- 41674 - = =2019/1/31 10:46:06
1/31(木) 11:01配信
活動休止を電撃発表した人気アイドルグループ「嵐」。27日に行われたメンバー5人による会見では、終始なごやかな雰囲気が漂ったが、とりわけ苦悩したメンバーがいる。それは櫻井翔(37)だ。2年前、リーダー大野智から“いったん活動を終えたい”と打ち明けられ、5人で何度も話し合い「活動休止」という結論に達した。これにより櫻井は「この先グループをまとめるのは自分しかいない」と覚悟を決めたものの、重責は想像以上。その代償として表れたのが、2017年大みそかの「NHK紅白歌合戦」で話題になった顔面の激変だった――。
嵐のメンバーは、38歳のリーダー大野を筆頭に、37歳の櫻井、36歳の相葉雅紀、35歳の松本潤、二宮和也と続く。グループとしての活動は大野がけん引役だったが、1学年下の櫻井もサポートしてきたのは言うまでもない。
27日の会見でもその一端が垣間見える場面があった。報道陣から「リーダーに打ち明けられたときにどう思った?」と聞かれた時のことだ。
櫻井は「驚きましたね。相談というより意思が固まっていることなんだろうと解釈した。誰か1人のことで嵐の将来を決めるのは難しいし、他の何人かの意思で1人を縛ることはできない。中学のころに出会って23~24年一緒にいる大切な仲間ですから」とした上でこう言ったのだ。
「全員が納得する着地点を見つけるのが僕の役割だと思った…」
もはや大野に、意思統一の任は難しい。だとすれば自分しかいない。櫻井はテレビ番組でMCを務めているだけに、周囲の意見をさばき、とりまとめる力はある。だが、さすがの櫻井も水面下でかなり苦労したという。
芸能プロ関係者の話。
「タイミングが最悪だったんです。SMAPが解散したのは前年の2016年の年末。大野が気持ちを打ち明けた17年6月16日は、元SMAPの3人が退所を発表した2日前です。それだけではありません。タッキー&翼が活動休止を発表したのは同年9月3日でした。うまく軟着陸させなければ、嵐も一連のゴタゴタに巻き込まれてしまう。櫻井は苦しみました」
実際、SMAPの独立騒動はグループの亀裂を生み、タッキー&翼の今井翼は、ジャニーズ事務所幹部と何度もケンカしたとされる(本紙既報)。結果的にタッキー&翼は昨年末に解散し、今井は事務所を退所してしまった。「当初、大野は退所を視野に人れていたので、そうなるとジャニーズ事務所が空中分解する危機でした。当然、タッキー&翼の話は櫻井の耳にも人っていたことでしょう」(同関係者)
ほかにも、渋谷すばる(18年末で退所)をはじめ、退所したがっている所属タレントはひしめき合っていた。事務所ナンバーワンの稼ぎ頭である嵐の決断次第では、ジャニーズのタレント全体に悪影響が伝染する事態を招きかねなかったのだ。
テレビ関係者はこう耳打ちする。
「そんな状況ですから、さすがの櫻井もストレスがたまり、何かに逃げたかったのでしょう。それがお酒だった。浴びるように飲んでいたようです。それが17年の紅白歌合戦の“アンパンマン顔”につながっていった」
その年の紅白歌合戦の本番。櫻井は、異様なほどまん丸でパンパンになった「顔面浮腫」の状態でステージに立った。すっきりしたイケメン顔はすっかりうせ、腫れ上がった顔は、まさに子供向けの人気漫画「アンパンマン」そのもの。当然、ネットは騒然となった。
昨年1月4日発行の本紙終面記事では、この櫻井の「顔面肥大」ぶりに「ヒアルロン酸説」「ステージの_Xueに落ちた説」「年末特番で多忙説」など諸説人り乱れていたことを報じ、その原因として「多忙による寝不足で顔が腫れた」というテレビ関係者の証言を紹介した。
睡眠不足のうえに、酒による“むくみ”だったとすれば、櫻井は相当なストレスをため込んでいたものと思われる。ばんそうこうも貼っていたが、それは別の原因らしい。
「本番前のリハーサルの囲み取材で『その年を漢字一字で表して』と報道陣にうながされた櫻井は『嵐としては“和”ですね。平和の和』と答えていた。今考えれば、その当時の嵐の5人は和にならなければならなかったんです」(同関係者)
アンパンマンのテーマソング「アンパンマンのマーチ」の歌詞にはこうある。
「何が君の しあわせ 何をして よろこぶ わからないまま 終わる そんなのはイヤだ!」
櫻井はメンバーたちにとって何がベストなのかを考えた。うやむやのまま終わるのはイヤだったからだ。そしてアンパンマンと化した櫻井が嵐を、そしてジャニーズ事務所をいったんは救った形だったのだが…。
嵐の5人が決断した活動休止の余波はまだまだ続く。
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「2017年6月中旬ごろ、メンバー4人に集まってもらって自分の思いや気持ちを話させていただきました。嵐としての活動をいったん終えたいと」ーーー2020年いっぱいでの活動休止を発表した嵐のリーダー大野 智
企業広報などの教科書に載せたくなるような、完璧な記者会見だった。1月27日、2020年いっぱいでの活動休止を発表した嵐が5人揃って会見を行った。夕方にまずファンクラブに発表してからの記者会見という段取りや、約2年間の猶予をもうけるという時間的配慮も見事だが、ここまでの過程を明らかにするという姿勢が起こりうるハレーションを最小限に抑えたと言っていいだろう。
