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北公次 著「光GENJIへ 元フォーリーブス北公次の禁断の半世紀 」の目次
序章「光GENJIに俺を見た」
「少女達の嬌声」
あの頃のファンは今よりもエキセントリックだった。全盛期のおれたちには、いつも周りを
埋め尽くし、後を追いかけてくる少女たちがいた。
「フォーリーブス解散」
解散の日、本当に死ぬ気でいた。割腹自殺の予行を演じてきたのだ。
「解散コンサート」
厚生年金会館の舞台でおれは狂ったようにマイクを振り回し、言葉にならない声を
発し続けた。
「人生の一幕が終わった」
宿泊先のホテルでね、ある晩部屋に戻って明かりをつけようとしたらぼんやりとした光が
浮かぶんです。あれは霊・・・
「おれを救ってくれ!」
フォーリーブス解散までの3年間は、毎日覚醒剤を身寸ち続けてきた。
「無限地獄」
もうロレツが回らなくなってきた。覚醒剤の作用が舌にくるのだ。
(昭和76年1月26日)
第一章「ジャーニーさんとの出会い」
「北公次と松下公次」
和歌山の漁村生まれの松下公次少年はジャニー喜多川氏の手でアイドルに・・・
「ボーヤしてみるか?」
ボーヤとはバンドのメンバーの雑用係だ。その雑用係がまず芸能界へ踏み込む第一歩に
なるかもしれない。
「ジャニー喜多川氏との出会い」
ウエスタンカーニバルでのジャニー喜多川氏との出会いがそれからの俺の人生を決定的に
変えることとなった。
「ジャニーさんが布団の中に・・・・・・!」
うすい布団に寝ているおれのもとへジャニー喜多川さんがそっとやってきておれの寝ている
布団の中に人りこんできた。
「おもちゃにされて」
微妙な舌の動きでたちまちのうちにおれはジャニーさんの口の中に身寸精すると、
そのままジャニーさんは飲み込んでいく。
「コーちゃん、お風呂に人ろう」
ジャニーさんがおれのパンツまで洗ってくれる。風呂に人るとからだまで・・・。
「『喜多公次』は愛の証」
北公次の芸名は、ジャニー喜多川の喜多川の”キタ”をもらったもの。二人の愛の証だった。
「互いの嫉妬」
おれが外で若い女の子と口をきいたりするとジャニーさんはいつも夜、嫉妬めいた口調で
責めてくる。
(昭和76年2月2日)
第二章「フォーリーブス全盛期」
「ジャニーさんの同性愛裁判」
合宿所に寝泊まりしているジャニーさんは必ず夜になると俺と寝た。
「アイドルの性欲処理」
「大竹しのぶ」
「郷ひろみ」
郷ひろみもジャニーズ事務所からデビュー。合宿所にいた彼も”あのこと”に悩んでいた。
「愛欲の館からの月兑出」
「やめてくれっ!」と叫んで枕を抱えてパジャマのまま階下に逃げ出していった。
「ジャニーさんの寵愛の対象は」
「バク転失敗」
「ろくな給料もなし・・・」
「ジャニーさんの男の好み」
ジャニーさんの”男の好み”はあくまでも”個性の強い10代の少年”だった。
第3章「北公次は今一度復活する!」
「女との同棲」
このままで終える北公次じゃない、新しく生まれ変わった北公次をもう一度ファンのみんな
に知ってもらうんだ!
「おれには稼ぎがない!」
「見返してやるんだ!」
ロレツの回らない中年男が昼間からパチンコに狂っているのを見て、あれがフォーリーブスの
北公次だと気づいた人ははたしていただろうか。
「負け犬のまま去るのはいやだ!」
「全身から漂う殺気」
「村西監督の誘い」
「村西とおるとの出会い」
「北公次は今一度復活する!」
光線と色とりどりのテープに埋もれたステージの裏側で行われている欲望の数々。
ジャニーズ事務所を抜けていったアイドルたちの末路は悲しい。
いま活躍中のおれの後輩たちよ、けっしておれのような不器用な生き方をするんじゃない、
浮かれているのはステージにいる時だけでいい、しっかりと自分の足下を見つめ、なによりも
まず自分の足元を見つめ、なによりもまず自分のことをしっかりと見つめるんだ。
人気のあるうちはプロダクションもおためごかし、だがアイドルから転がり落ちても誰も何も
してくれないのだ。
少年愛にとりつかれた男が経営するジャニーズ事務所にいるアイドルたちよ、おれの二の舞に
だけはなってくれるな。
解散していったシブがき隊、全盛を誇るヒガシ、そして少年隊、男闘呼組、そして光GENJIよ!
北公次は今一度復活する。
(昭和76年2月10日)
目次を見ただけで読んだ気分にされられるもの、読みたくなるものを紹介。
闘魂愛好会編「プロレス雑学BOOK 」の目次
「ケンドー・ナガサキの恐るべき実力」
「電話魔、馳浩」
「新日に蔓延したディープ・キス病」
「タクシーにドロップキック、三沢タイガー誕生秘話」
「哀愁のワカメ男、高田延彦」
「将軍KYワカマツの知られざる前歴」
「プロレスファン代表SWSの前社長・田中八郎氏」
「20分間だけ死んでいたテリー・ゴディ」
「ギャンブル王、坂口の失踪事件」
「小熊を殴った大熊」
「高野俊二のチン〇はさつまいも!?」
「夜のスタミナも抜群!鶴田の朝まで18回」
(昭和76年1月24日)