2010/9/21 12:29 更新
「あの話も幻に終わるのでは......?」と多方面から心配されつつも、ようやく発表となった赤西仁の全米ツアー
『YELLOW GOLD TOUR 3010』。"1000年後のクラブ"をイメージした最先端のライブとなる予定で、11月7日のシカゴを皮切りに、10日サンフランシスコ、13日ヒューストン、16日ロサンゼルス、21日ニューヨークと5カ所を巡る。当初は「9?10月開催で全米7カ所」と発表されていたが、若干ながら規模を縮小して開催に至ったようだ。
これと同時に、10月3日、4日、Zepp Tokyoにて、日本のファンに向けたイベント『赤西仁全米ツアーファンクラブ壮行会! We'll be together with you!』計4公演の開催も決定。こちらは現在ジャニーズのコンサート事務局公式サイト「Jticket」にて申込み受付中だ。
「今回のアメリカツアーは『ANA』『ZOJIRUSHI』という大手企業がスポンサーについたことでようやく実現に至った形。ジャニーズ事務所はこの件に関して金を出したり、PR活動を行う気持ちはさらさらないようですね。壮行会の件は大々的にアピールしているのに、事務所公式サイトの赤西のページにもアメリカツアーに関するチケットの扱いはおろか、日程さえアップされていない状態です。なんだかおかしな話ですよね......」(ジャニーズに詳しい記者)
アメリカツアーの会場を見てみると、それぞれ収容人数は約1,500席?4,300席で、一日1公演だとすれば、フルで客席が埋まったとしても動員数1万2,000人程度。対して、日本で行われる壮行会には2日間で約1万人が動員される計算となり、ほぼ同数といえる。
「いずれにせよ規模の小ささは否めませんが、とりあえず言ってしまった以上、形だけでも全米ツアーは行って、そのうえで少しでも日本で集金できれば......というのが事務所の考え方なのかもしれませんね。アメリカでの活動についてノータッチの姿勢を取っておけば、失敗した際にも『関係ないよ』という顔ができるわけですから......」(同)
現在、CDシングルの発売も予定されており、ファーストアルバムのために楽曲を制作中だという赤西。CDの発売元なども含め、今後彼がどのような扱いを受けるのかが気になるところ。まだまだ目が離せなさそうだ。