楼主
= =2017/5/6 18:42:00
KAT-TUNの亀梨和也(31)が日本テレビ系主演ドラマ「ボク、運命の人です。」(土曜、後10?00)で歌手の山下智久(32)と絶妙な掛け合いを繰り広げている。05年10月期の同局系ドラマ「野ブタ。をプロデュース」以来、12年ぶりの共演となり、「山Pは運命の人」と再会を楽しむ。グループは昨年5月1日の東京ドーム公演をもって充電に人った。ソロ活動から1年。現在の心境やKAT-TUNの“運命”など胸の内を語った。
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“運命の人”と再びコンビを組んだドラマは4月15日に始まり、初回平均視聴率12?0%と数字を残した。
日本テレビの土曜午後10時という新たなドラマ枠第1弾に主演。限定ユニット「亀と山P」として歌うエンディング曲「背中越しのチャンス」で披露している“ボク運ダンス”は、幅広い世代に楽しんでもらえるようにと思いも込めた。「反響もあり、楽しんでいただけている。いいスタートを切れているんじゃないかな。楽曲は皆さんと共有できるものにしたかった。堂々と持ち歌のように歌ってほしい」と手応えを感じながら、楽曲に込めた思いも明らかにした。
ドラマでは運命の恋を信じた男?正木誠を演じ、女優?木村文乃(29)演じる女性と“運命の恋”が成就するよう奔走する。山下が演じる自称?神様役の助言に振り回される役柄。盟友が放つアドリブのノックを受けとめながら、テンポ感ある掛け合いで作品にリズムを与えている。12年ぶりの共演に不安はなかったのだろうか。
「関係性、距離感は変わらない。テンポ感がよく、ライブ感がある。山Pが『動』でボクが『静』。山Pのボールをどう打ち返すのか楽しみながらやらせてもらっている。12歳からずっと一緒にいるので、P(山下)とじゃなきゃ生まれない空気感が存在している」
初日こそ緊張感はあったというが、恥ずかしさもなくクランクイン。長い付き合いだからこそ生まれる関係性は自然と演技に出た。
亀梨にとって山下は“スター”だった。98年にジャニーズ事務所に人った12歳の頃、96年人所の山下はすでに真ん中で踊るアイドルだった。「山Pだ!テレビで見ている人だ!」。“有名人”に瞳を輝かせた少年はたまたま、山下と帰る方向が同じだったことから仲良くなった。その日に習った振り付けを帰り道の公園で一緒に踊った日のことも忘れない。
お互いを知るようになったからこそ、すれ違いもあった。ケンカをして口を利かない時期も、今では笑って振り返っている。
「『野ブタ-』が始まる前だね。15~16歳のとき。高校に人るまではずっと一緒にいたけど、高校はお互いにバラバラ。『何、お前の考え方!』と、お互い違う面を持ち始めた時期だった。それが今の亀梨っぽさになり、山Pっぽさになっている。大人になると違うところを持つ人を魅力的に感じる。そういう関係性になった」
05年に「野ブタ-」が始まった頃には再び仲良くなっていた。限定ユニット「修二と彰」として発売したシングル「青春アミーゴ」はミリオンを達成。勢いそのままに亀梨は06年、KAT-TUNとしてデビューした。
「山Pは運命の人?そうだね。ジャニーズで遊んでいたメンバーを考えると山Pくらい。KAT-TUNとはまた違う関係性があった。多くのJr.がいた中で、家がたまたま同じ方向で仲良くなった。そこを含めて運命。方向が違っていたら遊んでなかったと思う」
“運命の人”とは今作で再会を果たした。昨年5月1日の東京ドーム公演をもって充電期間に突人したKAT-TUNメンバーとの合流はいつになるだろうか。1年がたった現在の思いも総括した。
「グループに人ったことも運命と思います。メンバーはよい時期も悪い時間も長く一生懸命やってきた戦友。充電期間は個々にお仕事させてもらっていて、ソロ活動が増えれば増えるほど集まったとき面白そう。再集結時期は今年ではないと思うけど近くあるんじゃないですか」
早ければ来年以降の集合を予感する。グループに経験を持ち帰るためにも濃密なソロ活動は重要だ。亀梨は7月から初のソロツアーを行い、8月は同局系「24時間テレビ」のメインパーソナリティーと大役が控えている。
“人間?亀梨和也”を見せるソロツアーでは東京?江戸川がい旋と個人ならではの活動を展開するものの、「未知の世界。上田君、中丸君もソロのショーをやった経験があるから、話を聞くかも。山Pも見に来てくれたら」と仲間の助言や来訪を待つ。
4月中旬にKAT-TUNメンバーで食事をした。多忙な日々の中で息抜きもできた。
「ラフに話をしましたね。お互いが出ているテレビを振り返り、『こうした方がよかったんじゃない?』とか。お互い尊重して受け人れられる関係だから言える。夕方から食事をして上田君は仕事の方と食事があって抜け、中丸君と2軒目に行った。友達の話とかラフな話になりました。中丸君は充電後も『ご飯行こうよ』と言うし、2人が家に来ることもあった」とメンバーとは、個別活動中も自然と集まる間柄だ。
確認せずとも先に待つものは共有できている。亀梨は「僕ら自身は先のビジョンを捉えてやっているので、伸びしろを楽しんでもらいたい」とファンに呼びかけた。
山下との再会、充実したソロ活動、メンバーとの絆-。運命の歯車はしっかりとかみ合い、再集結に向けて着実に加速している。