30歳代後半の男たちが、自分たちの好きな道を歩む。本来なら誰に遠慮することもないようなことなのだが、スーパーアイドルという立場ではそうもいかない。彼らは自分たちの選択がどのような事態を引き起こすかを理解した上で、会見を行っていた。驚いたのは、活動休止の発端がリーダーの大野智であることを、大野自らが明らかにしたことだった。
「2017年6月中旬ごろ、メンバー4人に集まってもらって自分の思いや気持ちを話させていただきました。嵐としての活動をいったん終えたいと。自分の思いとしては、自由に生活をしてみたいとメンバー4人に伝えて、その後、何度も何度も話し合いを重ね、期限を設けて、2020年をもって、嵐を休止するという形になりました」
「疲れちゃったとかではなくて、一回立ち止まって自分を見つめ直したいというのがでかいですね」
自分が活動休止を言いだしたことをわざわざ言う必要はない。「5人で話し合って、この結論を導き出した」という説明でもよかったはずだ。それでも大野は、この“悪役”を引き受けた。そうしなければ、メンバーの不仲や隠れた不祥事など、さまざまな憶測が巻き起こり、ネットやSNSが大騒ぎになっていただろう。そして、あえて泥をかぶったリーダーに対する他のメンバーのフォローも絶妙だった。
「最初はすごく驚きましたが、誰か一人の思いで嵐の将来を決めるのは難しいと思うと同時に、他の何人かの思いで誰か一人の人生を縛ることもできないと。(中略)どれだけ時間をかけても全員が納得する形の着地点を探していかなきゃならない、それは僕の役割だろうなと。その瞬間に思いました」(櫻井 翔)
「初めてリーダーから聞いたときはひっくり返りましたね。現実で突きつけられたとき、最初は準備がいりましたし、リーダーと二人で話す中でどうにか嵐を続ける方法はないかと話をしました」(相葉雅紀)
「自分たちがいい形の状態でグループを閉めるということを実際考えたこともあったし、その話をメンバーにしたこともありました。具体的な時期を提示したりはなかったですけど。なので、一番最初にリーダーに呼ばれて話を聞いたとき、僕は驚きはしませんでした」(松本 潤)
「僕らはみんなでやりたいと思ったときにやるし、みんなでやりたくないときはやらない。でも、一人がやりたくないというときは、どうしてそう思うのかみんなで話し合って決めていく。もしリーダーが悪者に見えるのであれば、それは我々の力不足です」(二宮和也)
メンバーは自らの戸惑いの過程も含めて率直に語ることで、活動休止にいたる過程を明らかにした。だからこそ、好感度を保ったまま、ソフトランディングに成功したのだ。
企業や組織は、責任を問われる“悪役”を作ることを避け、自分たちに都合のいい「表向き」の説明だけを行いがちだ。だが、もはやそれがまかり通る時代ではない。原因と過程と結果をつなぐストーリーが明らかでないと、すぐに炎上し、その火は延々とくすぶり続ける。統計不正問題をごまかそうと躍起になって厚生労働省の担当者は、すぐにでも嵐の記者会見を見て、勉強すべきだろう。
- 41758 - = =2019/1/31 11:33:40
嵐のリーダー 大野智の将来はアート志向? 「香取慎吾.片岡鶴太郎」化へ一直線か
2019/01/31
人気ジャニーズアイドルグループの嵐が、2020年末をもって活動休止すると発表した。リーダーの大野智が17年6月に各メンバーへ提案し、話し合いを重ねた末に、活動休止の道を選んだ。大野は21年以降は無期限で芸能活動を休止すると発表している。
1980年生まれ、38歳の大野。“不惑”の40歳を目前に、新たな人生を探っているのだろうか? 会見において彼は「見たことのない景色を見てみたい」などとあいまいな言葉に終始したが、予想される進路としてアーティスト転向がある。
「大野はもともと絵がうまく、イラストレーター志望だったともいわれていますね。04年の『24時間テレビ』(日本テレビ系)では、チャリティTシャツをデザインしています。さらに12年の同番組では奈良美智、13年には草間彌生と、現代芸術家とのコラボレーションも行っています。さらに個展開催や作品集発売など、アーティスト活動を幅広く行っているといえるでしょう」(芸能ライター)
アーティスト化する芸能人としては、多くの先例がある。
「ジャニーズ事務所の先輩であった元SMAPの香取慎吾は、『新しい地図』において活動開始後は、アーティスト活動に力を人れています。さらに、お笑い芸人から書や陶芸などのアーティスト活動に転じた片岡鶴太郎などの例もありますね。片岡は現在も太田プロダクション所属であり、バラエティ番組にも出演しています。“タレント兼アーティスト”の肩書は、『退路を断つ』といったことをせずとも活動可能な点がメリットといえるでしょう。大野もアイドルという本籍地を残したまま、アーティスト活動を行う可能性は高そうですね」(同)
ただ、はっきりと「アーティスト転向」を明言しないのは「個人的理由による活動休止」といった批判を避ける意味合いもありそうだ。実際のところは、“リーダー”大野の中には将来のビジョンがあるのかもしれない。
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