- 4513 - = =2018/5/2 15:18:45
- 4516 - = =2018/5/2 15:19:33
- 4522 - = =2018/5/2 15:23:48
- 4545 - = =2018/5/2 15:46:22
- 4552 - = =2018/5/2 15:51:36
ーー山口さんも交えて5人で会ったときの詳細は?
城島:
30日の夜なんですが、夜7時ちょっとだったかなと思います。
やっとメンバーそれぞれのスケジュールの都合があったので、申し訳ないんですけどやっと調整が取れまして、5人集まれるとなりまして、その時間が夜7時過ぎたという時間帯でした。
それで5人だけで話そうと、何があったのか。
事件発覚以降、5人集まっていなかったものでしたので、山口がいろいろあって会えないのはもちろんだったんでしょうけど、それ以前に4人でも会えていない状態だったんです。
それで、とりあえず集まろうとなりまして、某所で、誰も人ってこないような5人だけの時間をとらせていただきました。
2時間弱ぐらいですかね。
事の経緯といいますか謝罪と、その辺は僕たち4人も聞いていない部分が多かったので、謝罪会見はテレビを通じて皆さんと同じように聞いていたんですけれども、事の経緯はおおむね謝罪会見と同じようなことだったんですけど、それをメンバー同士の口調で話してきました。
そこで、その中でどうしようかというふうに、ちょっと腹割って話そうよとなったときに、本人は記者会見のときもわんわん泣いてましたけど、涙を流しているというより涙が枯れ果て、憔悴しきった様子で来たので。
それは、もちろんそうです。
いろいろ自分がやってしまったことなんですから、いろいろ自分の中でも思っていることはあるでしょうが。
それで、自分の持ってきたかばんの中から…。
土下座して謝罪をしてきたんですけど、山口自身が。
その中で、謝罪の言葉が僕たちにありましたが、鞄から1通の封筒を出してきまして。
テーブルの上にティッシュの箱があったんで、拭けみたいに出したんですけれども、ティッシュを出すんじゃなく、鞄から1通の封筒を出したのでなんだと思って見るとTOKIOを辞めます、責任を取ってという部分で、そこに退職願って書いてありました。
そこで、我々もどう責任を取るのかとか、皆さんの意見でもある、解散なのか、即刻解雇しろとか、無期限活動停止という部分において、いろんな意見がございましたけど、男として筋はないのかとか、いろいろ思いもありました。
そこで、謝罪の中で1通の封筒が出てきたので、正直メンバー全員はちょっとそこで言葉が出なかったのは確かです。
なんて返そうかと。
今後どうするかという話し合いの中で、どういう結果、答えが出るかわからなかったです。その日は。
ただ、そういう辞表が出た部分において、答えがちょっと出なくて今できることはなんだろうと。
まず謝罪じゃないかと。
被害者の方と家族の方に、まず謝罪させていただけるならば会見を開いて、お時間をとっていただいて、そこからこの先のことは考えていくしかないと。
それしかないだろうというのが、答えだったわけです。
ーー辞表はとりあえず預かっている状態?
城島:
私がリーダーとして…。
それはメンバーの前に出してきたんですけども、事務所宛てだったんですが私が預かっております。
ーー先ほど、松岡さんが甘えがあるんだったら解散するべきだというような気持ちだとおっしゃいましたけど、そこら辺の心情はその場でも話した?
松岡:
もちろん、言いました。
ーーそれに対して山口さんの反応は?
松岡:
だと思いますということでした、本人も。
本人は、自分がいるからTOKIOに迷惑かけるのがいやなので、辞めたいと。
辞めさせてくれと言いました。
本来、そうだねって言わなきゃいけないところなんでしょうけど、生まれて初めて辞表も見ましたし30年間一緒にいた男のそんな姿も初めて見たもんですから、何も返すことがなく。
僕らが言う前に、彼はその辞表を用意していたというところで、ああ自分が思っていたことは彼にはちゃんと伝わっているんだと感じましたし、彼だけじゃなくほかのメンバーにも僕は言いました。
それがけじめだと思ったもんですから。事が事なので。
TOKIOはよくも悪くも皆さんに信頼していただいた部分もあったものですから。
特に、あの男のキャラもあったと思います。
そのショックは多分僕らもそうですけど、とんでもないことだったので。
申し訳ないですけど、リーダー持っててくれという形に今はしています。
ーーメンバーの皆さんは山口さんにどのような言葉をかけた?
