エンタメ
?2018/10/18
- 33602 - = =2018/10/15 15:10:21
10/15(月) 10:12配信
- 33612 - = =2018/10/16 16:38:37
10/16(火) 15:35配信
そう、この秋の金曜深夜は、“ほっこり癒やしの1時間”で、多忙な1週間の疲れをとる習慣が出来そうだ。
金曜ナイトドラマ「僕とシッポと神楽坂」は、そんな貴重な番組だ。
■キャスティング
相葉雅紀と言えば、金曜ナイトドラマ「マイガール」(09年秋)で、連続ドラマの初主演を果たしている。そして同枠「バーテンダー」(11年冬)での主役を経て、今回は7年ぶりに獣医師として同枠に戻ってきた。
すでに動物番組「天才!志村どうぶつ園」でレギュラー出演をしている相葉雅紀は、動物との接し方がとても優しい。話すことのできない動物たちも、彼にすっかり心を開いているように見える。動物好きの域をはるかに超えた、生き物たちとの信頼関係を築ける心の持ち主のようだ。
共演者は広末涼子のほか、趣里、ジャニーズWESTの小瀧望、渚(尼神インター)、矢柴俊博、大倉孝二、村上淳、かとうかず子、イッセー尾形といった豪華俳優陣がそろっている。
さらにマスコットキャラクターのような看板犬のダイキチと地域猫のオギをはじめ、かわいらしい動物たちが毎回たくさん登場する。
高円寺達也(相葉雅紀)の職業は獣医師。小さな診療所の院長(イッセー尾形)が突然姿を消し、彼が診療所を任されてしまう。
神楽坂の風情ある路地と、歩きたいなと思わせる古い坂道。そこにいつもいる猫やいつも通る犬。この町ですれ違う人々の日常を、情緒豊かな詩に変えてしまう街である。
そんな風景が冒頭で流れると、まるで小さな映画館で見るワンシーンのようだ。
「僕とシッポと神楽坂」は、たらさわみち原作のマンガで、集英社クリエイティブ『月刊OfficeYOU』で連載され、今もなお続編とともに人気のある作品だ。
このマンガの世界を、深川栄洋監督は映画のような世界に変換させてしまう。映画『神様のカルテ』なども手掛けた深川は、温かな雰囲気の作風に定評があるが、今回の“ちょっと不思議な優しい物語”は、彼の魅力を改めて実感する出来栄えだ。
例えば今回では動物たちの目線で撮った低めの情景や、自然がもたらす光の調節が特徴的だ。カット一つずつが丁寧で、優しい風景が出来上がっている。
そして音楽は、林ゆうきが手掛ける。
2017年には「嘘の戦争」「ボク、運命の人です。」「愛したって、秘密はある。」「植木等とのぼせもん」「今からあなたを脅します」の5本ものドラマ音楽を担当した、いま最も忙しく勢いのある劇伴作家だ。
メロディアスなアコースティックサウンドと、シンセを駆使したオーケストレーション。そこに自然の季節音や雅楽の楽器音が加わり、リズムベースを組み合わせるオリジナリティのある創作となっている。特に映像と音量のバランスは、天性のセンスとしか言いようがない。
今や動物と暮らす人は、3人に1人にまで増えている。
外飼いだったペットが減り、ペットではなく家族の一員として、飼い主と共に生きるという考え方が浸透している。
その一方、需要に応じてペット産業は発展し続けている。しかも小型犬の洋服は当たり前となり、ペット用ベビーカー、散歩用靴下まで存在するのは奇妙な現象だ。
そして簡単に飼えるからこそ起きる“ペットの置き去り”や、無責任な育児放棄ならぬ“ペット放棄”が後を絶たないのも現実だ。
どんな事情があろうとも、これらは「命と共に暮らす」という意識の欠落が招く犯罪である。
動物をテーマに描くからこそ、動物に関わる問題を否定的に取り上げることもできる。ところが同ドラマは、そうした対応を批判する一方ではない。
動物たちの傷ついた体と心にそっと寄り添う高円寺達也(相葉雅紀)を通して、生き物に優しく接することで、人間の側の心が温かくなることをじんわり伝えようとしている。結果として、改めてペットという存在について、多くの人に考え直してもらおうとしているようだ。
動物を飼っている人、動物が好きな人、あるいはペットをこれから飼おうという人は、“コウ先生”にたまらなく癒やされる。
