- 801 - = =2017/10/21 23:40:00
10/21(土) 23:00配信
人気グループ 嵐の櫻井翔が主演する日本テレビ系連続ドラマ『先に生まれただけの僕』(毎週土曜 後10:00)の第3話が28日に放送される。前回、生徒に興味を示さない数学教師 及川(木下ほうか)が退職したことにより“35歳の校長”こと主人公 鳴海涼介(櫻井)は自らが教壇に立つことを決意。そもそも大学の教育実習の経験しかない鳴海に高校2年生の数学は難しくすっかり自信を失う。教師たちも注目するなか、初めて教壇に立った鳴海は見よう見まねで「アクティブラーニング型」授業を実施する。???
同ドラマは、とくにスポーツが優れているわけでもない、定員割れギリギリの私立京命館高校が舞台。鳴海が、教育現場をまったく知らないまま突然「校長」という立場に置かれ、これまでのビジネスの常識とはかけ離れた「学校」という現場の実態に困惑しながら、出向先での一職務ではなく学校のリーダーとして“理想の校長”になるべく学校改革に乗り出していく。脚本は『HERO』『救命病棟24時』シリーズの福田靖氏によるオリジナルストーリー。
教育界では新しい授業スタイルである「アクティブラーニング型」授業は、教師が一方的に教えるのではなく、授業の主導権を生徒たちに与え、生徒たち自身に考えさせる手法のこと。この手法が傾きかけている京命館高校を改革する鍵にもなっていきそう。果たして鳴海は授業を成功させることはできるのか…。また第3話では、スマホを使って店頭のマンガを盗み撮る「デジタル万引き」をした生徒の処分について、鳴海は柏木(風間杜夫)、ちひろ(蒼井優)と議論になる。
- 807 - = =2017/10/22 8:40:00
10/22(日) 7:00配信
今クールのドラマがスタートしたが、その中に学園ドラマが2作あることに注目が集まっている。「学園ドラマは夏」というのが、ドラマ関係者の間で“常識”だからだ。最近この傾向が顕著だというが、いったいなぜ学園ドラマが夏から秋に移動し始めているのか? コラムニストでテレビ解説者の木村隆志さんが解説する。
今月14日に『先に生まれただけの僕』、17日に『明日の約束』がスタートしました。どちらも高校を舞台にした学園ドラマなのですが、その時期と内容に「あれっ?」と違和感を抱いた人が多かったようです。
もともと学園ドラマは、学生が夏休みに人る夏に放送するのが定番。これまで、『GTO』(フジテレビ系)、『WATER BOYS』(フジテレビ系)、『太陽と海の教室』(フジテレビ系)、『花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~』(フジテレビ系)、『マイ☆ボス マイ☆ヒーロー』(日本テレビ系)、『表参道高校合唱部!』(TBS系)、『仰げば尊し』(TBS系)などの人気作が夏に放送されました。
ただ今年の夏は、高校生たちを主人公にした『僕たちがやりました』(フジテレビ系)が放送されたのみ。しかも同作は学校のシーンがほとんどなく、学園ドラマというよりも逃亡サスペンスでした。
近年、夏の学園ドラマが激減する一方、少しずつ秋に移動しはじめています。なぜ高校を舞台にしたドラマが、夏を避けて秋に放送されているのでしょうか。
◆なぜ主人公が先生や生徒ではないのか?