城島:
正直、直接、言葉というかテレビの彼の会見を通じて、メンバーに対してどう思うかというのが、彼の思いの第一声だったんです。
だからテレビをご覧の皆さんと同じ状況で、私たち4人彼の思いを聞いたわけでございます。
実際に、30日の月曜の夜、どういうことを言ってくるかというのは、自分からではなく向うから何を言ってくるかというのを待っていました。
それで、まず謝罪がありまして、事の経緯というか、そういうふうな流れになっていくんですが何かを言葉をかけるというよりも30日までに太一は太一で、自分の番組で第一報を言わなきゃいけない、本人も正直聞いていない。
ほかのメンバーはほかの仕事で、何ももちろん聞いていない。
いろんな思いがあった5日間といいますか、事件発覚後から。
言葉、何を言っていいのかというのも、正直私自身言葉が出ない中で、山口の話を途中まで聞いていたような気がします。
そして、メンバー全員何をきっかけに口火を切って話したというのは、何を言ったのかちょっと私自身も覚えていないぐらいだったんですが。
やっぱり、実際どうする?これからどうする?今何ができる?ということしか考えていなかったのは事実です。
すみません。
松岡:
とりあえずメンバーが一番最初に言ったのは、僕らじゃないと。当たり前ですけど被害者の方に、その気持ちをずっと持っていただくしかないです。
TOKIOのことなんか二の次、三の次で考えてくれと。
それと、正直あなたは病気ですと。
だから、自分の置かれている立場と、今後のことをちゃんと向き合ってくれと。
酒は当たり前。決してお酒が悪いんじゃない。
悪いのは彼ですから。
その甘さと自分の考えを改めてもらえない限り、俺たちは何もできない。
どれぐらい時間がかかるかわかりませんけど、まず自分と向き合ってくれ。
話は、きっとそれからで。
彼の謹慎活動というのはそれが全て終わってから始まることだと思っているので。
まずそれをきちんとしろ。
じゃないと申し訳ないですけど、僕らは受け人れられないという話をしました。
長瀬:
彼が出した辞表を見たときに、やはり23年以上一緒にやっていますから。やってましたから。
いろんなことが頭をよぎりました。
それから、彼が僕らに、会社に出してくれというふうに言ってきたので、今はリーダーが預かっているという状況ですね。
ーー長瀬さんから山口さんに対して言葉は?
長瀬:
やっぱり信じてますし、信じていましたし。
もちろん裏切られてしまったような気持ちもあるんですけれども。
とにかく今は被害者の方にも、ご迷惑をおかけした皆様のためにも、できることはまず治療であったり、反省であったり、そういうことなんだとも思うという思いは伝えました。
国分:
山口が現れたときに、先ほどリーダーも言っていましたけれども、かなり憔悴しているような表情でした。
そんな中、先ほど松岡からも出ましたけれども、今山口がTOKIOの心配をするのではなく、どうやって自分と向き合っていくのか。
そこに徹してくれと。
今、僕たち4人はできることをしっかりやっている。
山口は被害に遭った方のこと、そして自分と向き合うことを忘れないでくれと伝えました。
ーー具体的に山口さんのほうからはどのような謝罪の言葉が?
城島:
具体的に今回の件について、本当にメンバーに迷惑をかけたと。
そして、僕らの謝罪の件なんですけれども、申し訳ないと。
レコード会社や各スタッフ、周りのテレビ局関係者、いろんなスタッフの方に迷惑をかけたと。
謝っても謝りきれないというようなことを申していました。
今回の事件山口が引き起こした要因といいますか、いろいろ言われていますけれども、お酒のせいというわけではなくお酒が悪いわけではなく、本当に彼自身のせいだと、彼自身が引き起こした部分が一番だと思っています。
彼の人間としての甘さ、弱さ。
本当に今回不起訴という形になりましたけど、結局その罪に関しては消えることはございません。
記録的にはそういうふうな結果が出ましたけど、私たち、そして皆様の心の記憶の中にはずっと残ることだと思っています。
その点に関しましてもメンバー一同、ちゃんと受け止めてやっていかなきゃいけないなという思いがあります。
その引き起こした要因は私たちTOKIOのメンバーの彼に対する甘さといいますか、そこの部分もあったのではないかと思っております。
ーー皆さんは具体的にお酒のことで山口さんにご注意されたようなことは?