金曜の夜に偶然見ただけという人も、気づいたら“来週の金曜日”を待ちわびているに違いない。
理屈抜きに相葉雅紀の優しさで、視聴者は優しいまなざしになるだろう。
“ほっこり癒やしの1時間”は、静かにブレークして行く予感に満ちている。
- 33621 - = =2018/10/17 11:59:34
秋クールの連続ドラマがスタートし始めた。視聴率獲得という至上命令が課せられるゴールデン?プライム帯と比べて、自由なドラマ作りができる深夜帯で力の人ったドラマが並んだ。何がすごいって、各局とも深夜枠とは思えない大物を起用していることだ。
その筆頭格がテレビ朝日系金曜ナイトドラマ「僕とシッポと神楽坂」だろう。何しろ主演が嵐の相葉雅紀、ヒロインは広末涼子。ジャニーズWESTの小瀧望、イッセー尾形、かとうかず子……と、「これが深夜枠?」と驚くほど、脇役まで豪華なのだ。
「この金曜ナイトドラマ枠は、深夜にしては豪華なキャストを起用してきましたが、今回は過去最高ではないか。脇役にもゴールデンで起用してもおかしくない役者を集めた。記者発表イベントにも金がかかっていたし、マグカップやトートバッグなどの番組オリジナルグッズまで作製している。ドラマ好調のテレ朝は、深夜枠でも他局を圧倒しています」(スポーツ紙放送担当記者)
ロケ地となった神楽坂の神社で行われた制作発表イベントでは、身寸的やヨーヨー釣りなど、お祭り会場さながらの屋台が並び、番組特製の神輿を出演者たちが担いで、集まった報道陣や見物客を盛り上げていた。
「何より相葉くんの獣医役は、いかにもハマリ役。『天才!志村どうぶつ園』(日本テレビ系)で“飼育係”を務め、動物と触れ合ってきた姿は誰もが知っている。実際、オリコンの10月期ドラマ期待度ランキングでは深夜枠の1位。これまでの同枠は、裏社会モノやアクション系などいかにも深夜っぽい番組が多かったが、今回はヒューマン路線。間違いなく、新たな視聴者層を取り人れることになるはずです」(テレビ誌ライター)
10月12日放送の第1話の視聴率は6.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と狙い通りの好発進。好調だった4月期の「家政夫のミタゾノ」(松岡昌宏主演)の初回(7.2%)には及ばなかったが、7月期の「dele」(山田孝之?菅田将暉ダブル主演)の5.5%を上回り、結果を出した。視聴習慣の変化もあり、ゴールデン帯で繰り広げられてきた視聴率戦争が深夜帯にまで拡大。
今後は大物俳優を主演に据えたドラマが次々と登場しそうだ。
- 33632 - = =2018/10/18 15:35:53
- 33639 - = =2018/10/19 10:05:54
嵐が、今夜放送の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)2時間スペシャルに出演し、最新曲「君のうた」を披露する。本作は、相葉雅紀の主演ドラマ『僕とシッポと神楽坂』(テレビ朝日系)の主題歌として、すでにお茶の間に親しまれている楽曲。12日の第1話で、名演技を見せてくれた白くてふわふわなビションフリーゼのダイキチも出演する予定だという。今夜は『ミュージックステーション』でのライブからの第2話オンエアと、ファンにはたまらない一夜となりそうだ。
『僕とシッポと神楽坂』は、たらさわみち原作の同名漫画を実写化したヒューマンドラマ。人情と風情が残る東京?神楽坂を舞台に、ペットやその飼い主たちとの交流を描く。先述のダイキチや地域猫のオギなど、可愛らしい犬猫が次々と登場し、動物好きなら必見のドラマに仕上がっている。
メガホンを取るのは、櫻井翔が主演を務めた映画『神様のカルテ』などを手がけた深川栄洋監督。相葉も、ラジオ『嵐?相葉雅紀のレコメン!アラシリミックス』(文化放送)で、「監督の撮る絵もきれいだし、音楽もすごくやわらかで」と語るように、温かな日差しのような光と動物や子どもの目線に近いカメラワークが印象的だ。
長年『天才!志村どうぶつ園』(日本テレビ系)で、多くの動物たちと触れ合ってきた相葉。彼が扮する獣医役は、まさにハマり役といえる。動物に触れる手、話しかけるときの柔らかな口調に、穏やかな眼差し……持ち前の動物好きと、誰も傷つけまいと振る舞う相葉の優しさが随所に滲み出ているのだ。動物たちの愛らしい仕草に加えて、相葉の飾らない笑顔に、見ているこちらも自然と頬が緩む。
