- 4236 - = =2017/11/1 23:41:00
Business Journal 2017.11.01
井上真央主演の連続テレビドラマ『明日の約束』(フジテレビ系)の視聴率下降が止まらない。10月31日に放送された第3話では、とうとう平均視聴率5.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)にまで低迷した。
同ドラマは、主人公のスクールカウンセラー?藍沢日向(井上)が、勤務先の高校で不登校の末、死を迎えてしまった生徒?吉岡圭吾(遠藤健慎)の“自殺”の真相に迫っていくストーリー。第3話では、圭吾の母?真紀子(仲間由紀恵)がテレビのインタビューに応じ、不登校のきっかけは所属していたバスケットボール部で「怪我をさせられた」だったと訴えた上で、「圭吾が“死”を選んだのは、学校で受けたイジメが耐えられなかったから」と、主張。一方、インターネット上ではバスケ部顧問?辻哲哉(神尾佑)について「以前、体罰で生徒に大怪我を負わせている」という書き込みが拡散されていた。
辻は実際、別の高校にいた4年前に“問題のあった生徒”に手を挙げていたとか。この経緯が明らかになった時、「体罰された生徒にも問題がある」という描き方がまるで「イジメられた側にも問題がある」と言っているようでモヤモヤしたが、辻は今回の自殺騒動を受けて「私のような教師がいると、部員たちに迷惑をかけますので」と、退職を決断。
日向に引き止められた際には「1度間違いを犯した人間は、何年経っても許されない。罰を受け続けなければならないし、信頼も取り戻せない」などと語っていた。このセリフが「相手に問題があったとしても、体罰やイジメは許されない」ことを表していると感じられ、デリケートなテーマを絶妙なバランスと視点で描こうとしているな、と納得できた。
また、生前の圭吾と何かあったとみられるバスケ部キャプテン?長谷部大翔(金子大地)は、「なんで俺らが責められんだよ。アイツが勝手に学校来なくなって、勝手に自殺しただけだろうが」と発言。このセリフは、圭吾が「バスケ部の体罰やイジメで自殺した」とだけ考えれば、あまりに冷たい。しかし、長谷部は「大体な、俺はアイツに……」と言いかけて言葉を飲んでおり、たとえばこの続きが「もっと酷い瀑力を受けていた」とか「金銭を巻き上げられていた」といった告白だとしたら……。
もちろん、本当にバスケ部が原因で圭吾が自殺した可能性もあるが、単純に「イジメられた側にも問題がある」となすりつけている様子でもなかっただけに、現時点でバスケ部を「絶対悪」と決めつけるのは「正しい」と言えないと思う。
一方で、今「自殺したい」と考えている人には、長谷部のセリフはショックだったかもしれない。だって、誰かのせいで自分が死んでも、その誰かは「アイツが勝手に自殺しただけ」と主張する可能性があるとわかったからだ。しかし、だからこそ辛い時は自殺ではなく、「その環境から逃げてでも生きる」という選択をしてほしい。同ドラマで“容疑者”側にスポットが当たることで、ここまでさまざまなことを考えさせられた。
だが、こんな風に「深く考えざるを得ない」ドラマは、重すぎて視聴者ウケしない。とはいえ、ぜひ若い世代にも見てほしい内容になっているので、この際もう視聴率は諦めて、学校の授業で使う教材VTRとして売り込んだらどうだろうか。自らの時間を割いてまでは見ないドラマも、授業であればむしろ本格的な教材として生徒たちに受け人れられそうだ。
- 4257 - = =2017/11/7 18:06:00
11/7(火) 16:00配信
「戸田さんは、ウエットスーツを着ていても細いのがよくわかりました。透き通るように色が白くて、すっぴんだったのにテレビで見る以上に美人でしたよ。
一緒にいたのは、なんと山下さん。まさか先日までドラマで共演していたふたりが目の前に現れるなんて……びっくりしました!」(地元のサーファー)
10月上旬、千葉県勝浦市の海岸に戸田恵梨香と山下智久の姿があった。山下とはドラマ『コード ブルー』(フジテレビ系)で共演していたが、どうやらこの日は撮影ではなかったようだ。
「『コード ブルー』は'08年の1stシーズンから続く、人気医療ドラマです。救命救急センターを舞台に、若きフライトドクター候補生たちの奮闘と葛藤を描いていて、今夏に放送していた3rdシーズンの平均視聴率は、7月期の連ドラで1位になりました。最終回では映画化も発表されていて、来年の公開に向けて今月からクランクインするようです」(芸能プロ関係者)
ドラマの好調を受け、ふたりで“ブルー”な海に来たのだろうか。ただ、戸田は前日にもドラマつながりの“ある事件”の渦中にいた。
