- 194 - = =2018/5/18 9:59:26
シリーズ累計35万部、高里椎奈原作『うちの執事が言うことには』が実写映画化される。5月23日(水)にシングル『シンデレラガール』でCDデビューする、ジャニーズの新星“King & Prince”の永瀬廉と神宮寺勇太が出演する。
主人公?烏丸花穎(からすまかえい)は、英国帰りのメガネ男子。留学中に父親が突然引退を宣言したことにより、花穎は名門?烏丸家の当主となる。頼りになるのは、幼少のころから全幅の信頼を寄せていた父の執事?鳳と思っていたのだが、新たに執事に任命されたのは、父親の使用人をしていた青年?衣更月蒼馬(きさらぎそうま)。花穎にとって仏頂面の衣更月の印象は最悪だったが、烏丸家を襲う絶体絶命のピンチに力を合わせて立ち向かうことになり……。
花穎を永瀬廉、名門?赤目家の御曹司で、大学生ながらスイーツ店のオーナーも務める赤目刻弥(あかめときや)役を神宮寺が演じる。監督を務めるのは、映画『白鳥麗子でございます!THE MOVIE』やWEBドラマ「火花」(Netflix)でメガホンを取った久万真路。脚本は『ツレがうつになりまして。』『グラスホッパー』などを手掛けた青島武。撮影は5月17日よりクランクインし、全国公開は2019年に予定している。
原作は2014年3月に刊行され、2015年11月にはコミック化、さらに2017年3月に新シリーズが立ち上がるなど、魅力的なキャラクターたちが織りなす世界観が広く支持されている人気作だ。
映画化決定に伴い、永瀬、神宮寺、久万監督、原作者?高里より下記のコメントが寄せられた。
●永瀬廉
この話を頂いたときはビックリしましたが、とても嬉しかったです。初主演という事で不安もありますが、脚本を何度も読み込んでいるうちに楽しみという気持ちが日に日に大きくなっていき、撮影するのが待ち遠しいです。
今回、僕が演じさせて頂く花穎という人物は、一見わがままのようでいて、とても優しい人間です。また、色彩感知能力が高いという少し変わった能力を持ち合わせています。父親の命で突然当主となり、初めは息の合わない執事ともいくつものトラブルを解決しながら人として成長していき、優しさや温かい部分もしっかり表現出来たらと思います。久万監督としっかりコミュニケーションをとらせて頂く中で、監督が求めるものに応えていけるよう1シーン1カット、全力で挑んでいきたいと思います。共演者の皆様からもたくさんの事を吸収し、この作品を通して花穎と共に自分も成長していけるよう頑張ります。
●神宮寺勇太
今回、出演のお話を頂いて、僕は映画が初めてだったので、とても嬉しかったです。僕が演じる赤目刻弥という役は、主人公の花穎に親しみを持って近づいていくお兄ちゃん的存在でありながら、実はミステリアスで謎が多いキャラクターです。また、花穎役がメンバーの永瀬廉なので、普段から本人に優しく接してみたり、冷たく接してみたりして、役づくりをしています。映画出演が初めてなので不慣れなことも多いですが、考えて考えて考え抜き、この赤目という役を演じていきたいと思っていますので、ぜひ楽しみにしていてほしいです。
●久万真路監督
永瀬君が持っている透明感と人懐っこさは、イノセントな花穎のイメージにピッタリです。初主演ということもあって、永瀬君の意気込みは相当なものです。しっかりとタッグを組んで、原作の魅力を越える皆さんの心に届く作品にしたいと思います。
さらに、物語のキーパーソンとなる赤目刻弥は、明るさの中に秘めたものがある役なので、神宮寺君が演じることでより深みを与えて魅力的なキャラクターにしてくれると思い、楽しみにしています。
●原作者?高里椎奈
本は、本の形にして読者さんに届けて頂き、読んでくださる方がいて、初めて存在することができます。その上、更に多くの方に携わって頂き、映像という新たな形で表現して頂けることは光栄で、とてもうれしいです。ありがとうございます。威厳を持ちたいけれど自信のない新米当主が永瀬廉さんによってどんな表情を持つ主人公になるのか、一筋縄ではいかない人々と彼らの世界が再構築され、拝見できる日を楽しみにしております。
『うちの執事が言うことには』
2019年、全国ロードショー