城島:
現場で酒のにおいがするなとか、ちょっと二日酔いで調子が悪そうだなということは確かにありました。
その点につきましては円滑にロケが進まない部分もありましたので、それでも彼も46の大人で長い付き合いですけど、あえていちいち言うより、ちゃんとしろという自戒の念も込めて私はあえて言わないこともありました。
それでも、どうなってんだって注意したことはございました。
仕事が終わったあとは、私に今日はごめんな申し訳ないというふうに必ずそういう言葉がありました。
ただその辺でもっと深く強くメンバーそれぞれ言い合って、もっともっと大人関係なしにぶつかり合って注意していればよかったのになっていう悔やむ部分があります。
松岡:
彼が言っていたのは、何度も何度も同じことをしてしまうと。昔から。
今まで、それで迷惑かけてきたこともいっぱいあると。
それでもやってしまうというのを自分で言ってました。
そういうことを言われると、じゃあ、また次やるなってことに僕らはなるので、それを含めてじゃあどうしたらそういうふうに思わないような方向に持っていけるかというのは、正直本当に情けない話ですけど、僕らだけではちょっとわからなくてですね。
各方面のプロフェッショナルの方に聞いて、正直僕らは依存症だと思っていました。
山口がアルコール依存症なのかと思っていましたがいろんな病院に診断書を求めても、アルコール依存症というのは出てないんです。
だから本人あの会見でそういうふうに言ったと思うんですけれども、現におとといの30日の時点でいただいた診察の紙にも依存症とは書かれてないんです。
そうやって書いてくださったほうが、なんとか納得が僕らもできるんですけど。
どこが原因なのかというと彼の甘さなんですけど、そこを探っていかなきゃいけないなっていうのは思っています。
ーー今TOKIOとしてどう継続、活動休止、月兑退含めてどうするのがベストだと考える?
城島:
実際に、これは自分たちで言えることじゃないなっていうのが本音でもありますが、その中でも今自分たちがそれぞれ抱えている、ありがたいことにいただいている仕事もありますので、そこに関しては責任持ってやっていかなきゃいけないのが、タレントをやらせていただいている以上のプロとしての責任もあります。
そして、4人ですけどその部分でやらなきゃいけないことも残っています。
今後もどうなるのかという部分も含めてあります。
そこに関してはきちんと誠心誠意答えていかなきゃいけないなと。
信頼回復に関してはそれは私たちがやっていくしかないという部分もあるので、一生懸命やるしかないというのがメンバーの総意でもあります。
長瀬:
会社にもう話がいったときにはつい最近の話だったようで、僕らも25日の自分たちのレギュラー番組の収録後に聞いて。
理解できないまま次の現場に向かってという形だったので、正直まだ冷静にのみ込めていない自分がいるんですけれども。
やはり、彼は一部の報道で怖くて言えなかったというふうに言っているのも耳にしました。
やはり、そういう精神状態の中で一緒に仕事をしていて、メンバーである自分たちがその異変に気付けなかったことが悔しい思いですね。
国分:
メンバー全員こういった事件を知ったのは自分たちが持っています番組の収録が終わったあと、スタジオを出て、リーダーだけいつもと違う場所で着替えるんですが、終わって、僕とここにいる4人が同じ場所に人りました。
着替えている最中にマネジャーから実はこういうことがあったと聞かされました。
何を言っているのか正直、本当にわからない状態だったんですが、恥ずかしながらその5分前までは一緒に収録をしていて、そこで山口の異変に気づくことができなかった。
これは本当に自分たちでも情けないことだと思います。
ただ、やはり23年間これだけ一緒に長くやっているのに、なぜひと言もなかったのか本当に悔しい思いになりましたし、その翌日、僕は朝自分の番組で、この今起きていることを語らなければいけない。
それでも、正直何が起きているのか僕の耳には皆さんと同じようにテレビを見て知るような状況でした。
だからこそ、なんとかその前に教えてくれなかったのか。相談がなかったのか。
