- 18209 - = =2016/8/14 13:11:00
デイリースポーツ?8月14日(日)5時0分配信
今年でデビュー25周年を迎える国民的グループ?SMAPが、12月31日をもって解散することが13日、分かった。デイリースポーツの取材に対し、所属するジャニーズ事務所が認めた。今年5月以降、複数回の協議を重ね、休養も打診されたが、今月10日に過半数のメンバーが「休むより解散したい」と申し出て、翌11日に事務所が受け人れた。5人は9月の契約を更新しており、ジャニーズ事務所に残留。2017年以降はソロ活動を続けていく。
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わが子のように育ててきたジャニー喜多川社長でもSMAPの解散を止めることができないほど、心の溝は深いものだった。
ジャニー氏は自らの言葉で解散を否定した5月以降、積極的にメンバーと対話を続けてきた。「最も多くのコンサートをプロデュースした人物」などのギネス世界記録を持つジャニー氏自ら「ファンが待ち望んでいるからエネルギーをSMAPにぶつけたい」と25周年を祝うコンサート、イベントの演出に意欲を見せるほどだった。
演出やトークの仕方などデビュー前からエンターテインメントをたたき込んだ社長の呼びかけに、メンバー全員が応じて協議を続けてきた。“父”のような存在であるジャニー氏との話し合いでも、グループ活動の限界とソロ活動への思いを覆すにいたらなかった。
10日に過半数が解散を申し出たことに、ジャニー氏はがっくりと肩を落としたという。それでもメンバーの意見を尊重したようで、今後は「5人は自分が育てた。生涯、自分の子供。個人活動に切り替える。グループだろうがソロだろうが自分は同じ愛情を注ぐ」と、5人の個人活動をサポートすることを決めている。
ジャニー氏の思いを知っても、SMAPは解散へと傾いた。周囲の話では、小学校時代からSMAPとして活躍した香取は騒動後に「虚月兑感があった」そうで、SMAPとしてやりきった様子だったという。年下3人が示した解散意志を年上2人も覆す気力がないほど、SMAPは疲弊していたようだ。
解散意志のあったメンバーは「ファンにうそをつけない。休業という言葉をつかってファンに期待を持たせるのはファンに対して失礼」という考えが強かったようだ。25年支えたファンのことを思うのならば、1月の危機を乗り越えながらも自らの意志で解散を選択した本音を、会見やファンが集うイベントを設け、本人たちの口からはっきりと語り尽くすべきではないだろうか。(ジャニーズ担当?上野明彦)
- 18273 - = =2016/8/14 15:50:00
サンケイスポーツ?8月14日(日)5時0分配信
1月にFen_Lie、解散危機騒動が表面化した国民的グループ、SMAPが12月31日をもって解散することが14日未明、ジャニーズ事務所から発表された。なぜ、SMAPは解散しなくてはならなかったのか。一番大きな要因として考えられるのは、木村と香取の確執だ。
昨秋からグループは、元チーフマネジャー、Iさんの独立計画に同調した中居、稲垣、草なぎ、香取と、ジャニーズ事務所に残留することを決断した木村の4対1に分かれ、1月13日に解散危機にあることが表面化した。
その後、ファンによる代表曲「世界に一つだけの花」の購買運動などを受けて、同18日にフジテレビ系「SMAP×SMAP」(月曜後10?0)でメンバーは生謝罪し、グループ存続宣言。事態は収束へと向かった。
しかし、Iさんは騒動の責任をとって事務所を退社。これに一番ショックを受けていたのが香取だったという。香取にとって、中学生のころから母親のように面倒を見てくれたIさんを木村が裏切ったように映ったのかもしれない。香取は、木村との会話を一切しない状況が続いたという。
2人が関係修復をできぬまま、事務所サイドがツアー開催をメンバーに打診。関係者は「メンバーの気持ちに揺れはあった」と明かすが、2008年以降、SMAPのライブ演出を担当する香取が開催を頑なに拒否。ジャニー社長の説得にも応じず、25周年ツアーは幻となった。
メンバー間に一度できた溝は大きく、スマスマの収録前には、香取が本番直前に控えるスタジオ横の前室で過ごし、他のメンバーはそれぞれの楽屋で過ごすことが多かったという。収録本番以外でメンバーが会話を交わすことはほぼなく、雰囲気の悪さゆえ、騒動前に行われていた観客を人れての収録も、騒動後は一度もなかった。
6月には、8カ月ぶりに届いたファンクラブ会報で木村だけが解散を否定するコメントを寄せていたが、他の4人は具体的に言及しなかった。
ただ、中居はリーダーとして、グループ活動を積極的にはできなくともSMAP存続を願った。メンバーの関係修復を図り、「ジャニーズを辞めたい」と周囲に漏らすこともあった香取を翻意させたという。
事務所は活動休止の方向で話を進めようとしたが、香取らが「期待させるのはファンに失礼だ」と、解散を主張。稲垣と草なぎも同調し、活動休止ではなく“解散やむなし”に舵は切られた。メンバー間にできた溝は、あまりに大きすぎた。