『コード ブルー』映画化決定の反響にフジ歓喜「救世主!」
9月18日にフジテレビ系の月9ドラマ「コード?ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON」の最終回が放送され、16.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)の高視聴率を記録した。
全10話を通じた平均視聴率は14.8%を記録。19日時点で全局を通じた7月期のドラマ平均視聴率でトップに立った。
「相変わらず低視聴率を打開できない同局。このところ月9すら全話平均2ケタを獲得できませんでした。そんな中、『コード?ブルー』がヒット作となった。全話平均で13%突破を目標に掲げていたようだが、その予想すら上回ったのです」(テレビ局関係者)
同作は08年と10年にドラマ版が放送され、7年ぶりの新シリーズを放送。今回は山下智久(32)、新垣結衣(29)、戸田恵梨香(29)らシリーズのファンにはおなじみのキャストに加え、Hey! Say! JUMPの有岡大貴(26)、安藤政信(42)も新たに登場。そしてエンドロールが流れ終わると「来年に初の映画版が公開される」と発表され、反響を呼んでいる。
「映画化はフジにとってまさに“救世主”です。映画事業にも力を人れる同局は、これまで人気ドラマを映画化してシリーズ化するパターンでことごとく稼いできました。ところが『踊る大捜査線』は主演の織田裕二(49)の意向もあって、12年の映画版で終了していました。そんななか、『コード?ブルー』が映画化。『今後は“看板シリーズ”にしたい』と息巻く声が、局内から早くも聞こえてきています」(映画業界関係者)
まだ公開のみしか発表されていない映画版だが、新キャストなどの続報が期待される。
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新視聴率男だ山P!「コード?ブルー」有終 月9復活全話平均14?8%
2017.9.20 05:04
俳優で歌手、山下智久(32)のフジテレビ系主演ドラマ「コード?ブルー-ドクターヘリ緊急救命-」(月曜後9?0)が18日に最終回を迎え、平均視聴率16?4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。同作最高をマークし、有終の美を飾った。全10話の平均は14?8%で、同枠では2015年10月期以来、7作ぶりの2桁台。近年低迷が続く“月9復活”を印象づけた。
人気シリーズの第3弾として7年ぶりに復活した「コード?ブルー」がフジの看板ドラマ枠“月9”で存在感を放った。
同作には主演の山下に加え、新垣結衣(29)、戸田恵梨香(29)ら第1弾からおなじみの豪華共演陣が再集結。ドクターヘリが出動する救命救急の現場で奮闘するフライトドクターら若者5人の成長物語で、7月17日放送の初回は平均視聴率16?3%と好発進。第2話以降も13~15%と好調に推移し、最終回で16?4%と今作最高を記録した。全10話の平均は14?8%で、この2つの数字は19日現在、7月期の民放連ドラでトップとなっている。
月9枠としては、15年10月期で石原さとみ(30)主演の「5→9~私に恋したお坊さん~」以来、全話平均で7作ぶりに2桁を突破。
山下はこれまで「コード?ブルー-」のほかに2007年の「プロポーズ大作戦」など月9では5作に主演。「5→9-」にも出演していた。
「コード?ブルー」シリーズの第1弾は08年の木曜午後10時枠でスタートし、平均15?9%を記録。月9枠に移行した10年の第2弾は同16?6%で、山下は月9の“高視聴率男”ともいえる。
第1弾からプロデューサーを務めるフジテレビの増本淳氏は「過去をなぞっても、忘れてもいい結果は生まれない。ならば、私たちはどんな物語を紡げばよいのか、スタッフ、キャストともともに考え続けた4カ月でした」と振り返った。
最終回では「コード?ブルー-ドクターヘリ緊急救急-」の映画化が発表(来年公開)され、“コード?ブルーロス”のファンは歓喜。10月16日に篠原涼子(44)主演の「民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~」がスタートし、「コード-」に続くヒットに期待がかかる。