悔しい思いはありますけれども、冷静に考えるとその異変に気付けない自分、そして相談できるような空気を作っていなかったこのグループとしての空気。
そういうこともあったのかなと不甲斐なく思います。
松岡:
今、国分が言ったように事務所、そしてこのメンバーになぜ言えなかったのかと。
僕らが気付かない間にそういう空気を出してしまってたのかと。
そんなつもりは一切なかったんですけど。
ただ1つ言えるのは、彼は会見で言っていましたし、ただあのときはまだ不起訴という状態が決まっていなかったものですから、捜査のこともありまして言えなかったこともたくさんあると思います。
彼自身から僕らが聞いたのはそういったことがあり、起きたら(彼女が)いなかった。
帰ったんだなと思ってそのままにしていたので何もなかった、連絡が。
ある日、突然家の前に刑事さんが2人来た。
刑事さんが2人来て山口さんですね。ちょっとご同行願えますかって。
それから3回、事情聴取があった。
刑事さんが家の下に2人もいて、なぜその時点で事情聴取を受けたときに、事務所なり、メンバーに言ってくれなかったのか、お恥ずかしい話僕の中でもクエスチョンです。
そこが今回の騒動の1つの原因なのかな。
それも甘さなのかなと考えたときにどういう気持ちで一体テレビに出てたのかなという。
自分が逆の立場だったらそのメンタルはないです。
ーーおととい、お話があったときに具体的に、松岡さんの口から具体的な話は?
松岡:
そういう甘えの根源になるグループだったら、なくすほうがいいという形で言いました。
つまらないオブラートに包んだ記憶があります。
解散って言えばよかったんでしょうけど、言えない自分もいたのは確かです。
あと辞表を出したときに、彼に僕は怒りました。
もし彼が僕の立場だったら、彼は僕が出した辞表を会社に出せるのかと。
それはずるいって言いました。
ーー先日の会見のときに山口さんは、できればまたTOKIOに戻りたいと言っていて、それから2~3日経って辞めさせてくれという。この心境の変化は城島さんはどういうふうに受け止める?
城島:
本来、ああいう泣き言を言わないタイプなんですよ。あいつは。
どんなときも一番男気があってTOKIOの中での屋台骨といいますか。
何かあったらメンバー全員山口君、山口君。
ちょっと体調が悪いんだけどなんだろう、山口君。
それ、風邪だねとか。
精神的な部分も含めてなんでも山口君って言ってきたメンバーです。
それはデビューして23年以上、長瀬は小学生のころからみんなそんな感じでした。
なので、あの会見のときにああいうふうに甘えたことを言った彼を見て、さすがに信じられない気持ちでした。
絶対にそんなこと言わないタイプなので、どういうことなのかなと思ったんですが、自分自身の中ではきちんと答えられる気持ちとか、ちゃんと人格としてはタレント山口達也はあるんでしょうけれども、自分自身のしでかした部分がそこで露呈してしまったのが、露呈してしまったのが山口達也としての人としての弱さなんでしょう。
私もリーダーとして一緒に長いこといますけども、ちょっとそういう部分は、正直見たことがなかったので、10代のころは親とけんかしたとか相談を受けていたとしても子どものころですから。
さすがに大人になってそういう部分を見たことがなかったのでビックリしました。
しかし、何かあったときTOKIOのメンバーがいるという部分って、逆にメンバーそれぞれ何かあったときって励みでもあったので。
そこで、どっか5人がメンバーという表現をよくしますけど、家族以上のもので友人以上のものでという関係できましたから、そこで一瞬助けを求める心の声が思わず出ちゃったのかな。
そこまで追い込まれていたのかな。
そこまで悩ませたのか。
だけどそれは自分の甘さなので、罪とは関係ありません。
人としての弱さあいつの弱さです。
そこはちょっとビックリしたんですが、でもその中でもそのときに自分の中では辞める、こんなことあったら自分から辞めると言わなきゃいけない。
責任感が本当は一番強いやつだったので、本当はそこで思っていたはずです。
それが辞表という形で持ってきたんだと思います。
多分、今、この会見をあいつは見ていると思いますが、そうだと私は信じていたいですし信じてます。
ーージャニー社長とは何か話をした?
