特筆すべきは、事務所内が派閥争いでモメにモメてた時、「自分たちの道は自分たちで決めたい」と9人全員で一致団結し“ある決意”を直訴した唯一のグループだってこと。その決意は上層部から反対され、当初はあんなに信頼関係のあった社長にも無視され続けて「どうしようかと思った時もあった。自分たちで決断はしたけど思った以上のいばらの道だったから不安だった」って悩んだ時もあったそう。某番組では「ひどい扱いを受けた。楽屋が狭かったり、音楽番組でもすごい後ろに回されて、カメラに映らない位置に立たされた。俺たちのセットだけ、めちゃくちゃチープだった」なんてこともあって。でもね、TOKIO兄さんや亀梨にーやんたちが励ましてくれて「お前ら悪いことしてないんだから、堂々とやればいい! パフォーマンスはすごいんだから」って応援してくれたのよ。何たって愛情過多の亀梨和也。山ちゃんも亀ちゃんとのドラマ共演が多かったから、可愛がりが激しすぎて「俺はやっぱり(堂本)光一くんがいい! 亀梨くんはアツすぎるー」って(笑)。ちなみに余談だけど、TOKIOはレコード会社を移籍することが多くて、今のレコード会社ではJUMPのほうが所属が長いから、TOKIOメンバーは「JUMP兄さん」とか「平成にーさん」とか呼ぶ時があって面白いわよ。
何はともあれ、詳細は公表されてないけど、それなりにちゃんとした苦労もしている彼らだから、見た目以上に絆は深いし、潰されない強さも持っているの。事務所の先輩たちが避けてきた“我が道”を切り開いたパイオニアでもあるわけだから、今後のハイジャンプに期待したいわ。