- 2603 - = =2019/3/9 19:43:02
錦戸亮の関ジャニ∞月兑退とジャニーズ事務所の退所が今月7日発売の「週刊文春」2019年3月14日号(文藝春秋)で報じられ、ファンに動揺が走っているが、ジャニーズ事務所内で「動き」を見せているのは錦戸だけではないかもしれない。
まず錦戸に関しては、少なくとも月兑退は時間の問題のようだ。「文春」によれば昨年、メインボーカルを務めていた渋谷すばるが月兑退?退所して以降のグループ会議において、錦戸はメンバーでひとりだけ「渋谷すばるが抜けるのであれば、関ジャニは解散すべき」と主張したという。
しかしその主張に賛同するメンバーはおらず、結局、錦戸はフラストレーションを抱えたままグループでの活動を余儀なくされ、ついに限界に達したのか、月兑退?退所の意思をみせているようだ。
一時は“ジャニーズ帝国”と称されるほど芸能界で強大な権力を握る組織に成長したジャニーズ事務所だが、SMAPの解散以降、徐々にその基盤は崩れ始めており、錦戸のほかにも複数のタレントに“退所説”が浮上している。
退所が囁かれているタレントのひとりは、TOKIOの長瀬智也だ。その火元は今年1月公開の「日刊ゲンダイDIGITAL」の記事。芸能ジャーナリスト?芋澤貞雄氏が、山口達也の月兑退以降、TOKIOは音楽活動を再開する様子はなく、いずれ目立った活動もなくなるだろうと予想したうえで、音楽活動に意欲的な長瀬はジャニーズ事務所との間で今後の方針を巡りひと悶着あり、このまま芸能界をフェードアウトすると推測している。
また、先月放送の木村拓哉がパーソナリティーを務めるラジオ『木村拓哉 Flow supported by GYAO!』にゲスト出演した長瀬は、自身がジャニーズ事務所に人所した当時について言及。その際、木村と以下のような会話を繰り広げた。
長瀬:ジャニーズ事務所ですから、人所とか退所でいいんじゃないですか?
木村:え、でも、それちょっとプリズンな感じする(笑)。
長瀬:プリズンな感じですか? ま、プリズンみたいなもんじゃないですか!(笑)
木村:おい、やめろ!
2人:(爆笑)
“刑務所”とは大げさだが、長瀬が事務所に対して何らかの窮屈さを抱えていることはわかり、彼の“退所説”に真実味を与えた。
一方、長瀬とプリズンの会話を楽しんでいた木村拓哉にも、退所説は根強い。木村はSMAPとしての独立計画を辞退し、ジャニーズ事務所に残った。相当な覚悟だったはずだが、今年1月に放送された『帰れマンデー見っけ隊!!3時間SP』(テレビ朝日系)の企画で手相占いをすると、占い師に「6月に新たなことがスタートする」と予言されてしまった。その言葉を聞いた木村は「ちょっと、この人怖いかも……」と、たじたじ。6月は木村にとってジャニーズ事務所との契約更新の意思を確認する月であり、「キムタクも退所する?」という憶測が広まった。
度重なる未成年女性との飲酒が報道されているNEWS?手越祐也も、オンラインゲームのアカウントで「NEWSが活動休止になるくらいだったら辞める」と宣言し、ファンを騒然とさせた。NEWSは手越の他にも、小山慶一郎、加藤シゲアキも未成年との飲酒問題を起こしており、グループ自体の活動休止や解散が噂されている。
しかし、特に長瀬と手越はジュリー副社長のお気に人りで知られており、事務所としては何が何でも退所は避けたいところだろう。であれば、彼らが不満を抱いている現在のジャニーズ事務所の体制を変えていく必要がある。
長瀬の場合、TOKIOの音楽活動ができないことはやむを得ないとしても、長瀬はボーカルだけでなく曲の作詞?作曲もこなすなど、音楽家としても定評がある。彼の才能を飼い殺しにするのはもったいないし、本人のモチベーションも上がらないだろう。ならば、長瀬がプライベートで組んでいるバンドの活動を事務所がバックアップする、あるいはその活動に長瀬が注力することを許容するなど、懐の広さを持てるかどうかが肝かもしれない。
新しい地図の3人は追い出されるように退所
2016年にSMAPの解散騒動が起こった際、SMAPの元マネージャーで育ての親?飯島三智氏側についた香取慎吾、草彅剛、稲垣吾郎は、半ば追い出されるようにジャニーズ事務所から去って行った。その当時、まだジャニーズは“帝国”の権力を誇っていたが、しかしこの一件があったことで、世間から大バッシングを受けた。
それも当然のことだ。事務所の上層部、すなわち創業家であるメリー喜多川氏および藤島ジュリー景子氏の言うことを聞かないタレントを「締め出す」という対応に問題があることは、火を見るより明らか。「ジャニーズは異常だ」との世論は、ジャニーズ事務所に変わるきっかけを与えたといえる。
関ジャニ∞?渋谷すばるの月兑退?退所を引き止めることはできなかったが、嵐の場合は事務所が最大限の譲歩をした。リーダーの大野智は“自由な生活”をするため、嵐からの月兑退および退所を申し出たというが、メンバー間の話し合いによりグループの活動休止を決定。嵐の活動休止は大きな痛手だが事務所はこれを了承し、大野一人が退所することもなくなった。
では錦戸亮に対しても、事務所は慰留しているのだろうか。これがそううまくもいかないようで、「文春」によれば、頑なに解散を主張する錦戸に対して一部スタッフからは「もう追放したほうがいい」との声も出ているという。こうなると錦戸と事務所の関係性が円満な解決を見ることは難しいのかもしれない。cyzowoman
- 2619 - = =2019/3/9 20:19:48