城島:
昨日ですが、仕事の関係、自分の都合なんですけれども、仕事がありまして、それで電話1本人れました。
事の経緯、もちろんメディアで知っていると思ったんですけども、ちゃんと言っていなかった部分というか会う時間もなかったので、電話だけでもと思いまして。
事の経緯を伝えるために電話したんですけども、留守電になっちゃったので、そこは手短に留守電が人る時間ぐらいで人れたんですが、その後折り返し10分くらいしてかかってきましてとにかく心配していました。
どうしたの?と。大丈夫なの?と。
いろいろあるみたいだけど、僕自身何ができるかわからないけど、君たちも50近い人間の集まりなんだから、ちょっと大丈夫なの?っていうそういう心配をされました。
とにかく頑張ってくれと。
明日、会見なんだろって。頑張れよ、というふうに励まされた感じでした。
ーーグループ存続などについては?
城島:
そこら辺に関しては…。
山口が辞表を出したという件も伝えました。
もう1回、会話の中で。
なるほど、ということだったんですが、とにかくそのときに私自身、4人のメンバーがどうすればいいかと、さっきもお話ししましたが、結果が、答えが出なかった部分があったので、辞表は僕が預かっていますと、リーダーとして。
答えを出すのは待っていただけませんか、ということを伝えたら、わかったという返事をいただきました。
ーー以前、城島さんが1人メンバーが抜けるようなことがあれば芸能界から足を洗うぐらいの覚悟でやられているという発言をされていたが、これについては?
城島:
これは、実際雑誌のインタビューでも答えていますし、ちょっと前にテレビの番組で言ったこともあります。
実は、TOKIO結成してから自分は、これを自らリーダーという名のもとにおいて自分の責任において、TOKIOという名前を消さないで継続していくことが、自分の役目だと、リーダーとしての。
そういうことをずっと言ってまいりました。
メンバーもそれぞれ同じような表現は違いますけれど、何かあったらっていう部分は持っていると思います。
実際にそれは自戒の念も込めて、自分自身のリーダーとしての自戒の念も込めて発言をしていました。
実際、まさかこういうふうな状況になるとは、もちろん思ってもみませんでしたが実際にどうするべきかというグループの年長者、リーダーとしての責任においてどうすべきかというところになってきます。
しかし正直申しますと、やはり今後継続する部分、いただいているお仕事がいろいろあります。
その中でグループとしての仕事も、継続という話もありがたいことにいただきました。
4人なのか、謹慎している山口が今後どうしていくのかという部分も含めて、山口に関してはわからない部分が多いんですが、とにかくTOKIO4人頑張ってくれという声をいただいております。
その中で自分自身の言動に関してどうするんだと言われたときに、これ以上周りの方にご迷惑をおかけするようなことがあってはならないというのが、その発言の責任もあるんですが、それもまたリーダーとしての責任ではないかと思っているのが実情です。
ーー今回、このような悲しい事件がありましたが福島の復興再生のためにどのように取り組む?
城島:
TOKIOにとって、出身はみんなバラバラですけど、心の故郷である福島、そして福島の皆さんに対して言葉が出ないのが悔しいぐらいなんですけど。
すみません…。なんてお詫びしていいのか。
自分たちが実際に福島でいろんな作業をさせていただいて、いろんなことを大自然の中から教わって、いろんなことを生産者の方から教わって。
裏切る結果になってしまったのが、本当に申し訳ないです。
今後、どうやっていくべきかといいますと、本当にこれまで以上にメンバーで頑張っていくしかないなっていうのが、絞り出す答えです。
こんな自分たちですけれども…。
這ってでも何してでも頑張っていくしかないと思っております。
松岡:
あれだけ大変な思いをされた福島の皆様に、僕らが応援させていただくという形をとらせていただきまして。
番組等でお世話になった方々もいっぱいいます。
本当に感謝しても感謝しきれないくらいお世話になりました。
その方々に、結果泥を塗ってしまう形になってしまったことを本当に申し訳なく思っています。
何を言ってもきれいごとに聞こえてしまいます。
まず、この4人でしっかり行動できることがあるのであれば、これからももし可能でしたら僕らにできることがあったらやらせてくださいという気持ちです。
長瀬:
こういうような形で裏切るような形になってしまったことが申し訳ない気持ちでいっぱいですし、こういう質問が生まれてしまうことに対しても申し訳なく思っています。
復興に対しても今までと気持ちは変わりませんが、そこに対しても今後僕らが考えていく義務があるのかなと思っています。
国分:
メンバーもそうだと思いますし、僕個人的にもタレントとしてではなく個人の男として、福島の皆さんに成長させてもらったと思っています。
公式で自分たちが福島を応援できなくなっても、個人個人が応援するということは忘れずに、これからも福島を応援し続けたいと思います。
もちろん自分のやっている番組でも福島の農家さんの声を聞きました。
かなり厳しい声もありました。
それでも、福島の野菜自身は何も悪いことをしてませんし、それでまた風評が出てしまうのは本当に申し訳ないことだと思います。
その野菜の信頼回復のためにも、公式でなくてもこれからも福島を応援していきたいと思います。
ーー退職願というのはTOKIOを辞めるというより事務所を辞めるという意味?
