アイドルグループ『King&Prince』の平野紫耀(21)が9日、東京?有楽町朝日ホールで映画『ういらぶ。』(監督:佐藤祐市/配給:アスミック?エース)完成披露試写会を女優?桜井日奈子(21)、玉城ティナ(21)、桜田ひより(15)、俳優?磯村勇斗(26)、伊藤健太郎(21)、佐藤監督(56)とともに開いた。
漫画家?星森ゆきも氏の累計180万部突破コミック『ういらぶ。-初々しい恋のおはなし-』が実写映画化。幼なじみのことが大好きすぎて好きと言えないこじらせ男子の主人公?凛(平野)と、凛のせいでネガティブ思考になってしまったピュアなヒロイン?優羽(桜井)の“こじらせ”ラブ、『ういらぶ』(=初恋/WE LOVE)を描いたキュンキュン度の高いラブコメ作品に仕上がっている。
会場後方から客席を縫ってキャスト陣が登場し、場内には大歓声が巻き起こるなかイベントはスタート。平野は自身の演じた凛へ「「凛くんはとてもドSでして、女の子に『ゴミ』とか言ったりします。僕自身はSでもMでもないので、心が痛いなと思いながら凛くんを演じさせて頂きました。自分の部屋に帰って、もがくシーンとの切り替えが難しかったですね」と、キャラクターを説明。
平野、桜井、玉城、磯村の4人は幼馴染関係という役どころだが、幼馴染については、「やっぱり憧れはありましたね。男子は男子、女子は女子で集まるのが定番じゃないですか。男女が一緒になってというのは羨ましいですね」と、しみじみだった。
トークでは登壇者たちから平野イジりも展開。佐藤監督が「平野くんは、きょうは『全部俺に任せろ』って言ってました」といえば、平野は「言ってないから!」と、苦笑い。さらには、磯村らキャスト陣が、ホテルに泊まっていた際に、ドアの下からなぜかお菓子が出てきたことがあったそうで、それを平野がしていたことを突き止め「そういう気配りをしていたんです」といい、平野は「見られてると思ってなかった」と、大照れしながら、そのときの行動をジェスチャーで再現していた。
イベント中盤には、主人公?凛の“こじらせキャラ”にちなみ、登壇者のなかで『一番○○な人は誰?』という質問が。 天然でピュアなのは誰かというものにも平野を指名するキャストが多く、伊藤は「撮影中に紫耀の天然なところがいっぱいあって、舞台あいさつで話すこといっぱいあるなって思っていたんですけど、全部忘れちゃいました(苦笑)」というくらいあったのだとか。その平野といえば桜井を挙げていたが、「実家で猫を飼っているんですけど、日奈子ちゃんが猫愛がすごくて話が止まんなくなっちゃって、どうやって止めようって思って。すごい猫をピュアに愛していらっしゃるんだなって」と、猫愛に圧倒された思い出を披露していた。
さらに、こじらせNO1は誰かという問いかけには平野が自身のことをあげて、「腰痛でして、腰痛をこじらせているんですよ」と、告白。ほかのキャスト陣はといえば、平野を指名することが多く、平野は「こじらせてないので有名ですけど」と戸惑いがちだったが、玉城が「ギャップがあるなっていうのがこじらせかなって」というと、平野は思い当たる節があるようで「ファンの人から言われますね。しゃべってるとこういう感じですけど、歌ったり踊ったりすると『あいつかっけー!』って」と、話して笑いを誘っていた。
そんなほのぼのトークを繰り広げていた平野。「去年の10月くらいに撮影しました。スタッフのみなさん監督のみなさん……」と、監督が複数いるかのような発言をしてキャスト陣から総ツッコミを受けるご愛嬌もあったが、最後の最後は「恵まれた環境で素敵で、キュンキュンして、笑った、青春の映画になりました。『King&Prince』の主題歌『High On Love!』も使って頂きましていまして、幼馴染のキラキラした世界観になっていると思います。平成最後のキュンキュンを僕たちで飾って頂きたいなって思っています!」と、バッチリ締め拍手が挙がっていた。
映画『ういらぶ。』は11月9日よりロードショー!