- 700 - = =2017/10/21 9:43:00
- 701 - = =2017/10/21 9:44:00
- 723 - = =2017/10/21 15:33:00
櫻井翔が校長に!? 斬新設定もキャラはいたって普通!『先に生まれただけの僕』第1話
cyzo 2017.10.21
人気アイドルグループ 嵐の櫻井翔が私立高校の校長役を演じるドラマ『先に生まれただけの僕』(日本テレビ系)の第1話が14日に放送され、平均視聴率10.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。2ケタ台ギリギリでのスタートとなりました。
さて、まずはあらすじを少し。総合商社 樫松物産に勤める主人公 鳴海涼介(櫻井翔)は、抜群の営業スキルをもち将来を嘱望される存在でした。しかし、鳴海が忠誠を尽くしていた専務が社内政治で失脚。その結果、同商社の傘下?京明館高等学校への出向を命じられ、校長として経営再建することを託されたのでした。
いわば左遷というカタチで未経験の教育現場へと送り込まれた鳴海。手っ取り早く業績を上げて本社に戻るべく、教師たちにコスト削減を提唱するものの、35歳という若さもあり反発を食らってしまいます。それならば人学者の数を増やそうと、特進クラスの担任教師?真柴ちひろ(蒼井優)を強引に引き連れ、近辺の中学校や塾へ“営業”に出ることに。しかし、中学教諭や塾講師たちから現在44の偏差値と進学率を上げなければ人気が出ないこと、その結果を出すには3年は必要だと言われ途方に暮れてしまいます。
そんな中、真柴のクラスで男子生徒同士のケンカが勃発。鳴海も立ち合い事情を聞くと、父親がクモ膜下出血で倒れたことを秘密にしていた加瀬龍之介(佐久間悠)が、それを他の生徒にバラされたことでカッとなりケンカに発展したとのことでした。学費に不安を抱える龍之介は大学進学を諦めると言い出すのですが、これに真柴は反対。奨学金制度を利用してでも進学するように勧めます。しかし、このアドバイスに鳴海は納得がいきません。なぜなら鳴海自身、中学生の時に父親を亡くし奨学金をもらって大学に進学したものの、その返済に現在も苦しんでいるからなのです。“奨学金=借金”であることを自身が学生の時に教師から説明されず、真柴もまたそれを怠ったことが引っ掛かり、翌日の会議で問題提議することにします。
しかし、外様である鳴海の意見など誰も聞く耳を持ちません。また、良かれと思って龍之介に奨学金返済の苦しさを説明すると、「そんな怖い話、聞きたくなかった」と逃げられてしまいます。そして、それを目撃した真柴からは「現実を教えればいいってものではない」と呆れられてしまい、前途多難といったところで今回は終了となりました。
さて、感想。2000年に学校教育法施行規則が改正され、教員免許がない民間人も校長になれる仕組みが整ったため、昨今では決して珍しくなくなった民間人校長ですが、同ドラマは“アイドル?櫻井翔”が演じることや35歳という若さ、エリート商社マンという設定が放送前から話題になっていました。しかし、今回の放送を見た限りでは、その斬新な設定を生かしきれていないように思えました。
まず、鳴海のキャラが中途半端なんですよね。営業で好成績を上げているわけですから、体育会系のゴリゴリ感や合理主義に凝り固まった怜悧さなど、どこか振り切ったところがあればいいのですが、エリートと謳う割に至って普通。そのため教師たちからも“部外者の若造が口出しするな”程度にしか思われず、大した軋轢が生まれません。また、その教師たちにしても学園ドラマにありがちな事なかれ主義ばかりで、目新しさがなく魅力が感じられないのです。
さらに、舞台となる学校の設定も中途半端。特に荒れるでもなく、ごくごく普通の高校といった感じ。前校長はストレスで倒れたということですが、その理由が見当たりません。後々明らかになっていくのかもしれませんが、ドラマにはある程度ビジュアル的なわかりやすさが必要だと思います。リアルさには欠けるかもしれませんが、パッと見でメスを人れるべき問題点がいくつかわかるように提示しなければ、視聴者は鳴海を応援する気持ちにはなれません。
学校再建ものといえば05年に放送されたドラマ『ドラゴン桜』(TBS系)がヒットしましたが、同ドラマは落ちこぼれの生徒たちを東大に合格させるという明確な目標設定がありました。ゴールがはっきりしているからこそ、“そこまで行くにはどうするんだ?”と主人公の手腕に注目し、視聴者はドラマの世界に引き込まれるのですが、鳴海に関しては手探り状態のまま何もできずに終わってしまうのではないかという懸念さえ抱いてしまいました。また、今後の展開としては学校経営というマクロ的な部分と、生徒ひとりひとりの悩み解決というミクロ的な部分のバランスをどう取っていくのかも気になるところではあります。
否定的な意見ばかりになってしまいましたが、まだ初回。脚本を務める福田靖は『ガリレオ』や『HERO』(共に共同脚本、フジテレビ系)などの人気ドラマシリーズを手掛けたヒットメーカーなだけに、今後に期待したいと思います。
- 727 - = =2017/10/21 17:44:00
10/21(土) 16:00配信
嵐の櫻井翔(35才)が私立高校の校長を演じているのが、ドラマ『先に生まれただけの僕』(日本テレビ系、毎週土曜22時)だ。
商社から出向して、高校の校長に就任した鳴海涼介(櫻井)。1話のラストでは、自身の体験をもとに生徒に語りかけて感動的な展開に…と思いきや、現実的な鳴海の話に生徒から「そんな話は聞きたくなかった」と泣き出されてしまう。
「1話の最後のシーンは、裏切られるような展開ですよね。ぼくも最初に家で台本を読んでいた時に、リアルに噴きだしました(笑い)。1話の時点では、鳴海は敵ばかりなので大変だけど、副校長の柏木さん(風間杜夫)とは意気投合していくので、掛け合いを楽しみにしてもらいたいです」(櫻井、以下同)
鳴海は出向が人生の転機になるが、自身の転機といえば?
