日本語学習者数の増加に伴い、日本語能力試験の受験者数もここ数年で増加の一途を
たどっています。2007年12月の第24回日本語能力試験は、中国では29都市5
9会場で実施され、約20.2万人の方が受験する過去最大規模の試験となりました。
海外の日本語能力試験受験者数の内、約半数が中国の受験者です。(中国での試験実施
は国際交流基金および中国教育部試験センターが共同実施)
?? この度、みなさまにとって利用いただきやすく、より一層信頼性と実用性の高い試験
にするため、試験の実施回数を年2回とするとともに、試験内容も刷新いたします。
2009年から試験が1年に2回実施に
?? 従来日本語能力試験は全世界で毎年12月に1回実施されてきましたが、2009年7月から
は、毎年7月と12月の年2回、試験を実施する事となりました。今後の試験のスケジュー
ルは以下のとおりです。

2010年から試験が新しくなります
?? 日本語能力試験は1984年に始まってからすでに20年以上が経ちました。1984年の開始
時の受験者数は7千人あまりでしたが、2007年度には受験者数は52.4万人、実施会場は海
外49カ国・地域の137都市で実施されるまでに拡大してきました。これまでに実施
してきた試験の成果を反映し、より実際に社会で役立つ日本の能力を測る試験とすべく
、試験が改定されることとなりました。
?? 今回の試験改定では、現行試験の4レベルから5レベルに変更される事になりました。

N1:現行試験の1級と合格レベルはほぼ同じですが、従来より若干高めの範囲まで能
力測定ができるように改定します
N2:現行試験の2級とほぼ同レベル
N3:現行試験の2級と3級の間のレベル
N4:現行試験の3級とほぼ同レベル
N5:現行試験の4級とほぼ同レベル
その他改定の詳細内容(サンプル問題等)については、追って国際交流基金ホームペー
ジで公表の予定です。
本件に関するお問合せ:010-8567-9511(国際交流基金北京事務所)