かつては、夏に学生をターゲットにしたキラキラの青春ドラマを放送していましたが、近年それでは視聴率がとれなくなってしまいました。しかし、いじめ、スクールカースト、学級崩壊、モンスターペアレンツ、教師の不祥事などの学校問題は、大人にとって身近な関心事であることに変わりありません。これらの学校問題と向き合うために、「秋に大人をターゲットにした見応えのある社会派ドラマとして放送しよう」という流れが生まれているのです。
??? ポイントは2作の主人公が、先生や生徒ではなく、校長とスクールカウンセラーであること。『先に生まれただけの僕』は櫻井翔さんが校長役、『明日の約束』は井上真央さんがスクールカウンセラー役を演じています。これは「先生や生徒という当事者ではなく、保護者に似た第三者の目線で学校問題に向き合う」ためでしょう。
事実、前述した夏の学園ドラマは、強烈な個性の先生と、将来有望な若手俳優たちが華やかなムードを醸し出していましたが、今秋の2作にはそれがありません。学園ドラマの魅力であるフレッシュさや明るさはなく、どこか不穏なムードがただよっています。
もともと「読書の秋」「芸術の秋」と言われるこの時期は、ドラマでも行間を読むような作品へのニーズが高く、脚本家たちもオリジナルの力作を書き上げる傾向があります。『先に生まれただけの僕』の脚本家は、『HERO』(フジテレビ系)、『CHANGE』(フジテレビ系)、『DOCTORS』シリーズ(テレビ朝日系)などを手がけた福田靖さん。『明日の約束』の脚本家は、『任侠ヘルパー』(フジテレビ系)、『37歳で医者になった僕』(フジテレビ系)、『ウロボロス』(TBS系)などを手がけた古家和尚さん。両者とも骨太なテーマをエンターテインメントに昇華させる名手だけに、学校問題を真正面から扱った上で、視聴者をどう楽しませるのか楽しみです。
◆初回から鋭く問題を切り取るシーンが続出
ともに初回から、学校問題を鋭く切り取るシーンがいくつも見られました。
『先に生まれただけの僕』は、鳴海校長(櫻井翔)が学校経営の危機に無関心な教師たちに「一番の問題は先生方です。生徒に対する意識を変えてください。先生方は生徒からの授業料で給料をもらっているんです」と熱弁をふるったものの、部屋を出て行かれてしまいました。さらに最後も、経済的に苦しい生徒に、奨学金返済のつらさを切々と話した上で進学を勧めましたが、「そんな怖い話、聞きたくなかった。今、決められるわけないじゃん」と逃げ出されてしまったのです。
『明日の約束』も、スクールカウンセラーの日向(井上真央)と担任教師の霧島(及川光博)が不登校の生徒?吉岡圭吾(遠藤健慎)の家に行くと、なぜか本人に笑顔で出迎えられつつ、一方で母親?真起子(仲間由紀恵)から「あの子の人生がダメになったら、学校や先生方を許しませんから」と強烈なプレッシャーをかけられるなど、問題の難しさを感じさせました。しかし、家を出た霧島は、「クラスにしても部活動にしても、それほど深刻な状況には思えないんですけどね。吉岡にはいじられキャラみたいなところがあって、それが誤解を招いた可能性もあるかなと」と楽観的な反応を見せるところにリアリティを感じさせます。
今後はさらに学校問題が表層化し、改善 解決に向けた主人公の活躍が描かれるでしょう。最近めっきり減った心の動きを読みながら見る大人のドラマになることは間違いありません。
- 815 - = =2017/10/22 17:17:00
10/22(日) 14:16配信
先週放送された第1話の放送直後、劇中で取り上げられた「奨学金は借金だ」ということについて、ネット上では大きな話題となった。その意識を持っていなかった者、現在返済している者の苦労、近年問題化される未払いの問題などが改めて浮き彫りになったのである。
そして21日に放送された日本テレビ系土曜ドラマ『先に生まれただけの僕』の第2話では、“スクールカースト”と“いじめ”の問題に言及する。5年前にスマッシュヒットを記録した映画『桐島、部活やめるってよ』の頃から徐々に存在が知られ、問題視されるようになった前者が、エスカレートすることで後者に繋がっていくのだという話を描き出したのだ。
どちらもおそらく昔から、学校という社会の中には存在していたことであろう。劇中で櫻井翔演じる鳴海校長も話すように、それは学校だけでなく会社でも、そういった大勢が集まるコミュニティの中では少なからず起こりうることでもある。それが問題視されるほど大きなものになる、とくに生徒間で階層が作り出されてしまう原因がどこにあるのか、今回のエピソードはそれを問題提起してくれるものだった。
