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7/15(日) 12:03配信
秋の改編で10月から元NHKの有働由美子アナウンサー(49)が、新キャスターに就任する日本テレビ系報道番組の「NEWS ZERO」。これにより、キャスター在任が12年間に及ぶ村尾信尚氏(62)が番組を“卒業”するが、水面下では月曜のサブキャスターを務める嵐の櫻井翔(36)の“卒業”も検討されていたという。それが一転して留任することに…。一体、なぜ?
NHK朝の顔として平日の情報番組「あさイチ」のキャスターを務めるなど、同局の看板アナとして人気の高かった有働アナの「ZERO」メインキャスター就任が発表されたのは6月上旬。日本テレビがフジテレビとのシ烈な争奪戦を制し、NHKを退局したばかりの有働アナを身寸止めた。
「一部ではフジが日テレの3倍に当たる1本150万円でオファーをしたと報じられましたが、実際は日テレも1本120万円程度のオファーだったようで、そこまで差はなかった。さらに、日テレは大きな事件に限って有働さんが現場に出ることを認めたようで、総合的な判断から日テレが選ばれたのでしょう」(代理店関係者)
かくして引く手あまたの有働アナを身寸止めた日テレだが、一方で制作費の問題が生じたという。
10月から有働アナが登場する「ZERO」だが、番組スポンサーの人れ替えがあるわけでもなく、当然スポンサー料も不変。現メインキャスターの村尾氏のギャラが1本約60万円といわれるなか、有働アナは120万円と、単純計算でメインキャスターの人件費が倍増するため、その差額をどう賄うかが問題になるわけだ。
4年連続の年間視聴率3冠王と絶好調の日テレといえども、メインキャスターのギャラで年間1億5000万円近い増額分の負担は大きい。どこかで制作費節約をしなければならないが、報道番組として取材費を削るわけにもいかず、目をつけたのがメインキャスター以外の人件費だった。そこで解決策の一つとして持ち上がったのが、月曜のサブキャスター?櫻井の降板案だったのだ。
「三浦翔平との結婚が噂される火曜サブキャスターの桐谷美玲は9月末卒業が既定路線ですが、実は櫻井もギャラが安い後輩のジャニタレにバトンタッチする形で、村尾さんと一緒に9月末で卒業するはずだったのです。ところが、櫻井の卒業プランは“一連のスキャンダル”のせいで吹っ飛んでしまった」(同)
一連のスキャンダルとは、もちろん元TOKIOの山口達也の未成年女子への強制わいせつ、NEWSの小山慶一郎、加藤シゲアキ、手越祐也による度重なる未成年女子との飲酒及び同疑惑などのスキャンダルだ。
「さすがにジャニーズ内で立て続けにスキャンダルが起きたせいで、スポンサーから櫻井が後輩のジャニタレと交代する案に待ったがかかった。要は、どんなスキャンダルが飛び出すかわからない後輩より、これまで無事にサブキャスターを務めている櫻井の実績が重視されたということ」(同)
本紙既報のように、櫻井については年明けごろまではメイン昇格の可能性も語られていた。その後、有働アナのメイン起用が決まり状況が変わったため、卒業プランが持ち上がったとみられる。その話が流れると制作費節約の問題も解消されないが、さりとてスポンサーの意向を無視することはできない。
「10月以降も櫻井が月曜のサブキャスターとして続投することになったようだけど、有働の加人で視聴率が上がれば問題は解決する。数字がよくなれば制作費が潤沢になるのがテレビの仕組みだから」(テレビ関係者)
ジャニーズの“一連のスキャンダル”が、思わぬ形で重しとなっているが、有働が活躍することで日テレの悩みは解消できるか。