25日、ニュースサイト「NEWSポストセブン」は、人気ジャニーズグループ嵐の櫻井翔とテレビ朝日アナウンサーの小川彩佳が真剣交際していると報じた。テレ朝とジャニーズ事務所はメディア各社の取材に対し揃って「友人の一人」とコメントし、交際を否定していないが、テレ朝関係者は言う。
「小川アナはすでに櫻井との交際を会社に報告しているようです。これまで局内でも小川アナの異性関係の話が聞かれたことはまったくなく、何より2人ともエリート家系で才色兼備というお似合い同士の理想的なカップルなので、アナウンス部や報道局スタッフ全体が祝福ムードです」
櫻井といえば、父親が元総務次官で、一時は東京都知事選出馬の可能性が浮上し、注目を集めたことでも知られる。いわゆるエリート官僚の長男で、自身も慶應義塾大学を卒業したエリート。
一方の小川は、父親は慶應義塾大学病院の医師で診察部長を務め、自身も初等部から大学まで青山学院に通ったお嬢様。大学時代には学科の成績最優秀者に贈られる学業奨励賞を受賞している優等生でもある。
「すでに小川アナのご両親も公認で、小川アナは交際をきっかけに昨夏頃から初めての一人暮らしを始めたそうです。当然ながら結婚を視野に人れた行動であることは疑いようがなく、仕事の調整さえうまくつけば、結婚も案外近いかもしれません」(同)
とはいえ、櫻井は日本テレビで『NEWS ZERO』の曜日担当キャスターを、小川はテレ朝の『報道ステーション』でサブキャスターを務め、放送時間も重なり、完全なライバルという立場。さらに、アイドルの結婚といえば、ファン離れが懸念されることから、これまでジャニーズはタレントの恋愛や結婚には厳しいことで知られていた。仕事に大きな支障をきたす可能性の高い2人の交際に、今回ジャニーズが前向きに対応しているのはなぜなのか。
「昨年末にSMAPが解散した後、本来であれば嵐が柱となってジャニーズを支えていくことが期待されていましたが、昨年末に『週刊文春』(文藝春秋)によって、“事務所も公認の恋人”“結婚間近”とまで言われていた女優?井上真央を裏切るかたちで、松本潤がセクシー女優?葵つかさとの二股交際が報じられました。これはジャニーズにとって、かなり大きな痛手だったようです。浮気だけならまだしも、その相手がセクシー女優というのは、イメージが悪すぎます。それに対して、櫻井のお相手として小川アナは申し分ない。あくまでも局アナであり、タレントではないというところも、ジャニーズにとっては好条件でしょう。まさに松本の汚名を櫻井で晴らすというかたちを取ったのでしょう」(スポーツ紙記者)
●ジャニー社長の発言
さらに、ほかの要因も2人の交際を後押ししていると、別のスポーツ紙記者はいう。
「2015年9月にTOKIOの国分太一が元TBS社員と結婚した直後に、ジャニー喜多川社長が日刊スポーツのインタビュー内でアイドルの結婚について『自分の責任で適齢期になったら遠慮なくするべき』という主旨の発言をして、ニュースにもなりました。もともと結婚願望が強かった櫻井にとっては、このジャニーさんの発言も好都合でした。また、ジャニーズとしても、ここでタレントの恋愛に寛容な対応を見せておいたほうが、世間的にも好印象だと判断した面もあるのかもしれません」
祝福ムードに包まれた2人の結婚は、近いのかもしれない。
(文=編集部)
だが、芸能ジャーナリストは「スクープできたのは、ジャニーズサイドからのリークでは?」と勘ぐる。
「女性との交際に慎重で用心深い櫻井が写真を撮られたことに、驚きました。しかも櫻井の事務所は『親しい友人の1人です』と、交友があることを認めています。このところ松本潤や二宮和也、大野智らの醜聞続きでファン離れが広がっている嵐。そこで、スキャンダルもなく、家柄も人柄もいい、テレ朝のエース?小川アナと櫻井の交際を報道させることで、イメージ回復に利用したのではないでしょうか」
そんな2人のせっかくの交際が、もし嵐の人気回復のために利用されたとしたならば、両者のファンは喜ぶのだろうか。