- 4182 - = =2019/3/14 9:03:07
錦戸亮と大倉忠義の月兑退騒動、さらに解散説まで浮上して揺れる関ジャニ∞だが、グループのチーフマネージャーをつとめていた男性はすでにジャニーズ事務所を退所し、株式会社ジャニーズアイランドへ移籍しているという。
ジャニーズアイランドは今年1月に設立されたジャニーズ事務所の子会社で、次世代のタレントを生み出すべく、ジャニーズJr.の育成やプロデュースを行う。代表取締役は滝沢秀明がつとめている。
これをアイランド側による“引き抜き”と見る向きもある。滝沢秀明が同社社長に就任した今年1月、「フライデー」(講談社)は滝沢が素行の悪いタレントたちの“粛清”に乗り出したと伝えており、NEWSの手越裕也がその筆頭に上がっていた。しかしごく自然に考えて、滝沢秀明の立場はジャニーズアイランドの取締役社長であり、ジャニーズ事務所本体の社長ではない。たとえジャニー喜多川氏の右腕たる滝沢であっても、本体の人事に口を出すような立場にはないだろう。
ただ、ジャニーズ事務所本体はメリー喜多川氏とジュリー藤島景子氏で舵を取り、ジャニーズアイランドは滝沢秀明とジャニー喜多川氏が牽引していくとすれば、両者は強力なライバル関係にもなり得る。
すでに滝沢社長は、有能なマネージャーをアイランドへ引っ張っているという。
「関ジャニ∞だけでなく、A.B.C-Zのチーフマネージャーも、滝沢がアイランドへ引き抜きました。ここ数年のジャニーズ事務所は、中堅のマネージャー陣がどんどん辞めていて、ただでさえ人材難。それなのに優秀な人材をこれ以上失ったらまともなマネジメントも出来なくなります」(テレビ局関係者)
また、ジャニーズ事務所は昨年の春に、スタッフを募集し50人もの大量採用をしたが、おかげで現場はてんてこ舞いになっているそうだ。
「急に新しいスタッフを人れてもタレントのマネージメントがすぐにできるわけがありませんし、素人同然の新人も採用していたので育成には時間がかかります。育つ前に辞めていく人も多いでしょうが、事務所にはそもそも人を育てる意識が薄いので……何のための採用だったのか、不思議でなりません」(前同)
さらに山下智久のマネージャーも退社し、中居正広を担当する古株マネージャーが兼任する事態に。各局に冠番組を抱えている中居は忙しく、山下のマネジメントにまで手が回っていない状態だったようだ。
「その頃、山下は主演映画『劇場版コード?ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』の公開を控えた大切な時期でした。ジャニーズJr.ならともかく、山下にすら専属マネージャーが不在という状況は異常としか言いようがありませんでした。ジャニーズ事務所の人材流出も、ここまでくるとかなり深刻でしょう」(同)
SNSで相次いでいるジャニーズ極秘事情のリークは、元事務所スタッフの仕業という噂もあり、やはりジャニーズ事務所の内部が混乱していることは事実のようだ。cyzo
- 4183 - = =2019/3/14 9:11:24
◇錦戸亮、関ジャニ∞からの月兑退報道の真相とは?
「やっぱり亮の気持ちは変わらんかもしれんな…」。安田章大(34才)はそう漏らしていた。関ジャニ∞からの月兑退を発表した錦戸亮(34才)個人の意思は尊重したい。でもなぜこの時期にまた──。安田の知人は言う。
「ここ最近の安田はつらそうでした。渋谷すばるくん(37才)が月兑退会見を開いたのは昨年4月。その3か月後、安田の深刻な闘病も明らかになった。昨年夏のドームツアーは中止になるのではないか、関ジャニ∞が解散するのではないかとの噂も飛び交い、ファンは戸惑っていた。メンバー間で意見が割れることもあったが、再三話し合ったうえで、6人でのドームツアーを決意。新?関ジャニ∞としてファンに今後のさらなる活躍を誓ったわけです。
それから1年も経たないうちに、また月兑退、解散騒動が起きてしまった。とにかくファンに申し訳ないと責任を感じていました。他のメンバーも同意見。だからこそ錦戸くんを必死に説得したんだと思います」
メンバーの必死の説得の甲斐があったのか──。関ジャニ∞は、7月から7年連続となる5大ドームツアーを開催することになった。錦戸も参加、6人そろった全メンバーでのぞむ今回のツアーで、50万人以上を動員する予定だ。昨年、新たなスタートを切った札幌ドームで今年も初日を迎え、9月の東京ドームまで全12公演を走り抜けることになる。
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3月7日、『週刊文春』が、「錦戸亮“月兑退”で関ジャニ崩壊危機」と報じた。
「錦戸さんが解散を主張し、月兑退する意向を固めたというものでした。退所に向けた話し合いも進み、夏までに結論を出すという内容でした」(スポーツ紙記者)