城島:
はい。
ご迷惑をおかけしたということで、その内容は事務所を退所しますということでした。
本人も言っていたんですがこういうものを書いたことがないから正解がわからないんだけど、書いてきたと言って差し出してきました。
ーー山口さんが今後どういうふうに被害者の方々に向き合っていくのかは、話し合いの場では?
城島:
もちろん被害に遭った方が山口を許すかどうかわからないのと、もう一度実際に会って謝罪したいということは言っていました。
しかし、相手がそれを望むかわからないというようなことは言っていました。
ーージャニーさんがコメントしてくれたことに関してはどういうふうに捉えている?
松岡:
自分たちを生んでくれた親ですから。
親にそんなコメントを出させるような情けない気持ちでいっぱいです。
国分:
電話で話しましたが、社長とは。
とにかく、怒られるものだと思ってましたが、逆にどうなってるの?と大丈夫なのか?という、その声が、そういうふうに言わせた自分たちが、ものすごく情けなく、久々に社長の声を聞いたような気がしまして、心配していたからかもしれませんが、ものすごく弱々しいっていうか、心配しているからなんでしょうけど、ものすごく時が流れたのを感じて、確かに23年デビューしてから流れてるんだな、まだ心配させてるんだなこのグループはっていう思いで申し訳ない気持ちになりました。
長瀬:
こういう形でのコメントで申し訳ないなという気持ちです。
いろいろ思うことや考えることはありましたけど、苦しくも、ありがたく受け取らせていただきました。
ーーTOKIOにとってこの1週間というのはどんなもの?
城島:
正直、30日メンバー全員そろうまでは、何がどうなっているのかという情報源が、policeの結果が出ていない部分も含めて話せない部分もあるということだったので、本当に山口の会見ぐらいの情報しか自分もわからない部分がありました。
情報源はスポーツ紙でしたり、皆さんのワイドショーを拝見させていただいて、こんな感じで皆さんおっしゃっているんだなと、ゲストコメンテーターの方がいろんな意見があって、それはどうかというふうな部分も含めていろいろ皆さんがおっしゃってくださって、ありがたい意見もあればうれしい叱咤激励の言葉とか批判も含めて、もちろんな意見だと思って聞いてまいりました。
そんな1週間だったんですが。
正直、太一の心労といいますか、その中でも自分の番組で自分のグループのことを伝えなきゃいけないというところ。
現場で、ロケとかで会うんですけど、長い付き合いですから口には出しません。
横顔でその気持ちが痛いほどわかったので、彼のそういう横顔を見ているのがつらかった1週間でした。
松岡:
この1週間本当に被害に遭われた方と、その親御さんは一体どういう気持ちなんだろうって思いました。
自分だったらどうするんだろう。絶対に許さないと思います。
そういうことと闘いながらテレビを見て、こういう状態になってるっていうことを自分の中で整理しながら、僕らを知ってくださる方々のコメントなんかが、すごく痛くて申し訳なくて、言いたくもないであろう後輩たちもコメントをしなきゃいけない部分も多々ありました。
こんな情けねえ先輩を持って本当に申し訳ないと思いました。
そんな1週間でした。
長瀬:
事態を知って、そのまま次の現場に向かって次の日に海外で仕事だったもので。
彼の会見を見てから空港に向かい、同行するスタッフの方にまず謝罪をさせていただき、現地で撮影しながらいろいろな報道とかを見させていただきながら…。
いろんな気持ちになりました。
そして帰ってきて、こういう事態になってから初めて5人で会って、全て何も整理ができないまま物事が進んで。
その中で、朝の報道番組で太一君とかリーダーがコメントしているのをずっと見てまして。
隣にいれないことが苦しくなりましたね。
なんか、きっと4人バラバラだったと思うんですけど同じことを考えていたような気がします。
国分:
この1週間はもう本当に複雑な気持ちがたくさん出た1週間でした。
毎日のように、山口、そして自分たちの映像が出たりし、いろいろな方からアドバイスをもらったり逃げ出したくなるようなときもありました。
でも、今やっている自分の仕事はここを逃げていけない仕事だと思っています。
これからも自分のやっている番組でこの報道が出ると思いますが、それをひっくるめてこれが今のTOKIOなんだと思ってます。
すごい複雑ではありますけれども、この1週間本当にいろんなことを考えさせられた1週間です。
ただ、忘れてはいけないのがそこに被害者の方がいる、そのご家族が普段の生活に戻れる。
それをこれからも考えていきたいと思います。
ーー音楽活動については現時点でどうなる?
