「SEXY ZONEが6回目の出場濃厚です。今年は『24時間テレビ』(日テレ系)メインパーソナリティーも務めるなど、人気も知名度もアップしました。それにジャニー(喜多川)さんの“推し”グループは外せませんよ」(同?レコード会社関係者)
ここまでは例年通り、順当の選出とも言える。ところが最後の1枠がいまだどっちつかずなのだとか。
「昨年に初出場したHey!Say!JUMPが2年連続、との声が優勢のようです。嵐、関ジャニを担当するジュリー(藤島)副社長が、彼らの後釜にと売り出しているのがJUMPだと言います。メンバー個々の活躍も目立ち始めているだけに、グループとしてもう1プッシュしたいところ」(同?レコード会社関係者)
が、彼らの活躍を追い越すかのように、ジャニー社長肝いりのグループが今年5月に鮮烈デビューを果たした。
「デビューシングルのセールスが60万枚を超えたKing&Princeです。彼らのためにプライベートレーベルまで新設されるなど、ジャニーズを背負う次世代グループと期待されています。デビュー年に初紅白出場で一気にスターダムに駆け上がらせたい」(芸能プロ関係者)
つまりは“ジュリー派”と、“ジャニー派”の秘蔵っ子同士が最後の1枠を争っているということか。しかもキンプリには強力な援軍もいるようで――。
彼らは12月6日から1月27日まで、“聖地”帝国劇場で初の主演舞台を控えている。
「その1月公演の演出に、年内で引退する“タッキー”こと滝沢秀明が携わるのです。ジャニーさんの後継者としての記念すべき第1歩がキンプリとのタッグ。彼らはジャニー派であって、“タッキー派”になっていくのでしょう。1枠の行方は、ジュリーさんとタッキーの“主導権争い”にもなりかねません」(同?芸能プロ関係者)
約2か月にわたって公演されるキンプリの舞台は、12月31日が休演日となっている。一方で12月28日から1月1日まで、東京ドームでコンサートを控えているJUMPもまた、大晦日の予定だけはポッカリと空いている。
当日、紅白会場のNHKホールステージには、ジュリー派とタッキー派のどちらのグループが立っているのだろうか。