突然の「錦戸月兑退」報道にファンは騒然となった。
「すばるくんが月兑退した時に“これからはぼくが引っ張っていきます”と亮ちゃんはすばるくんにメールを送り、今後の活躍を約束したと聞きました…。実際、昨年の15周年ツアーでは、すばるくんに代わってメインボーカルを務めていたし、辞めたいなんて絶対ウソ」(20代ファン)
ファンが語気を荒らげるのには理由がある。錦戸自身、昨年ツアー後のインタビューで、
《僕は強硬派やったんですよね。ヤス(安田)の身体のことは心配でしたけど、今止まってどうすんねんっていう気持ちが僕は強かったです》(『CUT』2019年1月号)
と、メンバー間の話し合いの中でも錦戸はツアーを強行開催したい派だったことを明かし、前向きな言葉を語っていたからだ。
「去年の夏前にメンバーは何度も話し合いました。ただ、本当のところ錦戸くんは当時から気持ちが揺れていた。“1人でも欠けたら関ジャニ∞じゃないんじゃないか”“解散したい”とメンバーには本音を打ち明けていたんです。一方の安田くんは“けがで最高のパフォーマンスができないし、渋谷が出ないならやるべきではないのではないか”とツアー強行には反対だったが、解散は考えていなかった。メンバーの意見は割れていたが、時間をかけて気持ちを一つにしていったそうです」(音楽業界関係者)
6人で頑張ろう。結論は出たはずだった。しかし、錦戸の中では「月兑退」への思いが強くなっていった。
「メインボーカルだった渋谷くんが月兑退して、メインになってから“ぼくはセンターの器じゃない”とこぼすことも多くなっていった。1月末の嵐の活動休止発表にもショックを受けたようです。“1人でも欠けたら嵐ではない”という理由を聞くと、じゃあ、自分たちは一体何なんだと思ってしまったのかもしれません」(前出?音楽業界関係者)
関ジャニ∞の中でも錦戸は異質の存在だった。関ジャニ∞デビュー前に俳優としてテレビドラマに出演。朝ドラ『てるてる家族』(2003年、NHK)をはじめ、二宮和也(35才)と出演した『流星の絆』(TBS系)や主演を務めた『ごめんね青春!』(TBS系)など宮藤官九郎(48才)作品にも数多く出演。昨年は大河ドラマ『西郷どん』に、現在は月9の主演を務める。
「昨年2月も1つの転機になったようです。主演映画『羊の木』で、『第22回釜山国際映画祭』のキム?ジソク賞受賞をはじめ、『第53回シカゴ国際映画祭』、『第37回ハワイ国際映画祭』にも正式出品されるなど、海外で高い評価を浴びました。
渋谷さんの月兑退会見の時、錦戸くんは“自分がやりたいことを見つけたすばるくんの決断を尊重したい”と言っていましたが、錦戸くんも俳優の道一本でやっていきたいと心が固まっていったようでした」(芸能関係者)
親友の存在も、錦戸を揺らがせた。赤西仁(34才)だ。赤西は2006年にKAT-TUNとしてデビューするも、2010年に月兑退。2014年に事務所も退所した。
「錦戸くんと赤西くんの仲のよさは有名でした。赤西くんはその後テレビで見る機会は減りましたが、最近、飲食店経営などを手がけ、かなり成功しているようです。ハワイに別荘を購人し、気が向いた時には長期滞在する悠々自適の生活です。2012年には女優の黒木メイサさん(30才)と結婚して、2児の父でもある。
最近の赤西くんの生活を見て、錦戸くんが『結婚』や『お金』について考えてしまうのは当然のことでしょう。実際、赤西くんをならったのか、数年前には個人会社を設立していました」(前出?芸能関係者)
そして錦戸はメンバーに月兑退を申し出た。
「“センターを担えない”“メンバーが欠けていくなら解散がファンにとってもきれいな形ではないか”“俳優を真剣にやりたい”と錦戸くんは月兑退したい理由を真剣に語りました。そんな気持ちがあるからこそ、夏からのドームツアーは辞退の意志を伝えたそうです」(前出?芸能関係者)
冒頭の通り、安田が「もう無理かも…」ともらしていたのはこの頃のことだった。
「錦戸くんの月兑退の思いは強く、頑なでした。一時はメンバーとの話し合いも難しいほどだったようです。彼のやりたいことを極力認めていく形で、どうしてもドームツアーは一緒にやろうと説得した。
ようやく錦戸くんが首を縦にふり、ツアーのニュースが表に出ることになったわけです。メンバーが7月からのドームツアーに“6人揃って参加する”と強調したのは、ギリギリまで状況がわからなかったから、思わず出た本音でしょう。
今は参加する以上はしっかりファンの方を向いているようです。月兑退についても一時保留。錦戸くんの気持ちもどう変化していくのか…9月の最終公演が終わるまでに結論を出すことになると思います」(前出?芸能関係者)
ドームに駆けつけたファンを目前に、錦戸は何を思うのか。
※女性セブン2019年3月28日?4月4日号