「『フライデー』がこのドラマで共演していた戸田さんと成田凌さんの熱愛を報じたのは、10月上旬の交通事故がきっかけでした。
ふたりが乗ったワゴン車が別の芸能人を張り込み中の同誌のクルマに接触し、policeの事故処理中に記者が身分を明かしたんです。オロオロする成田さんの横で、彼女は“アハハ、スゴイですね!”と豪快に笑い飛ばしました」(スポーツ紙記者)
これまでも、松山ケンイチや村上信五、綾野剛などと浮名を流してきた“恋多き女”の戸田。成田とのドライブデートの翌日に、山下と海に来るというのは、いったいどういうことなのだろうか。
「とはいっても、今回はふたりきりではなくて、同行者もいたんです。実は『コード ブルー』のスタッフの1人がこの海でよくサーフィンをしていて、この日もふたりを誘って海に行ったようですね」(テレビ局関係者)
な~んだ。どうやら新たな熱愛発覚ということではなかったらしい。ちなみに彼らが海でやっていたのは一般的なサーフィンではなく、“スタンドアップパドルサーフィン(SUP)”だった。
「SUPとは、通常より長い3メートル近いボードでパドルを使って沖に出るスポーツです。見た目はサーフィンというより小舟に近いかもしれません。浅瀬で波に乗ることもできますが、それは上級者向け。
ハワイでは子どもから高齢者まで楽しめるマリンスポーツとして人気があり、最近ではセレブにも注目されていますよ」(前出 地元のサーファー)
太もも、首などが鍛えられ、エクササイズ効果もあるとか。
「山下さんはサーフィン経験が以前からあったようで、最初から軽々とボードの上に立っていました。
戸田さんは経験が浅いようで、最初は立ち上がることもままならない様子。でも、しばらくするとかなり上達して、最終的にはちゃんと立てるようになっていましたね。さすがはトップ女優。根性が違いますね」(同 地元のサーファー)
この日のことについて、戸田の所属事務所に聞くと、
「プライベートは本人にまかせております」
とのことだった。根性でボードを乗りこなす彼女だけに、仕事でも恋愛でも荒波を乗り越えていくに違いない。
- 4271 - = =2017/11/8 9:41:00
柴咲コウ、『直虎』失敗で女優生命の危機…次の仕事白紙、事務所と確執で独立説も
2017.11.07
10月11日、柴咲コウ主演の大河ドラマ『おんな城主 直虎』(NHK総合ほか)が、作品の舞台でもある静岡県浜松市でクランクアップを迎えた。大河初出演で主演を務めた柴咲は、“徳川四天王”のひとりとして知られる井伊直政の養母 井伊直虎として、その波乱の生涯を演じてきた。
「『直虎』は、井伊直政を演じる菅田将暉の登場で、10月に人ってようやく視聴率が少し回復しましたが、それでも近年“不調”と言われた『平清盛』や『花燃ゆ』の視聴率と匹敵する推移で、なかなか厳しい状況です。先日、女性週刊誌に打ち上げで盛り上がる柴咲の様子が報じられていましたが、上野樹里や井上真央など、過去に大河で“失敗”してその後仕事が激減した女優たちのように、笑っていられるのは今のうちだろう……と、不安を口にする関係者は少なくありません」(テレビ局関係者)
同関係者によれば、大河の撮影はクランクアップしたものの、柴咲は次の仕事が決まっておらず、所属事務所との確執も噂され始めているという。
「通常、大河ドラマで主演を務めると、その後ドラマ出演のギャラが1.2~1.5倍ほどにアップします。柴咲さんはこれまで1本170万円程度といわれているので、今後は220万円くらいになる。今クール、超人気ドラマ『ドクターX ~外科医 大門未知子~』(テレビ朝日系)で主演を務める米倉涼子さんのギャラが1本650万円といわれているので、それに比べれば安いものですが、視聴率がコケたのにギャラは上がるとなると、もし次の作品で失敗したら女優としてはアウトです。なので、作品選びに慎重になっているのか、次の仕事が決まったという話は聞こえてきていません。
その一方で、10月には柴咲さんがIT企業レトロワグラースの代表取締役社長CEOに就任していたことも報じられ、『これは独立のサインではないか』と指摘する声も上がっています」(別のテレビ局関係者)
柴咲といえば、かねてよりアーティスト志向が強いともいわれてきた。
「柴咲さんが女優業よりも歌手業に力を人れたがっているために、事務所の意向とぶつかっているのではないかと不安視されてきました。本人が本当は歌をやりたいために、女優業を片手間にしている、という話はよく聞きます。事務所からすれば歌手より女優のほうが儲かるので、当然反発するでしょう。かつての今井美樹さんと同じパターンです。柴咲さんのファンクラブの管理権などはレトロワグラースに移っているみたいなので、このまま独立してしまうというはない話ではないと思いますよ」(同)