「中学生かな。サッカー部で先輩との上下関係を叩き込まれたから。男子校だったから360度男しかいなくて、人学して2週間はなんていうところに来てしまったんだろう…と絶望しました(笑い)」
心に残る先生との出会いも中学校の時だったという。
「人学式で色つき眼鏡にカラーシャツと、とにかく見た目が怖い先生がいたんです。サッカー部に人ったら顧問で! 終わったな…と思ったんですけど、実はめちゃくちゃいい先生で今でも感謝しています」
そして、ドラマの主題歌は嵐の『Doors ~勇気の軌跡~』だ。
「撮影中に『主題歌はこの曲になりました』と、仮音源をスタッフが持ってきてくれたんです。まだ嵐の声が人る前の音源だったんですけど、せっかくなので“先生がた”といっしょに聴いたんです。聴き終わった瞬間に、拍手が起きましたね! 歌詞の主人公が成長したり、人にエールを送ったりするところが、ドラマのストーリーや鳴海に通じる部分があるかなと思います」
※女性セブン2017年11月2日号
- 731 - = =2017/10/21 17:49:00
10/21(土) 16:00配信 週刊女性PRIME
初回平均視聴率10.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。
アイドルグループ嵐の櫻井翔(35)主演の日本テレビ系土曜ドラマ『先に生まれただけの僕』の視聴率だ。
「月曜日の朝、パソコンを見て視聴率をチェックするんですが、案外、悪かったな、というのが何となく局内から漏れてきた声でした」と同局情報番組スタッフ。「今後、テコ人れのために、情報番組でドラマのことを取り上げる頻度が増えると思いますよ」
ドラマの放送に先立ち、都内で完成披露試写会が開かれたのは10月上旬のことだった。そこで櫻井を、明らかに不愉快にした質問が出たという。
テレビ誌ライターが振り返る。
「櫻井さんは、さすがに表情をあからさまに変えることはしませんでしたけど。あの言葉遣いは、何か言いたそうでしたね」
校長役の櫻井は、台本で3~4ページにわたる長いセリフがあるという。そのことを共演者の俳優、風間杜夫(68)が「すごいな」と褒め、返す刀で「若い俳優さんに、見習ってほしいな」と言って皮禸った。
「そこまでは同業者の話なのでよかったのですが」と前出 テレビ誌ライターが続ける。
「司会を務めていた日テレのアナウンサーが、“櫻井さん、3~4ページにわたるセリフがあったんですか?”と褒めるつもりで拾ったんです。それに対して櫻井は、“まあまあまあ、うん”と明らかに不満げな感じでした。
それもそうですよね。プロの俳優はセリフを覚えるのが仕事なわけですから、それを“すごい”とたたえるのは、どうも違う。櫻井もそこに引っかかったんでしょうね」
記者会見の後、記者による囲み取材が行われたが、そこでも同様の質問が出た。櫻井は、うまい具合に不満を伝えたという。再び前出?テレビ誌ライターの話。
「“1話を見て、長いセリフの量がすごいなと感じたんですが”、と芸能リポーターが話を向けたところ、
“もっと増えるんですよ、もっと。だけど、どうなんですかね、セリフの長いのを覚えるのは、なんていうのかな、僕らの仕事の絶対条件だったりするから、なんていうのかな、うん、シェフが食材買っていません、に近くて、食材揃っているのが大前提で、どう料理するのかが僕らの仕事で、確かにセリフの量は多いし、覚えるのも大変ですけど、褒めていただけるというのは、う~ん”
と明らかに不快感を表明していましたね」
嵐の面々は、それぞれに演技に進出しているが、
「二宮和也の演技巧者、大野智のとぼけた感じ、キラキラの松本潤、意外性な相葉雅紀と比べ、櫻井の場合はキャスターや司会業のほうが勝っているため、俳優としての評価が今ひとつ。そのことを気にしてか、普通の俳優なら当たり前のことを褒められるのを嫌がるのです」(ジャニーズ担当記者)
第2回以降の視聴率のアップダウンに注目が集まる。
- 781 - = =2017/10/21 22:18:00