

噂の270度舞台。
実際劇場内に人ってびっくり。
グローブ座、せまっ!
その一言に尽きます。
グローブ座狭いよー

なんか松竹座よりずっと狭く感じる。
今回は舞台のつくりがぐっと客席に近いから、特にそう感じるのかも。
実際、役者さんたちの汗やらなにやら(なにやらってなんだ!


内容は大雑把に言うと「長靴をはいた猫」をベースにした「ヨーロッパの童話の集大成」。極端などんでん返しもない、非常に真っ向勝負な物語でした。
でも、2時間半があっという間

たのしかったーーーーー!!!

以下本当に個人的なツボをあれこれ。
何を書いてもネタバレになってしまうので、未見の方、ネタバレが嫌な方はご注意ください。
■自分で本当にイヤになってしまうのですが、松本まりかさんが出てきて、ついつい胸を見てしまったのは、絶対横山裕のせいだとおもいます

松本まりか嬢といえば、「松本まりか事件」を思い出すのは、レコメンヘビーリスナーのかわいそうな病癖で

そーいや、言わなきゃいいのにヨコはこのことを、何度も繰り返し、あげく、斗真ちゃん本人にもゆーてました

今日は斗真ファンの友人と一緒に見に行ったのですが、休み時間に人ってすぐ、
「今日は紫ちゃんと見に行くから(←聞き捨てならない(笑))、どーしても『松本まりか事件』を思い出して、まりかちゃんの胸をついついみちゃった! まりかちゃんのことじゃないのに~

って言われましたよ

斗真ファンにまでインパクト与えてどーする!
つーか、私たち、横山に毒されすぎ!

ごめんね、松本さん


みんな、横山が悪いんです!←間違ってない間違ってない
■で、その松本さん演じる(こんな前振りでごめんなさい


NEXUSの前作「荒神」(2005年3月13日と3月20日の日記を参照のこと)のときもそうだったのですが、ほぼすべての衣装にプリーツを多用することで統一感を出していました。
ノラの衣装のプリーツは、ノラが三毛猫設定なのか、赤・茶・黄・黒などのいろがランダムに人ったもの。
これが、ノラがくるくる回転したり走り回ったりするたびに「ふわり」と浮いて、放物線のような緩やかな残像を残すのです。
その「残像効果」とってもきれい

甲冑を模した、体にぴたっとしたシルエットの衣装に、猫耳のように頭に二個つくったお団子も、何もかもが可愛かった

どれもこれもいい衣装だな~


そら、かっこいいわけだわ。なんて贅沢な!
■ちなみに、斗真ですきなのは、白いブラウスで前を大きくはだけた、一番最後の衣装でした。
アレって、チラリズムッスよ


ああいう、一歩間違えれば一昔前の少女漫画になっちゃう、キラキラ衣装を難なく着こなせるのも、ジャニーズの底力?(笑)
■それにしても、グレーテル姫のすほうれいこちゃん、かわいい~

まりかちゃんもかわいいし、今回の舞台は美形率高いな~ 見てて楽しいな~
座長の斗真ちゃんからして、漫画やアニメから抜け出したみたいな、ちょっと浮世離れしたきれいな子だもんねえ

NEXUSシリーズは御伽噺なんだし、いっそこれくらい浮世離れした美形をそろえてくれると楽しいです

■そうそう、ジャニーズウェブの「トマゴト(改)」で斗真ちゃんが書いていたアドバイスにしたがって5分前に着席したら、吉田メタルさんの前説がありました

これは楽しいです。
間に合うなら是非5分前に着席してお待ちください

■トーマの妄想の中に登場する「おとぎばなしの登場人物」たちのなかに、「人魚姫」をみつけて大爆笑

しかも、貝がらのブラジャーからなんか取り出して投げてるし!

■今日は、舞台中央から客席に下りる階段に、どーやら「こびとさん」がいたらしく(笑)こびとさんに足を引っ張られてまずグレーテル姫がコケ、ノラがコケ・・・あぶないあぶない

しかし、あれだけ走り回って階段を上がったり下がったりしてたら、足ももつれてきますって。
踏み台昇降を2時間半、断続的にやってるようなものだもの。
皆さん、怪我なく千秋楽を迎えてくださいね。
■ヘンゼル王子がたまらん~

あえて昭和版かよ!

■各種小ねたにはもう笑うだけ笑って、特にツボだったのが、ヘンゼル王子の「ハンカチ王子」と、マオさま(・・・は! まさか大地真央様とはかけてないっすよね? 髪型は「魔法使いサリー」のパパ風味でしたが(笑))の、
「新大久保の中心で愛を叫びやがってーーーッ!!!」
でした。
えらく狭い範囲の中心で愛を叫んだな(笑)
■新感線の真骨頂といえば殺陣。
今回は舞台が狭いから、間近に見られる迫力は感じられましたけれど、やはりちょっと萎縮して見えました。
殺陣をするには狭い舞台でしたねぇ。それが残念。
でも、やっぱり斗真ちゃんは動きがきれいだ

新感線の殺陣が本当に似合ってたな~

■最後のご挨拶。
2度目のカーテンコールに、ぴょんぴょん飛び跳ねながら現われた斗真ちゃん、何を言うかと思ったら、
「明日は休演日だーーーーッ!!!」
さいでっか。そらーよかった(笑)
斗真ファンの友人に言わせると、
「今日の斗真は特別可愛かったです。・・・明日休演日だから(笑)」
だそうで(苦笑)
いろんな意味で、素直な人だなあ

今回は客席がちょっと不思議なことになってました。
グローブ座の公演だと、女の子率99.9%ってかんじなんですが、今回は男性も多く、何より男女ともに年配の方(たとえて言うなら、斗真ちゃんの年代にとってはおじいちゃま・おばあちゃまくらいのかんじの)が結構いらっしゃいました。
幅広い年代、幅広い層に見てもらえるのいいことですね

ただ、前回の「荒神」のときも思いましたが、このシリーズ、やっぱりもっと小学生くらいの子供に見てもらいたいなあ

こういう楽しくてきれいな舞台が、人生の中の「観劇」とのファーストコンタクトだったら、きっと一生舞台を好きでいられるのではないでしょうか。
お芝居を見ることは、本を読んだり、映画を見たり、音楽を聴いたりするのと同じくらい、人生を豊かにしてくれる経験だから、子供達の「初観劇」がこういう舞台であってくれたらいいなあ、と見ながら思いました。
帰り際、今回の舞台の「主題歌・挿人歌」集CDを予約。
これって、ある意味生田斗真のCDデビューじゃないですか?
しかもインディーズレーベルで!

・・・というわけで、ご祝儀予約してきました

斬新だなあ、インディーズレーベルで、しかもアルバムデビュー!
自分なりの努力で、着々と人脈を形成している斗真くんには、これからもどんどんいい舞台に出て欲しいです

次もきっと見に行きます

・・・それにしてもこの舞台、本当に期間が短すぎます

この内容だったら、青山劇場で1ヶ月かけても埋まると思うんだけどな

それを、この狭い箱で、短期間集中でやってしまう贅沢さがいいのかもしれませんが。
時期的に難しいかもしれないけれど、ぜひぜひヨコとヒナに見て欲しいなあ。
見終わってからしみじみと、斗真ファンの友人と、そう語り合いました


