楼主 = =2010/8/3 7:01:00
世界に知られる平安の恋愛絵巻、源氏物語。今風に言えば「超モテ男」の主人公?光源氏に、若手イケメン俳優の代表格が起用された。
今年主演級の映画3本が次々と公開され、映画俳優として頭角を現した生田の抜てき。同作を製作する角川映画会長でエグゼクティブプロデューサーを務める角川歴彦氏(66)の強い指名があった。
2月に公開された映画初出演にして初主演作「人間失格」(荒戸源次郎監督)の撮影中から、「角川会長から『生田斗真で源氏物語をやりたい』と言われ続けてきた」と生田。その撮影から約1年を経て、光源氏役が正式決定。大作の主演を任され、「本当に実現することになって、心からうれしく思います」と喜びをかみしめた。
光源氏役はこれまで、その時代の超人気俳優が起用されてきた。映画では1951年に戦前戦後の大スターの長谷川一夫さんが、61年版では当時年間10本前後の映画に主演していた銀幕のトップスター、市川雷蔵さんが演じて評判となった。
テレビでは、80年に当時大ヒット曲を連発していた歌手の沢田研二(62)、91年にはジャニーズ事務所の先輩、少年隊の東山紀之(43)も演じた。生田がこうした色男スターの“系譜”に連なる存在となったといえる。
「愛の流刑地」などで知られ、今回メガホンを執る鶴橋康夫監督(70)は「少年のような笑顔と、孤独な表情を見せたときに感じられる心に秘めた怒り。当代きっての光源氏を演じてくれるのが彼だと思った」と大きな期待を寄せる。
同作は紫式部の「源氏物語」が原作だが、大胆に脚色。式部や平安朝の権力者、藤原道長ら実在した人物も登場させ、現実世界と小説の創作世界が交錯する。CGを駆使してアクションシーンを取り人れ、製作費は10億円を超えそう。公開は来年後半になりそう。
生田は「多くの方に光源氏を知ってもらいたい」と、大スターへの第一歩に向け、渾身演技を誓った