7979条/页,1页
168 ==2008/6/13 15:49:00
◆+ワンフットボールマッチ ワールドスターズ2―2ジャパンスターズ(7日?日産スタジアム) 元日本代表MF中田英寿氏(31)が主催したエキシビションマッチ「+1フットボールマッチ」が7日、日産スタジアムで行われ、中田氏は「JAPAN STARS」の司令塔として90分フル出場した。ゴールこそなかったが、全盛期をほうふつとさせるミドルシュートなどで、6万3143人の大観衆を魅了。監督を務めた日本サッカー協会?釜本邦茂副会長(64)から現役でも通用すると絶賛された。試合は「WORLD STARS」と2―2で引き分けた。
ファンの期待通り、中田氏はシュートを打ちまくった。前半4分、あいさつ代わりに約30メートルを狙った。DFに阻まれたが、6万人を超すファンは拍手喝采。24分にも再び右足を振り抜くも、GKラマにキャッチされた。最大の見せ場は30分、ペナルティーエリア内側の右45度で決定機を迎えた。右足でとらえたボールは、惜しくもゴールポストに嫌われた。
「もう少し良いプレーができるかなと思っていたんですがね。盛り上げられたらと思いましてね」試合後、革のベストとカウボーイハットというファッションに衣装替えして会見に臨み、照れ笑いを浮かべた。
26度を記録した午後2時からの試合で90分間プレーした。4度シュートを狙うも結局、ゴールは割れなかったが、釜本監督は現役復帰に太鼓判を押す。「彼の力は世界のどこでも十分通用すると感じた。もう少しフィジカルとスタミナ面をトレーニングすればいい」06年ドイツW杯を最後に引退した中田氏は、今回の試合に備えて3か月以上トレーニングを積んできた。
ただ、今のところ現役に戻る予定はない。現役時代の代理人だったジョバンニ?ブランキーニ氏は「今は彼と契約していない。友だちだ。私の知っている情報だと100%現役復帰はない」と断言。所属事務所の幹部も「やらないでしょう」と話した。
中田氏は、環境問題などを啓発する目的で、試合を開催した。「WORLD STARS」を率いたジョゼ?モウリーニョ監督(45)=インテル=は「ファンも選手も楽しんだ。この種の試合としては完ぺき」と笑顔を絶やさなかった。中田氏は「1回だけで終わらせることはない。何かやっていきたいとは思います」と活動を続けていくことを約束した。
◆スタジアム騒然釜本氏途中出場 ○…往年の名ストライカー、JAPAN STARSの釜本監督が後半スパイクをはき出すと場内は騒然。ジャージーを月兑ぐと背番号18を着ていた。後半37分にピッチへ立ち「得点が必要なときに“蜂(はち)のひと刺し”でMVPを取ろうと思ったが残念」。シュートは見せられなかった。
◆ヨン様も見に来た! ○…スタンドにはオシム前日本代表監督、トルシエ元日本代表監督らサッカー関係者以外にも、多くの有名人が詰めかけた。韓流スターのペ?ヨンジュン、タレントの米倉涼子、アイドルグループ「嵐」の松本潤、歌手の世良公則、横浜CのFW三浦知良夫人で、タレントの三浦りさ子らが声援を送った。
◆ダービッツMVP ○…観戦者が携帯電話投票で決めたMVPは元オランダ代表のMFダービッツが受賞。中田本人からの電話を受け出場を決めたというダービッツは、前半42分PKを外したがスピードあふれるプレーで魅了。「接戦にするために外した」と笑わせ、「ストリートサッカーみたいに楽しめた」。
◆神戸の汚名返上イルハン氏2発 ○…WORLD STARSの2得点は元トルコ代表のイルハン氏。イケメンで02年W杯で爆発的な人気を得て04年には神戸に移籍したが、けがで3試合しか出場せず得点ゼロ。その汚名を晴らすように爆発。すでに引退し、現在はひげをはやして雰囲気も変わっていたが「観客がサポートしてくれたおかげ」と日本のファンに感謝。
◆大黒満足先制点 ○…先制点を決めたのは中田氏と同じマネジメント事務所所属のFW大黒。名良橋氏からの右クロスを頭で決めた。「できることはやった」と技術も高いプレー。「ヒデさんとも久しぶりにできて楽しかった」と話した。
◆補強に口にごすモウリーニョ氏 ○…3日にイタリア?インテルの監督就任会見を行ったばかりのWORLD STARSのモウリーニョ監督には、本業への質問が浴びせられた。「(昨季序盤まで率いた)チェルシーの選手が欲しいか」と聞かれると、「いい選手を獲得するのは難しい」とはっきりとは答えなかった。
7979条/页,1页
1