そんな『僕とシッポと神楽坂』の主題歌となっている「君のうた」にも、ドラマ同様に優しさが詰まっている。大切な人やもの、場所への想いを歌ったこの曲は、歌詞の中に“虹の橋“という言葉がある。ペットとの別れを経験したことがある人ならば、ピンときたはず。何を隠そう筆者も、昨年20年以上連れ添った猫が虹の橋を渡ったことを思い出し、この曲を聴いて胸が熱くなった一人だ。
人も、そして家族同然に過ごすペットも、着実に年を重ねていく。それは、生き物に限ったことではない。大事な宝物も、思い出の場所も、すべてのものが出会ったからには、いつか別れがやってくる。刻一刻と変化をし続け、一方で変わらない愛情を抱きながら、同じ時を過ごしていく。それが、私たちのかけがえのない日常だ。変わらない嵐のユニゾンに包まれながら、変わりゆく日々の風景を愛しく思う。
「子どもが生まれたら犬を飼いなさい」。イギリスには、こんなことわざがあるという。赤ん坊のときには子どもを守る存在となり、幼少期には遊び相手に、そして少年期には一番身近にいる理解者となってくれるペット。そして、青年期には自らの身をもって命の尊さを教えてくれるという意味だそうだ。
本作でも、トキワ(広末涼子)の息子?大地(矢村央希)がダイキチの世話を通じて、一つずつ思いやりの心を育んでいく姿が描かれる。きっと共に過ごした日々は、「君のうた」の〈涙に暮れたとしても 塗り替えてゆく/強さを教えてくれた 君の温もりを〉という歌詞の通り、大地の中に強さと優しさを芽生えさせてくれることだろう。
「出会えてよかった」。その想いの数だけ、人生が豊かになる。だとしたら、この歌も、そしてドラマも、さらには嵐も、もしかしたらペットのようにいつもそばにいて、強さを教えてくれる存在になるのかもしれない。今夜は、嵐の優しい歌声に酔いしれながら、身近な存在に感謝してみてはいかがだろうか。
- 33642 - = =2018/10/19 12:13:14
エンタメ
?2018/10/18
相葉雅紀主演ドラマ「僕とシッポと神楽坂」の第1話が、2018年10月12日(金)からスタート。動物病院を舞台にした心温まる同作は、初回から「相葉ちゃんのナチュラルな感じと優しい空気感が素晴らしい」「めちゃくちゃ癒される…」と好評を集めている。
同作は東京?神楽坂で動物病院を営む若き獣医師?高円寺達也(相葉)と、動物や飼い主たちの心温まる交流を描く。
第1話では尊敬する獣医師?徳丸善次郎(イッセー尾形)の元で働きたいと、達也が実家のある神楽坂に戻ってくる。しかし徳丸はおらず、病院には「あとはまかせた」という書き置きが。半ば強引に病院を継ぐことになった達也は、ひっきりなしにやってくる患者に翻弄されながらも神楽坂での獣医生活をスタートさせるのだった。
そんなある日、達也は交通事故でケガをしたパピヨン犬を連れた少年?大地(矢村央希)と出会う。早急に手術の必要があると判断した達也だったが、古びた病院の設備と人手の足りなさに大地の母で優秀な動物看護師であるトキワ(広末涼子)は猛反対。しかし達也はトキワの制止を振り切って手術を初めてしまい、放っておけないトキワも協力することに。手術は無事成功し、パピヨン犬は無事一命をとりとめる。
同ドラマでは相葉演じる達也の“サービスシーン”も。第1話冒頭では胸のすぐ下のあたりまでパジャマをはだけさせ、無防備に寝る達也の姿が登場。これには視聴者からも「腹モロ、ごちそうさまです!!」「天使の寝顔に腹チラとか、最初からファンを殺しにかかってる…」と興奮の声が続出していた。
「相葉くんの人の良さが溢れてる癒しドラマ」「ハートフルで笑えて泣けて、ペット事情やペット病院事情も考えさせられる」「これは名作になる予感がするぞ…!」と注目を集める同作。これからどのような心温まるエピソードが描かれるのか、楽しみにしていよう。
■金曜ナイトドラマ「僕とシッポと神楽坂」
放送:毎週金曜11時15分から
原作:たらさわみち
監督:深川栄洋
出演:相葉雅紀、広末涼子、矢村央希 ほか