仲の良い女子3人組のうち2人に彼氏ができて、残った1人はその2人からパシリのように体良く扱われるようになる。それを見ていた片方の女子生徒の彼氏は、自分のことのように思い悩み、毎日のように腹痛を訴えて保健室に足を運んでいたのだ。その問題に直面した鳴海が、解決のためのプロセスを模索していくうちに、物語はもうひとつのテーマを描き出し始める。それは木下ほうか演じる数学教師の及川の存在だ。保険医から、彼が受け持つ生徒のことを相談されても、話を聞かずに放置し、自分の職務は数学を教えることであり、生徒に興味がないと断言する。
もちろん、学校である以上は生徒に勉強を教えることは大切な職務であるが、鳴海はそこで“教師”と“講師”の違いについて持論を述べる。しかしながら、このドラマの驚くべきところは、主人公の考え方と対立した考え方を登場させても、どちらが正しく、どちらが間違っているかということを提示しないことである。頭でっかちに押し付けず、少々荒っぽい方法ではあったが、鳴海は及川に選択肢を与えた。それが鳴海というキャラクターの人間性と、社会性の高さの表れではないだろうか。それぞれの考え方の多様性を理解した上で、方向性を合わせるか折衷するか、引き離すかの決断を下す。そういったリベラルな姿勢を垣間見せるものである。
そして、鳴海はスクールカースト問題について、当事者の2名の女子生徒と直接対話をするのである。それもまた実に荒っぽく、実際の教育現場で行うには危険なやり方でもあるが、そこはドラマらしくうまくまとまってしまう。この場面で目を引いたのは、鳴海が2人にフラットな関係を提示しながら、自分が何を疑問に思っているのかを明確に言葉にすることだ。
もしかすると、スクールカーストが形成される、生徒にとっての学校という社会の中に、教師の存在は人っていないのではないだろうか。及川のように、生徒に興味のない教師。蒼井優演じる真柴のように、高校生に大人と同じように話してもダメだと言い切ってしまう教師。その隔たりが、ひとつの学校の中で教師と生徒それぞれの社会を分断させていく。
その二つの社会を繋げようとすることが、この鳴海校長が目指すところなのかもしれない。高圧的に接したり、子供だからと見くびることとは違う、年齢や職業上生まれてしまう仮の上下関係に従った程度の視線で、生徒と同じ社会に人っていく。第2話にして早くも、このドラマのタイトルの意味を見たような気がする。
- 816 - = =2017/10/22 17:29:00
Business Journal 10/22(日)
嵐の櫻井翔が、一般人を「見下した」発言が物議を醸している。
櫻井は現在、主演ドラマ『先に生まれただけの僕』(日本テレビ系)に出演中で、商社から出向して、高校の校長に就任した鳴海涼介を演じる。商社マンから校長という紛れもない転機だが、「NEWSポストセブン」のインタビューでは、櫻井自身の「転機」について語っている。
そしてこれが、ネット掲示板などで批判の対象となっているようだ。
櫻井は自身の「転機」に関し「中学生」と回答。「男子校だったから360度男しかいなくて、人学して2週間はなんていうところに来てしまったんだろう」と思ったようで、「絶望」したとのことだ。
しかし、この発言に批判が集中している。
「『絶望のうちに人らない』『官僚の息子が何を言ってもね』『あまりにもチンケ』と呆れるようなコメントが多いですね。櫻井さんは慶應義塾大学出身ですが、幼稚舎、中学校、高校と慶應エスカレーターのまさしくお坊ちゃま。そんな人物の『絶望』がどんなものかと思いきや、あまりにも幼稚だったことにショックを受けた人は多かったようです。
また『慶應なら出会いもあるでしょ』『別に引く手あまただろう』と、男子校だからどうこうということもなかったのではないかとする意見もあります。いずれにしても、大した話ではありませんね」(記者)
突然の「お坊ちゃま発言」に、世間との温度差が出てしまった櫻井。
最近ではアナウンサーの熱愛なども取りざたされているが、実はファンの間でも厳しい目が向けられている。
「新アルバム『untitled』は初週から売上が好調ではありますが、初回限定盤のDVDのメイキングが単なる個別インタビューだったことや、恒例のソロ曲がないことに不満も多いようです。さらに『ソロってなんでやってるんだっけ? やりたいことがそれぞれあるからやってるよね、って。「やりたいこと今年ソロである?」「まだ見えてません」「まだ見えてません」っていうのがみんなの声であるならば、じゃあ別にソロやらなくてもよくない? みたいな』と、ソロ消滅には自身の考えが反映されていたようで『そうじゃない』と非難されています。ドラマのほうも視聴率は微妙ですし、今は厳しい中にいますね」(同)
ドラマ視聴率はイマイチな状況だが、それ以上に櫻井は取り戻さねばならないものもあるようだ。