オリコン週間シングルチャートではまさかの大激変が起きた。これまで常に1位を獲得し、初動20万枚を一度も割れることがなかったKinKi Kidsの新曲「BRAND NEW SONG」の初動が18.1万枚となり、ついに20万枚を割れ込んだ。
他の邦楽アーティストが売上げを軒並み落としつつある中、キンキは常に安定力を見せ付けてきた。いったい何が起こったのだろうか。
キンキ・関ジャニ・NEWS・嵐 最新作品の1週目指数比較 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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連続首位記録の更新ばかりがクローズアップされるキンキだが、売り上げ枚数に大きな異変が起こっている事実も知っておかねばならないことである。
キンキは2001年秋にリリースされた「Hey!みんな元気かい」で自身初めて初動30万枚を割れて以降、「Anniversary」以外のシングルで初動30万枚に届く事はなかったが、同時に20万枚を割れることも決してなかった。その安定力は誰もが認めるところである。
キンキはこのように6年間不動の安定力を維持していたため、「キンキだけは崩れないだろう」という安心感のようなものが存在していたのは間違いない。ところが今回初日から指数が伸び悩み、売上推移に暗雲がたちこめるまさかの展開となった。週末もMステ出演後の売上UPがなく、初動が20万枚を割れる結果となった。20万枚という枠を抜きにしても、実に前作比-5万枚という不調である。
原因の一端としては、10周年記念という節目の年なのにソロ活動ばかりが優先されているというような事務所への不満があるからなどというコメントが当サイトにも多く寄せられた。様々な理由が考えられるにしろ、今回初動減となったことで事務所が腰を上げることを願うしかないだろう。
10周年という節目の年に、キンキが大きな岐路に立たされたのは間違いない。