- 59235 - = =2018/2/22 11:04:12
嵐の新曲「Find The Answer」(2月21日発売)が、20日付のオリコンデイリーシングルランキングで堂々の首位を獲得。発売初日にして22万9,483枚を売り上げた一方で、初回限定盤のDVDに収録されているメイキング映像内の“モザイク”に、ファンの関心が集まっている。
昨年11月発売のシングル「Doors~勇気の軌跡~」は初回限定盤1?2と通常盤の3種販売で、初日に32.1万枚を記録。初回限定盤と通常盤の2種のみの今作は、表題曲が松本潤主演の1月期ドラマ『99.9-刑事専門弁護士- SEASONⅡ』(TBS系)の主題歌で、通常盤の収録曲「白が舞う」は、櫻井翔がスペシャルキャスターを務める『ピョンチャン2018オリンピック』(日本テレビ系)のテーマソングに起用されている。
「新曲の初日売り上げは22.9万枚のため、前作の『Doors~』に比べてイマイチ数字が伸びていないように感じます。しかし、これは“嵐の人気が下がった”というよりも、販売形態が1種類少ないことが要因でしょう。とはいえ、5話までで15~18%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、高視聴率を連発しているドラマの主題歌にしては、緩やかなスタートとなりました」(ジャニーズに詳しい記者)
初回盤DVDのメイキング映像では、メンバーがスマートフォンで“撮り合い”をする姿が収められており、ファンの間で「『Find The Answer』のメイキング、5人が仲良しでとにかく可愛い」「今回のメイキング最高だった。嵐のわちゃわちゃがたくさんあって癒やされた」と、大好評だ。
「メイキングでは、二宮和也が中心となってスマホを持ち、大野智や相葉雅紀らに接近して撮影する場面や、リラックスした5人の表情が垣間見えます。その中で、テーブルに置いてあるメンバー自身のスマホやゲーム機、メイキング用に支給されたとみられるスマホの画面にも、薄いモザイクがかかっていました。嵐といえば、昨年12月に相葉雅紀と一般女性の真剣交際が報じられましたが、どうやらこのスキャンダルがモザイク処理に影響を与えてしまった模様。『ARASHI LIVE TOUR 2016-2017 Are You Happy?』の通常盤に収録されている特典映像内で、相葉が持っているスマホのホーム画面が、彼女の愛犬のトイプードルではないかと、疑惑が浮上したんです」(同)
その映像が注目されたのは今年に人ってからだったため、ネット上では「嵐のスマホ見事に隠されてて笑える」「嵐のスマホ、完全モザイク。トイプードル写真の特定事件があったからかな?」「ついにメンバーのスマホにモザイクがかかった。相葉ちゃんのトイプードル事件の影響?」「今のタイミングでスマホにぼかし人れたら、あれはやっぱり見られたら困るものだったんだなって思っちゃう」と、邪推する声が見受けられる。
ファンの書き込みによれば、2015年5月発売のシングル「青空の下、キミのとなり」のメイキングでも同様の処置はあったようだが、“トイプードル騒ぎ”後のタイミングとあって、モザイクと相葉の一件を結びつけてしまうのも無理もない。
こうして、さまざまな意味でファンの話題をさらっている「Find The Answer」。前作「Doors~」は初週に57.1万枚を売り上げていたが、新曲はこの記録を上回ることができるのだろうか。
- 59246 - = =2018/2/22 11:27:00
2018.02.22 cyzowoman
最近、ネットを中心に話題を呼んでいる深夜アニメ『ポプテピピック』(TOKYO MXなど)。女子中学生 ポプ子とピピ美を主人公に、さまざまな作品のパロディーやブラックユーモアを織り交ぜた、“説明不可能”な物語が展開されていく。そんな同作のファンたちは、こぞって「クソアニメ」と称賛し、ネットで大盛り上がりをしているのだが、ここである疑問がわいてくる。なぜ、自分の愛する作品を「クソ」呼ばわりするのだろうか。