長瀬:
僕らは23年間バンドでやってきましたから。
やはり、1つの音がなくなってしまうということはそういうことなんだと思います。
TOKIOの楽曲は彼が演奏する音がないと全く形にはならないので。
今そういう状況でそれからのことは、これから4人で、またゆっくりと考えながら、話し合いながらやっていこうと思っています。
国分:
去年から25周年に向けて5人で話し合ってきました。
ここ最近僕らはツアーとかもなくファンの皆さんも楽しみにしていたと思います。
その25年に向けてアルバム制作、この時期にやりましょういろんなことを考えてきましたが、今は全て白紙にして、とりあえずは音楽活動は考えるのをやめて、向き合えることに今は向き合っていきたいと思っています。
城島:
もともとTOKIOっていうのが1988年か198_9_yearぐらいのときに、山口達也と私、城島が出会いまして、それぞれギターとベースをやってたっていう部分もあってバンドをやろうじゃないかという部分もあったので、そこからメンバー全員集まってきてバンドをみんなで、下手くそに原宿の小さいスタジオを自分たちでとって、ああでもないこうでもないと言ってやっていた時代がありました。
そんなこんなで、そのころはまだデビューもしていませんし、TOKIOっていう名前はいただいてたんですがうちの社長からは。
まだ仕事もなんにもない時代からなんだかんだ、やっていたので。
音楽がベースにあるのは間違いないと思うんですが、気がつけばバラエティーとか、いろんな役者の仕事とか、いろんなお仕事いただけるまでになりました。
ありがたいです。
ただ、今回こういうことになりまして、今白紙だと。
音楽活動、正直、断腸の思いです。
しかしそんなことは言っていられません。
やっぱり、被害者の方とご家族の方に対しての謝罪の思いとどうしていくべきかと向かっていかなきゃいけないので。
そんなことは、言ってられません。
きちんとTOKIOとして果たすべきことやるべきことをやっていくしかないなと思っています。
松岡:
一番、ファンの方々はそこを気にしてたと思います。
その声も、実は僕らにはちゃんと届いていましたし、だからこそ去年からしっかりアルバム制作、25周年のライブというのも考えてました。
喜んでもらおうと思っていろいろ考えてました。
本当に申し訳ないです。
ーー仕事を通じて、向き合って謝罪していきたいということだが、具体的には?