公式サイト:http://www.tv-asahi.co.jp/shippo/
- 33643 - = =2018/10/19 16:38:29
10/19(金) 12:05配信
症例発表会に出席した達也は、獣医師?田代真一(村上淳さん)と獣医大生?堀川広樹(小瀧望さん)に出会う。達也が講演をしていると、熱心に耳を傾けている少女?大沢香子(喜多乃愛さん)の存在に気付く。
香子の愛犬?ジュリは骨禸腫を患い、田代の診療で新薬の投与を受けていたが、田代は投薬治療をやめて断脚手術することを提案。投薬治療で苦しそうなジュリを見て、香子は治療法の見直しを考えており、達也の元を訪れた。達也の判断は、結果的に田代との対立を生むことになる……。
原作は、マンガ誌「月刊office YOU」(集英社)で連載中のたらさわみちさんの同名マンガ。東京?神楽坂の動物病院「坂の上動物病院」で働く若き獣医師が、動物や飼い主たちと繰り広げる心温まる交流を描く。
- 33676 - = =2018/10/21 10:54:00
10/20(土) 6:04配信
相葉雅紀演じるコオ先生こと高円寺達也は、加瀬トキワ(広末涼子)を看護師に迎え、『坂の上動物病院』の院長として再出発する。田代(村上淳)との繋がりなどから、トキワは充実の設備を備えたナルタウン動物病院に務めることもできたはず。しかし、達也のペットと飼い主に真摯に向き合う姿勢に惹かれ、トキワは坂の上動物病院を選んだ。トキワに好意を寄せる田代からすれば、決して面白い話ではない。そんな矢先に、症例発表会で達也と田代が相まみえる。
田代は足に骨禸腫を患う犬?ジュリの治療に、新薬を使った投薬治療を行っていることを説明。一方、達也は「ペットと飼い主の心の治療と在宅ケア」についての講演を行う。異なる主張、働く環境もまったく異なる2人。定番の型に当てはめれば、田代は“悪役”的立ち位置のキャラクターだ(金の腕時計が余計にその印象を強くする)。しかし、本作はそんな期待をいい意味で裏切っていく。
ナルタウン動物病院に愛犬?ジュリの治療を任せていた飼い主?大沢香子(喜多乃愛)は、投薬治療に苦しむ姿を見て、症例発表会で知り合った獣医学生?堀川(小瀧望)と共に坂の上動物病院へ転院させる。ジュリを診断した達也は、すでに投薬治療が限界に達していること、痛みを取り除くには足の切断という処置を取るしかないことを香子に伝える。その伝え方には威圧感は一切ない。ただひたすら、ジュリの幸せはどこにあるのか、自分たちに何ができるのか、一緒に考えていくことを提案する。「頑張って、頑張って、偉かったねえ」。達也がジュリに投げかける言葉は暖かい。達也を演じる相葉本人の持つ優しさ、そして芯の通った強さが見事に役柄と合致したワンシーンだった。
ジュリの転院を余儀なくされた田代だが、彼も私利私欲のために治療を行っていたわけではない。ジュリのためになんとかしたいという気持ち、香子の母?頼子(ホーチャンミ)からの要望にも応えないといけないという板挟みだったのだ。達也が行うジュリの手術時間を気にする様子や、動物とじゃれ合う姿を見て、田代の持つ優しさに笑みがこぼれた方も多いだろう。このドラマには“悪役”がいない。みなが誰かのために、ペットのために、何をするべきかを考えている。それが作品全体の暖かさにつながっている。相葉雅紀を包み込む光の柔らかさもあいまって、ある種のファンタジーとも言えるかもしれない。
無事に手術が成功したジュリは補助輪を付け、再び香子と散歩にも出られるように。しかし、幸せはつかの間、数ヶ月後にこの世を旅立ってしまう。達也は悲しむ香子に「虹の橋」を語る。この世を去ったペットは天国の手前にある虹の橋で、1番元気だった頃の体で大切な人を待っているという。どんなものにも別れはやってくる。でも、必ずまた再会できる。だから、心の中で生き続けていくのだと。虹のかかった草原で走り回るジュリの姿は、ペットを飼ったことがある方はもちろん、大切な何かとの別れを経験したすべての方にとって、胸が熱くなったことだろう。
心暖まる物語と、モフモフのペットたち、そして相葉雅紀の笑顔。『僕とシッポと神楽坂』は、金曜日の夜に癒やしの時間を与えてくれている。