2018年4月期スタートの春ドラマも1ヶ月が経過。そろそろ満足度が上昇傾向にあるのか、低迷しているのかが見えてくる時期である。
テレビウォッチャー(毎日2400人から回収)の満足度調査によると今期ドラマ満足度ランキングは以下のようになった。(5月9日集計)
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1位 満足度4.114 「孤独のグルメSeason7」
2位 満足度3.880 「家政夫のミタゾノ」
3位 満足度3.840 「おっさんずラブ」
4位 満足度3.837 「ブラックペアン」
5位 満足度3.762 「コンフィデンスマンJP」
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上位3作品を深夜帯のドラマが独占した。
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「孤独のグルメ」はテレビ東京で放送されている松重豊主演の人気シリーズである。常に高満足度を記録し続けており、今回のSeason7でも好調をキープしている。
2位の「家政夫のミタゾノ」と3位の「おっさんずラブ」はテレビ朝日が23時台から放送している深夜ドラマである。
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「孤独のグルメ」は主人公の井之頭五郎(松重豊)が仕事終わりに個人が営む飲食店に訪れ黙々と料理を食べるというシュールな演出となっている。黙々と料理を食べながらも心の中で呟く声に共感が集まっている。
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「家政夫のミタゾノ」は、TOKIOの松岡昌宏が女装をしながら家政婦の派遣業を行っており、訪れた家庭の暗部を覗きながら家庭を崩壊と再構築へと導くドラマである。松岡昌宏の女装や予測不能の展開が話題のドラマである。
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「おっさんずラブ」は、女好きだがモテない33歳のサラリーマン春田創一(田中圭)を主人公が、突然会社の上司である黒澤武蔵(吉田鋼太郎)と、一緒に暮らしている後輩の牧凌太(林遣都)から言い寄られるという、おっさん同士の三角関係を描いたラブコメディである。
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上位3作品は、深夜ドラマだからこそ放送できるような挑戦をした内容となっており、そこが視聴者に受け人れられ高満足度を獲得したようだ。
深夜ドラマは当たれば強いということがわかる、途中結果となった。