城島:
今回メンバーで謝罪会見をすること自体が、被害者の親御さんご家族の方からそっとしておいてあげてほしいという部分もあったので、ふさわしいか意見なのかという部分も私たちの中で葛藤がありました。
しかし、ちゃんと連帯責任という面も含めまして、きちんとTOKIOとしてメンバー全員でここは謝罪すべきだという思いがありましたので、お時間をいただいたことご了承ください。
そして、今、見ていらっしゃるかもしれませんが、どうやって向き合っていくかという部分におきましては、謝罪の念というのは実際に謝りに行くのか、どうするのかということも含めまして、今後メンバー全員でちょっと具体的にどうしていくべきかという部分も、話し合っていかなければいけないと思っています。
それが逆に迷惑になるということでしたら、それもよくないことでしょうし、まずはとにかく事態がおおよそわかったのが30日、全員集まったのが30日、月曜夜だったので、まずはとにかく会見を開かせていただきたいと会社にお願いしまして、こういう状況です。
本当に、ちょっとずつでも時間がかかって申し訳ないんですが、後手後手に回っている感じがあります。
本当に申し訳ないと思っています。
自分らの中に精いっぱいできることをなるべく、きちっとやりたいと思っているので具体的な部分については今後考えていけたらと思っています。
TOKIOの山口さん以外のメンバー4人は最後に改めて深く一礼をし、会場を後にした。
- 4560 - = =2018/5/2 15:57:03
- 4597 - = =2018/5/2 16:22:46
5/2(水) 17:00配信
4月下旬を大きく騒がせた、TOKIO?山口達也の女子高生への強制わいせつ容疑。記者会見で無期限謹慎を発表、リーダーの城島茂や、メンバーの国分太一をはじめ、東山紀之、中丸雄一などのコメントも、注目を集めた。
「今回のニュースで使用された、“山口メンバー”という呼称が、かつての“稲垣メンバー”を思い出させました」
と、ある芸能記者は言う。
元SMAPの稲垣吾郎が公務執行妨害と道路交通法違反で現行犯逮捕されたのは、2001年8月のこと。このニュースの際に用いられたのが「稲垣メンバー」という呼称で、その違和感が注目を集めた。その後「稲垣メンバー」は、約5か月にわたり、活動を休止した。
また2009年には、草なぎ剛が公然わいせつ容疑で現行犯逮捕。この件は起訴猶予となり、約1か月の謹慎で芸能活動を再開した。
「この時は『草なぎメンバー』ではなく、『草なぎ剛容疑者』と報じられました。事件といっても他者を巻き込むものではなく、連行されるときの憔悴しきった様子や、その後の謝罪ぶり、それまでの人柄などから、世間的にも比較的スムーズに復帰を受け人れてもらえました。
元SMAPメンバーの復帰には、『スマスマ』などで感動的な演出が行われることもあり、その後の芸能活動に影響することは比較的、薄かったですね」(同?芸能記者)
彼らの他に、芸能活動の自粛、謹慎となったジャニーズタレントは、2005年に未成年飲酒で補導された、元関ジャニ∞とNEWSの内博貴がいる。約1年半の活動自粛後、ソロタレントで復帰している。
「元NEWSのメンバーだった草野博紀も、この直後に未成年飲酒報道が出て活動自粛、その後、ジャニーズ事務所を退所しました」(同)
Hey! Say! JUMPの元メンバー、森本龍太郎は未成年喫煙報道により、無期限の活動休止後、グループからの月兑退とジャニーズ事務所からの退所となった。
「この時は森本本人ではなく、薮宏太が他のメンバーを従え、全員が沈痛な表情で謝罪した様子が印象深かったです。特に若いメンバーで構成されたグループでしたから、その責任の重大さがうかがい知れる場面でした」(同)
ちなみに彼らもまた、それぞれ「内メンバー」「森本メンバー」とは報じられてはいない。前出の芸能記者は言う。
「山口達也の場合、相手や世間に与えた衝撃は相当大きいです。城島リーダーがそれについて『あり得ない』とコメントしていましたが、会見で本人が希望したグループ活動への復帰には、相当の困難は予想されます」
一方、ジャニーズを退所した元ジャニタレたちはどうか。
元KAT-TUNの田中聖が、2017年に大麻取締法違反容疑で現行犯逮捕されたのは記憶に新しい。こののち、田中が結成してたバンドは解散している。前出の記者はいう。
「元光GENJIの赤坂晃や元男闘呼組の成田昭次、古いところでは、元フォーリーブスの北公次。薬物関連で逮捕される元ジャニーズタレントは、多いです。それぞれ田中と同様、芸能活動の休止や自粛に追い込まれていますが、その後、最前線での活動はなかなか厳しいですよね」
5月1日、東京地検が山口メンバーを不起訴としたことが報じられた。そしてテレビ各局は「メンバー」から「さん」へと一斉に変更した。
過去のジャニーズタレントの不祥事は、飲酒や喫煙、そして薬物がほとんど。それだけに、山口メンバーが起こしたアイドルとしてもっともタブーとされるわいせつ罪は、あまりにも衝撃的すぎる。
事件の及ぼす影響が本格的に出てくるのはこれから。TOKIOそのものの活動も含めて、その動向に注目していきたい。