http://contents.oricon.co.jp/music/special/091218_01_01.html
" 2009年12月18日
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1 Believe/曇りのち、快晴 嵐/矢野健太 starring Satoshi Ohno 656,676
2 明日の記憶/Crazy Moon~キミ.ハ.ムテキ~ 嵐 620,557
3 マイガール 嵐 513,186
4 愛のままで... 秋元順子 489,138
5 Everything 嵐 423,004
6 イチブトゼンブ/DIVE B'z 377,516(『ブザー.ビート?崖っぷちのヒーロー?』主題歌)(2009年8月5日發行)
7 RESCUE KAT-TUN 377,097
8 ひまわり 遊助 359,556
9 ONE DROP KAT-TUN 331,248
10 急☆上☆Show!! 関ジャニ∞ 299,246
11 恋のABO NEWS 285,228 (2009年4月29日發行)
12 THE HURRICANE~FIREWORKS~ EXILE 279,264
13 悪魔な恋/NYC 中山優馬 w/B.I.Shadow/NYC boys 277,071
14 THE MONSTER ~Someday~ EXILE 270,513
15 THE GENERATION~ふたつの唇~ EXILE 269,747
16 Loveless 山下智久 249,549 (2009年11月18日發行)
17 たんぽぽ/海賊船/其の拳 遊助 241,305
18 BANDAGE LANDS 237,314
19 弱虫サンタ 羞恥心 231,122
20 MY LONELY TOWN B'z 229,866
21 Stand by U 東方神起 225,812
22 RIVER AKB48 216,527
23 約束 KinKi Kids 210,510
24 化身 福山雅治 206,803 (『魔女裁判』主題歌)(2009年5月20日發行)
25 浪曲一代 氷川きよし 201,653
【調査期間】2008年12月22日付~2009年12月21日付
(2008年12月8日~2009年12月13日)
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今年を表す漢字が「新」に決定したが、ミュージックシーンに絞り込むなら「嵐」だろう。それほどまでに、2009年は嵐の活躍が際立った。上半期発表時のシングル1、2位独占に続いて、11月に発表した「マイガール」が3位に加わり、TOP3がすべて彼らの作品。同一アーティストのTOP3独占は78年のピンク.レディー、88年の光GENJIに次ぐ、史上3組目の記録となるが、さらに嵐は「Everything」も5位にランクさせており、TOP5の4曲を占めるという史上初の快挙を達成した。軽快な「Believe」、ミディアムバラードの「明日の記憶」、心温まる「マイガール」など、表情は大きく異なるものの、根底にあるのは“届く歌”。彼らのメッセージ力が聴く者を裏切ることがなかったからこその成果であり、2年連続で年間を制覇した原動力となっていることは否めない。
一方、大人の音楽ファンの心に今年最も響いた曲といえば、秋元順子の「愛のままで...」だろう。「友愛」精神や「絆」という言葉が注目を集めた1年だったが、恋愛における“ロマン”が溶け込んだこの作品の歌詞とメロディーは、聴いてよし、カラオケで歌ってよしというマルチなニーズへと結びついたように感じる。若い世代の作品が並ぶ中での堂々の4位は見事だ。
『ブザー.ビート~崖っぷちのヒーロー~』で、初の“月9”ドラマ主題歌に挑んだB'zは「イチブトゼンブ/DIVE」が6位。ポップでありながらパンキッシュな香りを奏でる彼らならではのロックサウンドが、フジテレビ系の“看板枠”と連動して大きな広がりに結びついた。2009年の夏を思い起こさせてくれるスタンダードとなることだろう。
KAT-TUNは今年もきっちりとTOP10内に2作品を送りこんできたが、その一方で、18位に「BANDAGE」がランクインした赤西仁と小林武史のユニットLANDSのような新たなプロジェクトも動き始めている。関ジャニ∞、NEWS、中山優馬 w/B.I.Shadow、NYC boys、山下智久、KinKi Kidsなど上位に顔を揃えたジャニーズ.アーティストも交えて、来年以降も年間ランキングのキャスティングボードを握る存在であることは変わりない。
「ひまわり」が8位、「たんぽぽ/海賊船/其の拳」が17位、「いちょう」が37位と3作揃ってランクインした遊助。「弱虫サンタ」が19位の羞恥心におけるパワーをソロ活動に余すところなく結びつけた彼もまた、新しい2010年のカギを握るアーティストのひとりだ。
12~15位の間にはEXILEの作品が3タイトル並んだ。この結果は裏を返せば、シングルナンバーにおける彼らのポテンシャルが確実にこれだけ存在しているわけで、高いレベルでの安定感が今後も見込めることを示している。
(文:田井裕規)"