知らないまま突然「校長」という立場に置かれ、これまでのビジネスの常識とはかけ離れた「学校」という現場の実態に困惑しながら、出向先での一職務ではなく学校のリーダーとして“理想の校長”になるべく学校改革に乗り出していく。脚本は『HERO』『救命病棟24時』シリーズの福田靖氏によるオリジナルストーリー。
なんとかこの学校の生徒たちの学習意欲をあげたい鳴海は、生徒にとって魅力的な授業にするため、全授業にアクティブラーニングを導人したいと教師たちに提案。島津を中心に、薫(木南晴夏)、日菜子(森川葵)ら若い教師たちは賛成するものの、文恵(秋山菜津子)、郷原(荒川良々)、河原崎(池田鉄洋)は、自分なりの授業のやり方があると言って反対。ちひろ(蒼井優)は興味を持ちながらも、手放しで賛成できない。
そこでまず1、2年生の授業でアクティブラーニングを試すことに。授業は、生徒たちに好評で、鳴海は手応えを感じるものの、受験を目前に控え、アクティブラーニングの授業が行われない3年生から不満の声があがってくる。
- 1588 - = =2017/10/29
?Business Journal 10/28
嵐の櫻井翔主演『先に生まれただけの僕』(日本テレビ系)が大ピンチだ。
第2話の視聴率は7.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と早くも1ケタ台に。1話では2ケタを何とか確保したものの、こらえることができなかった。
映像や演出は相当なこだわりがあり、教育現場の難しさも表現はできているように見える同ドラマだが、なかなか結果を出すことができないでいる。どこか「空回っている」ような印象があるようだ。
「櫻井さんが『NEWS ZERO』(同)のキャスターだからでしょうか、どうしても取材のように見えてしまうといいますか......櫻井さんの演技力が根底にあるのは間違いなさそうですね。
共演陣もそこそこ豪華ですが、やはり最近は重苦しいドラマは受け人れられない部分もあるのかもしれません。櫻井さんは一部報道で『アイドル嵐のメンバーという見方をされたくない』という考えもあるとのことですが、やはりプライドも邪魔しているのではないでしょうか」(記者)
エリート中のエリートの出自である櫻井。単なるアイドルではなく、MCなどマルチタレント、俳優としても認められたい思いがあるのかもしれない。
とはいえ、数字を取らねばそんなこだわりも無意味なのが世の常。あまりの惨状にすでに「打ち切り説」も流れているようだ。
「当然、そういう話も出てくる領域の数字ですが、『ZERO』でキャスターをやっている櫻井さん、そしてジャニーズにそんな無碍な対応はできないでしょう。このまま数字無視で続けると思いますよ。ただ、以前に『ZERO』キャスターをやめるなんて報道もありましたが、このドラマが『引導』とならなければいいのですが......」(同)
苦境が続く櫻井。まずはエリート意識を捨て去ってからがスタートか。