うわっ、案の定、Yahoo!映画でもめちゃ評価が低いじゃん!
そんな予感はあったんだよね~~
まずはさ、地球科学の教授という櫻井翔の設定だよ。
もろ「ガリレオ」とカブらん?
二番煎じ感が強い上に、キャラもダウングレードという感じだしなぁ。
確かに作風としては、同じ東野圭吾っぽいよ。
けど、こっちの方が圧倒的に陳腐で、とにかく暗いな。
なんかさ、語りのシーンが多く、ずっと暗いんだよ。
これは演出のせいか?
監督が三池崇史と知った時は、ヤベーと思ったね。
アタリもハズレも50/50って印象だからね。
今回はおもいきりハズレだったようだ。
三池パワーなのか、予想外に豪華なキャスティングでそこは驚いた。
てっきり櫻井翔と広瀬すずだけの、ある意味ミーハーなキャスティングだと思ってたからね。
そしたら玉木宏は出てくるは、志田未来に福士蒼汰、トドメはトヨエツまでっ!
けど、その多くの豪華キャストが死んでいたね。
玉木演じる刑事は、そのキャラも存在意義も軽い。
志田さんなんて、ヒドい扱いだ。
福士蒼汰はかなりマシだが、トヨエツも終盤は観てられなかったなぁ。
隠してるけど、声でリリー?フランキーだってすぐに分かりますからね!彼が終盤で出てくると、犯人か?と疑って観てまう。
そもそもやっぱ櫻井翔の存在意義が薄い。
彼は専門的知識を有する教授として、何をしたんだ?
結局、広瀬すずに振り回されるだけで、終盤はただの飾り程度しか働いてないよ。
一見、櫻井翔の主演作の顔をしているが、広瀬すずが食っちゃってるなぁ~
原作がしっかりしているからか、ミステリーとしてのストーリーはよくできている。
けっこう複雑で、調べるほどに出てくる素材に先が読めない。
結局、“ラプラスの悪魔”はすごい能力だが、それが謎の事件の真相と思えるほどのインパクトはなかった。
キャラが弱く、それぞれの関係性もそこまで丁寧に描けてないから、切なさなど感情的に得るものがほとんどないんだよなぁ。
クライマックスなんてすごいヒドくなかった?
一瞬、映画館側のトラブルかと思ったわっ!(ボロい映画館で観たから余計に)
ズルいね、安っぽく逃げたね。
いい原作、豪華なキャストを揃えても、そんな逃げの姿勢で作ったらこうなるわ。