Hey!Say!JUMPの山田涼介(23)がフジテレビ“月9”初主演を務める「カインとアベル」(月曜後9?00)が17日に15分拡大でスタートし、初回の平均視聴率は8?8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが18日、分かった。
昨年7月期「恋仲」の9?8%を下回り、数々のヒット作を生み出した看板ドラマ枠「月9」の初回最低を更新した。
最近の月9初回は今年7月期「好きな人がいること」が10?1%、4月期「ラヴソング」が10?6%、1月期「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」が11?6%、昨年10月期「5→9~私に恋したお坊さん~」が12?9%、昨年7月期「恋仲」が9?8%。
兄(桐谷健太)と比較され、何をやっても認めてもらえない主人公の優(山田)が、仕事や恋に悩むヒューマンラブストーリー。旧約聖書の兄弟の物語「カインとアベル」が原案で、ジェームズ?ディーン主演の米名作映画「エデンの東」の基になったことでも知られる。
山田の同局ドラマ出演は、2008年6月に放送された単発作品「古畑中学生」以来。脚本は「東京DOGS」「マルモのおきて」などを手掛けた阿相クミコ氏。演出は「神様、もう少しだけ」「電車男」「のだめカンタービレ」などで知られる武内英樹氏ほか。
初回は、優(山田)は父?貴行(高嶋政伸)が社長、兄?隆一(桐谷健太)が副社長を務める会社で働いている。その創立50周年記念パーティーが行われている中、抜け出した優は、1人でシャンパンを飲もうと栓を開けた。すると、通り掛かった梓(倉科カナ)のドレスに飛んでしまい、優は慌てて謝る…という展開だった。