8/20(日) 16:45配信?

「いまや芸能人にとって不倫は“死刑宣告”と同じなんです。そんな状況下にもかかわらず宮迫は女遊びをやめられなかった。芸人の中では賢いと思われていたんですが……。自分だけは大丈夫だと慢心したんでしょう。彼の元からどんどん芸人やスタッフが離れていっています」（人気放送作家）

　実際、宮迫の仕事にも不倫騒動の影響が徐々に影を落とし始めている。

「問題はスポンサーです。早々に出演する外資系の保険会社のＣＭを降ろされた。違約金は２０００万円とされ、その内訳はギャラの返還が１０００万円、違約金が１０００万円ともささやかれています。ほかにも整髪剤などのＣＭに出演しているが、打ち切りは時間の問題ではないか」（広告代理店幹部）

　しかも、これまで宮迫を重用してきた日本テレビも、ここにきて、“手のひら返し”をやってのけた。今月２２日にゲスト出演が決まっていた人気バラエティー番組「火曜サプライズ」の出演を一方的にキャンセルしたというのである。

「代役には、みやぞんを据えました。理由はスポンサーのクレームです。ベッキーの時も暗躍した不倫を認めない一部の団体が、宮迫の不倫問題を追及し始めた。彼が出演する番組のスポンサー企業に直接、電話したりメールしたりする。『不倫をする人にＣＭ出稿をするような企業の商品は購入しない』というような言い方をしているようです」（前出の広告代理店幹部）

　宮迫の不倫騒動は収束どころか、始まったばかりだったのだ。

■女性スタッフが飛び降り緊急搬送……

　宮迫の不倫騒動は、スペシャルサポーターを務める今年の日本テレビ系「２４時間テレビ」（今月２６、２７日放送）にも波及する可能性が高くなってきた。

「ここまで騒動が大きくなってくると、出演は無理でしょう。今年のテーマは『告白～勇気を出して伝えよう～』なのですが、自身の不倫を『オフホワイト』『ダークグレー』などと言い訳をする人物が、スペシャルサポーターだなんて、本当に笑えないんです。残念だが、宮迫には自ら辞退してもらう方向で話し合いが行われています」（放送作家）

　昨年も、「２４時間テレビ」の放送直前に、番組パーソナリティーを務める予定だった俳優の高畑裕太が逮捕されると、その当日に高畑の降板および番組ポスターの撤去、ドラマの撮り直しを発表した日テレ。今年も“スキャンダル”に対し、厳しい対応を迫られた形だ。

　しかも、発売中の週刊ポストが、「２４時間テレビ」に関係する日テレの子会社勤務の女性が今月８日に、同局の目の前のビルから飛び降り、救急搬送された――と報じていて、関係者の間に衝撃が走ったばかりである。

「４０周年という節目となる今年だが、とにかく問題が多く発生している。“目玉”であるチャリティーマラソンのランナーも当日に発表すると宣言。局内でも大かん口令を敷いたため、メディアを敵に回してしまった。誰がランナーか分からないまま、当日まで準備をしなければならない番組スタッフからも、大ブーイングが起こっている始末です。これで宮迫までいなくなるとなると、番組進行を変えないといけない部分も出てくる。スタッフの負担がますます増えるだけです」（スポーツ紙記者）

　番組は無事スタートできるのか。