こうした現象は、アニメ、またアイドル、タレントなどのファン界隈では決して珍しいことではない。例えば、国民的アイドル嵐 櫻井翔の私服姿を「ダサいw」、最近顔回りに禸がついてきたと指摘して「ブスw」などとファン同士が言い合っている様子は、ネット上で散見されている状況だ。こうした、愛するものをネガティブな表現で語ることは「貶し愛」と言われ、近年では愛情表現の1つとして、広く認知されるようになった。
しかし、なぜこうした貶し愛が横行するようになったのだろうか。神奈川大学心理相談センター所長、人間科学部教授である臨床心理士の杉山崇氏に、貶し愛の心理や、貶し愛をしがちな人の特徴、またネットとの関連性などについて話を伺った。
「愛情の反対は、嫌悪や憎しみではなく、“無視”なんです。憎しみは、愛情と紙一重で、どちらも対象に強い関心がある。貶すということは、つまり“強い関心を持っている”という表現でもあるわけです。特に、貶すとなると、悪い部分に注目をしていないといけないので、『自分はこれだけ深く注目している』というアピールになります。例えば、男子が好きな女の子に対して、悪口を言うことってありますよね。周りが『あの子って可愛いよね』とチヤホヤしていても、『いや、でもアツイはこういうダメところがある』と言って、『みんなが知らないことを知ってるよ』とアピールするのと同じことです」
幼い男子特有の心理と思われがちだが、杉山氏いわく「男女問わず、年齢も関係なくあります。パパやママが自分の子どものことを誰かに褒められたりすると、『いやいや、こんなダメなところがあってね』なんてよく言ったりしますが、それもまた『あなたの知らないところを、私は見てるんですよ』という心理であり、ひいては『この子は私のものよ』というアピールの場合もあります」とのこと。
また、ファンの間での貶し愛には、仲間意識を生む面もあるようだ。確かに、「こういうところが残念」「だよねだよね」と共感を得ることは、ファン交流の醍醐味かもしれない。
「ただし、熱心なファン同士の貶し愛による交流は、興味を持ち始めたファンに嫌な気分や疎外感を覚えさせる面もあるのではないでしょうか。貶し愛をする人たちは、『私だけが知っている』という優越感を持っているので、にわかファンが“撤退していく”ことに、うれしさを覚える……ということはあると思います」
では、こうした貶し愛をしがちな人には、どういったタイプが多いのだろうか。杉山氏は「3つのタイプが考えられます」と解説をしてくれた。
「まず、社交性が過剰な人。自分のアピールに周りが反応してくれることで、自分の存在を確認できるタイプで、芸能人に多いんです。次に、優越感に浸りたい人で、男性のアイドルファンに多い傾向なのかもしれません。そして最後が、『自分のものである』という独占欲が強い人。こういうタイプの人は、好きなものに対して、自分以外の者が関心を持っていることを、“虫がたかっている”というふうに受け止めてしまい、殺虫剤感覚で貶し愛を用いるのではないかと考えられます」
貶し愛をする人自身にも特徴がありそうだが、ことネットでこうした現象が見られるのも、理由があるのだろうか。
「人間は、人と向き合っていると、“人”の顔色をうかがうという脳が刺激されるんです。私はこれを“サルの脳”と呼んでいて、これが刺激されると、『自分は周りからどう見えているか?』という“相手が見ている自分”を気にするようになります。しかしネットをしている時は、自分を見ている人がいません。サルの脳が働かなくなって、人目を気にしなくなると、批判的な書き込みをしてしまうことがあります。ネットで貶し愛が盛り上がるのは、そういった現象と同じような面もあるのかもしれませんね」
確かに、過度な貶し愛によって、ファン同士のいがみ合いが勃発するケースは珍しくない。さまざまなジャンルはあれど、自分を“熱心なファン”だという人は、貶し愛で同じファンを排除しないように気をつけるべきかもしれない。
- 59249 - = =2018/2/22 11:30:01