ジャニーズJr.を毒牙にかけた変態貴公子の卑劣手口
「被害者の家族がpoliceに提出した証拠品のなかには、少年の全果写真だけでなく、見るに堪えない卑猥な行為に及んだ動画も多数含まれていました」(police関係者)
都内のホテルで、当時15歳の少年に淫らな行為をしたとして、7月21日に、児童買春?ポルノ禁止法違反容疑などで逮捕(8月8日に起訴)された熊谷裕樹被告(32)。
貴族のような服装で、バラエティ番組に出演していた熊谷被告だが、自身のHPではこのように自称していた。
<社交界デビュー後、熊谷裕樹の華やかな雰囲気や文化活動などにより、社交界で注目を浴び「社交界のプリンス」というタイトルで呼称される>
熊谷被告から被害を受けた芸能関係者が、眉唾ものの経歴を明かす。
「『華族の末裔だ』などと周囲に吹聴していましたが、まったくのデタラメ。東京郊外の一般家庭に生まれ、高校卒業後は宝石販売のビジネスを立ち上げ、異業種交流会などに参加し、そこでの人脈を頼りに宝飾品を売りさばいて生計を立てていた。身につけられていた勲章は、ネットオークションで7000円ほどで購人した偽物ですよ」
奇抜な出で立ちで、著名人が集まるパーティに参加しては馴れ馴れしく声をかけて一緒に写真を撮り、それを周囲に見せびらかして、「芸能界にパイプがある」と信じ込ませる。そして、次なるターゲットへと近づいた。
「彼は大のジャニーズ好きで『明星』を愛読。好みのタイプを見つけては丸印をつけていた。口癖は、『第二のジャニーズを作る』。10年ほど前からジャニーズJr.たちと接触を試みるようになった」(前出?芸能関係者)
「Hey!Say!JUMP」の薮宏太(27)と八乙女光(26)を両脇に座らせて笑みを浮かべる熊谷被告ーー。本誌が人手した写真は2007年7月に、都内某所のしゃぶしゃぶ店で撮影されたものだ。
熊谷被告の行動は、芸能プロダクションを立ち上げたことにより、さらに瀑走。ジャニーズjr.たちを全部で12~13人引き抜き、アイドルグループを立ち上げた。
「メンバー5人のうち、4人が元jr.で結成された『G=AGE』というグループは、2016年6月にリリースした1stシングルがオリコン1位になりました。大金を手にした熊谷は、西新宿のタワーマンションに引っ越し、高級外車を乗り回すようになったんです」(前出?仕事関係者)
ジャニーズ事務所は、熊谷容疑者との関係に以下のような見解を示す。
「当社は当該人物とはいっさい関係ございません。当社役員の名前やタレントが写った写真を悪用していたというのが事実なら言語道断であり、許されるものではないと考えております」
自らの欲望を満たすために、前途あるジャニーズjr.たちの夢を弄んだ“偽りのプリンス”。ついに法廷で、化けの皮が剝がれる。
(週刊FLASH 2017年9月5日号)