201 = =2010/4/27 11:58:00
http://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20100427-622976.html
<第13回日刊スポーツ?ドラマグランプリ受賞者発表>
「第13回日刊スポーツ?ドラマグランプリ」の主演男優賞は、TBS系「ヤマトナデシコ七変化」のKAT-TUN亀梨和也(24)が初受賞した。05年(第8回)で助演男優賞を受賞した「ごくせん」の時のように、いかにちゃんと映るかではなく、作品の中の自分を意識。演出家から指名を受けたキャプテンとしての自覚から、スタッフや共演者との大きな輪を作れる主演俳優に成長した。
自分の撮影が終わっても、いつも以上に楽屋にほとんど帰らなかった。共演者やスタッフと大きな輪を作っては、演技についてはもちろん、くだらないことまでも延々と話した。「常に輪の中にいることが大事」。コミュニケーションを取る。「意識は特にしていない」といいながらも、主演の自覚からの行動だった。
「演出の石井さんから、『亀梨がキャプテンで、僕が監督』って言われたんです。それはちゃんとしなきゃ、と思いましたね」。
中でも亀梨を筆頭とするイケメン4人組のきずなは、舞台裏で率先して築いたものだった。常に一緒にいた手越祐也、内博貴、宮尾俊太郎とは食堂へ行く時も一緒。撮影が終わると連れだって食事に行った。今でもお互い連絡を取り合う。
「最近のドラマは1人で動く役が多かったんですね。これだけ最終回までみんなと話を進めていったのは、あまりないような気がする。今回は最初から4人の仲がいい設定だし、なるべく早く打ち解けたいなと。そういう部分は主演ということ意識しました」。
204 SUPPLI_K2010/4/27 12:04:00
开始8CJ
215 = =2010/4/27 17:06:00
216 = =2010/4/27 17:15:00
http://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20100426-622711.html
<第13回日刊スポーツ?ドラマグランプリ受賞者発表>
「第13回日刊スポーツ?ドラマグランプリ」の主演女優賞はフジテレビ系ドラマ「BOSS」の天海祐希(42)が獲得した。連ドラでは初の刑事役だが、タイトル同様の頼れるボスに加え、おちゃめな一面も織り交ぜる役を巧みに演じた。04年「離婚弁護士」05年「女王の教室」に続く3度目の受賞。天海は喜びとともに「何でもできますよ、と見てもらうのが仕事」と胸を張り、女優業に向き合う真っすぐな姿勢を示した。
天海は3度目の栄冠に「すごくうれしいです。もっとトロフィーを増やしたい」と笑顔を見せた。望んでいた刑事役での受賞だ。
天海 「太陽にほえろ!」が好きで、ぜひやりたかったんです。石原裕次郎さんが好きだったので。でも、タイトル(BOSS)を聞いて、私でいいのかなと思いました。早速、石原プロにお伺いをして、それで「お前なら許す」と言われました(笑い)。
演じた役柄は警視庁捜査1課特別犯罪対策室室長だ。おちゃめな一面を見せながら、リーダーとして個性的な部下をまとめた。
天海 初めて顔を合わせたメンバーが最終回まで、時間をかけて徐々にお互いを理解し、サポートができたように、私たち俳優もそういう時間を過ごせたんじゃないかなと思います。チームになれた気がしますね。
石原さんのボスに対し、どう演じようとしたのか。返ってきた言葉に仕事へのこだわりがにじんだ。
天海 役作りを言ってしまうとネタバレだと思うんです。視聴者は自分のイメージで受けとめているのに、私が言うと、それが正解になる。イメージが違ってもありなのに。
苦労話は語らなかった。
天海 何でもできる人間はいないし、苦労も工夫もしているつもりです。でも「何でもできますよ」と、見ていただくのが私たちの仕事。だから、苦労は何もございません(笑い)。
きっぱり語る姿には女優業に向き合うストイックさが漂う。この姿勢が共演者から信頼され、主演というボスの立場を務めることができる要因かもしれない。
天海 苦労していると思われるのが嫌なんです。きっと負けず嫌いです。
ドラマ「離婚弁護士」ではキャリアウーマン、「女王の教室」では冷酷な教師。これまで演じた役の共通点は強い女性だ。
天海 強い女性には強くなっていった過程があると思います。強くならざるを得なかったとか、ここは切り捨てなきゃどうにもならないというような経験。私にとっての強さは、責任を取れること。自分で決断を下せるかということ。あと、本当の意味での優しさ。突っぱねることも優しさ。
主演には常に責任がつきまとう。チーム全体の視線を正面から受けとめた。
天海 「私が主演です」という思いはほとんどないんです。みんながいて、丁寧に演じてくれるから私がいる。でも「ありがとうございます」ばかり言っていては、周囲がついて行きにくくなるので「はい、こっちです」と自信がなくとも、根拠のない自信も持たなきゃいけない。「こっちで正解と思う。正解にしましょう」という力業も。あるのは一生懸命努力する自信だけですかね(笑い)。
大女優という言葉に違和感のない天海だが、最後に今後の目標を聞いた。
天海 へへへ、ちょっとでもいい人間、正しい人になろうと思います。だって自分が自分の一番だめだめの部分を知っているから。
あえて弱点を明かさない強さが笑顔に浮かぶ。美+強さ+おちゃめ=格好いいボス。天海の魅力だ。
◆天海祐希(あまみ?ゆうき) 1967年(昭42)8月8日、東京生まれ。85年、宝塚音楽学校人学し、87年に73期生として人団。93年に史上最短7年で男役トップ(月組)就任。95年、新人公演時代の主演作「ミー?アンド?マイ?ガール」で退団。その後、ドラマ「トップキャスター」「不毛地帯」、映画「ザ?マジックアワー」などに出演。現在は舞台「薔薇とサムライ」で活躍。171センチ、血液型O。
[2010年4月26日17時11分 紙面から]
234 = =2010/4/30 14:24:00