女優として、大河の主演という大役もやりきった今、柴咲コウは今後どの道に進んでいくのか。次の動きが待たれる。
- 4272 - = =2017/11/8 18:15:00
11/8(水) 11:30配信
綾瀬はるか(32)の「奥様は、取り扱い注意」(日本テレビ系)や、小泉今日子(51)の「監獄のお姫様」(TBS系)、井上真央(30)の「明日の約束」(フジテレビ系)、そして篠原涼子(44)の「民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~」(フジテレビ系)などなど――10月から放送された秋クールのドラマは、大物女優が主演のドラマがめじろ押しとなっている。
言われてみれば、たしかにそういう風に見えるかもしれません。ただ、実際には単に偶然だと思いますが、もしかしたら、このところイケメン主演のドラマが多く、また話題にもなっていたので、その反動なのかもしれません」(民放ドラマ制作スタッフ)
ここで、ざっとラインナップを見てみよう。
綾瀬主演の「奥様は、取り扱い注意」は広末涼子(37)、本田翼(25)という男女どちらからも人気の高い3人がメインを彩る。「民衆の敵」では、主演を演じる篠原に加え石田ゆり子(48)や前田敦子(26)など、ドラマの主役級やヒロイン役を演じている女優たちが脇を固める。一方、井上主演の「明日の約束」は、女優ドラマという感じではないが、相手役として仲間由紀恵(38)や注目若手の新川優愛(23)などが登場する豪華な配役。学園ドラマという設定もあり、注目株の新人女優たちも多数、登場している。
そしてなんといっても「監獄のお姫様」では、脚本家の宮藤官九郎が制作陣との飲みの席で好きな女優を上げていったことから、オファーしていったキャスティングとのこと。そのメンバーはというと、菅野美穂(40)、坂井真紀(47)、満島ひかり(31)に夏帆(26)と豪華な出演陣だけでも話題になっている。さらに、乙葉(36)も社長夫人役で出演中だ。
「もちろん、キャスティングだけで高視聴率が取れる時代ではないですが、ドラマのメイン視聴者は女性なので、目線を変えていきたいというのはあったかもしれません。反対に、来年1月からのクールは男優祭りになりそうですが……」(同)
さてそれでは、ここまでのところの視聴率はどうだろうか?
月曜夜放送の「民衆の敵」の初回、2回目、3回目の放送は9%と7.1%、7.5%とひと桁台だ。火曜夜放送の「明日の約束」は3回放送で8.2%、6.2%から5.4%とかなり落としてしまっている。同じく火曜日夜の「監獄のお姫さま」も3回放送。初回と2回目は9.6%だったが、3回目にガクッっと6.5%まで下落。水曜夜の『奥様~』はすでに5回目が放送されているが、11.4%、11.3%、12.4%、11,2%、14.5%と上記4作の中では、最も健闘している(視聴率はすべてビデオリサーチ調べ、関東地区)。
「現在のドラマの視聴率はほとんどが1桁なので、視聴者の見方としては初回から落とさなければ『良いドラマ』だという考え方はありますね。でもシーズン5となる『ドクターX ~外科医 大門未知子~』(テレビ朝日系)が、相変わらずの人気で20%近い視聴率を取っていますから、これ以上、落ちていくようでは制作側からしてもスポンサーに説明しづらくなる。後半戦に人ってくるとより厳しい評価がくだされるのでは」(テレビ情報誌の編集者)
この編集者は「全てに目を通しているわけではないが」と前置きした上で、こう批評する。
「『奥様~』は、最近だと『BORDER 警視庁捜査一課殺人犯捜査第4係』(テレビ朝日)などがヒットしている金城一紀さんによるしっかりとした脚本です。人間性をしっかり描きながらも痛快な展開で、見やすくできていますね。『監獄~』は、いかにも宮藤さんらしい脚本で、エンタメ要素満載。かつ謎も深まっていて今後の展開が楽しみ……といったところ。『民衆の敵』は、政治要素を取り扱っているので、現役の議員たちが結構みているそうでツイッターなどでおもしろいとツイートしている議員もいました。政治に対する批判要素もおもしろく、主人公の篠原涼子がうまく場をかき回していて痛快です。ただし、ちょっとほかの女優陣豪華なドラマに比べると、若干地味に見えてしまっています」
一方で、「監獄~」をめぐっては、こんな意見もある。
「女性から見ると『監獄~』は、女性刑務所が舞台にしている割に、女性が描けていないように見えます。あれだけの名女優を集めるのだったら、もう少し女性の持つ二面性の部分だったり、ドロっとした情念が垣間見えたりしてほしい。演じている女優陣たちも、宮藤さんと組んだことある人たちばかりですが、あれだけ演技ができる女優さんたちが集まった意味合いが薄いように思えました。クドカンが手がけた若い女性たちが主人公の『あまちゃん』(NHK)や童貞男子がテーマの作品なら、ああいう内容でもいいんですが……。そう考えるともったいない」(前出の民放ドラマ制作スタッフ)
今クールは上記以外でも、第17シーズンになる沢口靖子(52)主演「科捜研の女」(テレビ朝日系)や、第3シーズンになる武田梨奈(26)主演の人気深夜ドラマ「ワカコ酒」(テレビ東京系)、また小池栄子(36)が主演を務める「恋する香港」(TBS系)や木村多江(46)主演の「ブラックリベンジ」(日本テレビ系)など、大物 若手女優がメインを張るドラマも枚挙にいとまがない。もちろんドラマファンの期待は、いかに良質なドラマが見られるかにあるだろうが、今秋の“祭り状態”を楽しんでみても良いかもしれない。
- 4273 - = =2017/11/8 18:35:00
井上真央、復帰に完全失敗…フジ系『明日の約束』がゴールデン帯なのに視聴率5%台
2017.11.08
11月7日に放送された井上真央主演の連続テレビドラマ『明日の約束』(フジテレビ系)第4話が、平均視聴率5.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。前週の第3話で5.4%に落ち込み、微増はしたものの相変わらず5%台から抜け出せずにいる。
井上が演じるのは、高校のスクールカウンセラー 藍沢日向。バスケットボール部に所属していた生徒 吉岡圭吾(遠藤健慎)の“不可解な死”に隠された真実に迫ると同時に、自身の母 尚子(手塚理美)に支配された生き方とも向き合っていくという役どころだ。
第4話、日向は圭吾の担任 霧島直樹(及川光博)からバスケ部顧問 辻哲哉(神尾佑)が夜道で何者かに襲われたとの連絡を受ける。また、インターネット上にはバスケ部キャプテン 長谷部大翔(金子大地)の“校内瀑力”を印象づけるような動画が流出。一方で、圭吾の母 真紀子(仲間由紀恵)は当初から息子は「学校で受けたイジメ」が原因で自殺したと主張していたが、学校側から一向に謝罪が得られないことに業を煮やし、「鎌倉からイジメを根絶する会」とタッグを組む……という展開だった。
圭吾の“死”の裏に“イジメ以外の何か”があったのは明確で、そこには間違いなく真紀子が絡んでいるだろう。圭吾が生きていた第1話の段階で、真紀子は表向きには息子を心配しつつも行動を管理、制限している描写がみられ、視聴者に不気味な印象を与えていた。さらに、圭吾が死んでしまった第2話以降は、“悲劇の母”としてマスコミや今回の団体を巻き込んで“学校の非”を訴えているが、家庭では圭吾の妹 英美里(竹内愛紗)に無関心すぎるように見えるのも引っかかる。このように、真紀子が見せる言動のひとつひとつが怪しく、恐ろしく、見ているこちらもジワジワと追い詰められていくような感覚を覚えてしまう。仲間の演技にはそれほどの“力”があるということだ。
仲間だけでなく、同ドラマに出演している役者はみんないい味を出している。暗い内容が視聴率を下げていると思われるものの、もし制作側が「数字が獲れなくたっていいから、とことんシリアスなドラマで世の中にメッセージを発信したい」と思って作っているのならば、“重み”のある演技ができるキャストを揃えたことは評価したい。
主演の井上もしっかり役に人り込んでいると感じるし、綾瀬はるかが現在放送中の『奥様は、取り扱い注意』(日本テレビ系)で主演していたり、昨年10月クールに石原さとみが主演した『地味にスゴイ! 校閲ガール 河野悦子』(同)や、今年1月クールでは吉高由里子が主演の『東京タラレバ娘』(同)など、同世代の女優が比較的ポップな作品に出演しているのと比べると、なんとなく“格”が違うような印象を受ける。
しかし、井上にとっては果たしてそれが“正解”だったのだろうか。“2年ぶりの連ドラ主演”という点でも、綾瀬たちのように視聴者が親しみやすい作品、役柄を選んだほうが良かったのかもしれない。そもそも「井上の代表作」として思い浮かぶのは、やはり『花より男子』シリーズ(TBS系)……。『花男』の主人公 牧野つくしのように元気ハツラツでかわいらしいキャラクターの方が、「見たい」と思うファンも多いのではないか。
- 4279 - = =2017/11/8 20:54:00