- 44019 - = =2019/2/9 22:10:32
2月7日発売の「女性セブン」(小学館)は、嵐の活動休止までの2年間について、「完全燃焼スケジュール」と題し、かなり具体的に記していた。
まず2019年は、4月から全国ドームツアー「ARASHI ANNIVERSARY LIVE TOUR 5×20」の追加32公演がスタートする。4月中だけで名古屋、東京、福岡で公演を行い、5月は札幌、8月末には大阪へ。10月から12月にかけてもう一度各都市をめぐり、12月25日の東京ドーム公演でフィナーレを飾る。約9カ月もの長期戦だ。同ツアーは、2018年の公演と合わせると全50公演、総動員数237万5000人の史上最大規模となる。
ここまではすでに発表されているスケジュールだ。しかし記事では、9月にポッカリと空いた空白期間に、20周年記念のハワイ公演が行われるのではないか、と予想している。2014年の15年ライブを踏襲したもので、現地ハワイでは確定的な報道もよく見かけられているという。同年末には紅白歌合戦やカウントダウンコンサートも控えており、嵐の2019年は、まさにライブ一色となりそうだ。
そして2020年、とうとう嵐はラストイヤーを迎える――しかしこの年には、とびきりの大舞台が用意されている。そう、東京五輪だ。
日本テレビの五輪特番のMCには櫻井翔がほぼ内定しており、嵐は7月24日に行われる東京五輪開会式、そして8月9日の閉会式でも嵐のパフォーマンスが期待されるという。さらに五輪後の9月には、新国立競技場の「こけら落としライブ」を行う。8万人を収容する箱で初興業を行うにふさわしいのは現状、嵐しかいないだろう。
さらに2020年9月には、またまたハワイで“デビュー21周年ライブ”を行うと推測されている。とりあえず、嵐といえばハワイ、ということでもはや間違いはないようだ。嵐メンバーにとってはもちろん、その生の姿を目に焼きつけんとするファンにとっても、忙しい日々が続くだろう。
もちろんコンサートばかりではない。各テレビ局は、すでに嵐のスケジュール争奪戦に人っているという。
日本テレビは、2020年の『24時間テレビ』のメインパーソナリティに嵐を迎え人れようと画策中だ。またTBSは、2013年まで放送されていた『ひみつの嵐ちゃん』を特番で復活させるという目論みがあるという。さらに『学校へ行こう!』(TBS系)『中井正広の金曜日のスマイルたちへ』(同)などジャニーズにゆかりのあるバラエティには、嵐のメンバーがゲストにひっぱりだこになる予定という。
とくに2020年下半期から年末にかけては、どの局もこぞって嵐の“見納め”を意識するはず。フジテレビに至っては、12月に嵐の番組を連日放送する「嵐ウィーク」なる企画が進んでいる、との噂もあるようだ。ちなみに、現在放送中の嵐のレギュラー番組、『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)と『VS嵐』(フジテレビ系)はいずれもギリギリまでひっぱり、2020年12月中旬以降に華々しい最終回を企画しているという。
映画業界も負けておらず、なんとあの大ヒット映画『ボヘミアン?ラプソディ』(2018年)を嵐で再現するかのごとく、ライブシーンを臨場感たっぷりに盛り込んだ記念映画を撮影するという話があるらしい。さらにメンバーたちは、ベストアルバムの作成や、それぞれの心境を記す「告白本」の執筆などもこなすと見られているようだ。いずれもまだ予想の域を出ないスケジュールであり、五輪開会式の出演アーティストについてはあらゆる情報が錯綜している状況だが……嵐の人気と需要を考えれば、おおむねこの通りに進みそうな気配である。
1月30日付のスポニチは、2020年末までに嵐が叩き出す経済効果を、約3259億円にも上ると試算していた。これは、あの東京スカイツリー5本分の建設費に匹敵する額という。この国民的アイドルグループの空前絶後の“特需”を、各業界が狙わないわけがない。
とはいえ、これほどのハードスケジュールに、嵐のメンバーが持ちこたえられるのか――嵐が、活動休止までわざわざ2年の期間をもうけたのは、これまで応援してくれたファンへの誠意であるという。また、活動休止を認めてくれたジャニーズ事務所への恩返しでもあるだろう。嵐のメンバーは、どんなに忙しくとも駆け抜けようとするに違いない。
嵐ファンとしては、嵐の最後の勇姿が楽しみでもあり、寂しくもあり……いやしかし、やはりメンバーの身体をいたわり、心配する声がもっとも大きいようだ。万が一、活動休止の直前にメンバーが過労で倒れるなどということになったら、まったくシャレにならない。
- 44045 - = =2019/2/10 11:40:32
2/10(日) 11:04配信
「自分の嵐の活動を終えたい。自由な生活を一回したい」
1月27日の会見で、そうメンバーに相談していたことを明らかにした大野智。同時に、メンバー5人から、20年をもってグループの活動を“休止” することが告げられた。
《大野くん、20年分の有給休暇を取って夏休み楽しんでね》
《やっと休めるんだね。いままで夢をありがとう》
ファンからは、活動休止を悲しむ声より、20年間駆け抜けた彼らとリーダーの大野をねぎらう声が相次いだ――。
さかのぼること'99年9月15日、嵐は、ハワイ?ワイキキ沖で“異例”ともいえる豪華客船の上でデビュー会見を行った。
「世界中に嵐を巻き起こしたい」、そんなコンセプトのもと送りだされた5人は、いまやドラマにバラエティ、スクリーンと各方面にひっぱりだこで活躍するタレントにまで成長した。
そこで今回本誌は、主演映画やドラマの本数など、嵐の20年間を徹底的に調査。すると5人の“絆”と“努力”があったからこそ成し遂げられた、驚異的な数字の数々が明らかになった!
【21社】これまでに出たCMの会社
現在、嵐が出演しているCMは日本郵便、日本航空、日立アプライアンスなど。5人をCMに起用した会社は21社になる。
もちろん、メンバーは個人でも複数の会社とCM契約を結んでいる。最も多く契約を結んだ“CM出演王”は櫻井。味の素冷凍食品、森永製菓、三井不動産など、これまで20社のCMに出演した。
相葉(池田模範堂、エバラ食品工業、ライオンなど)と二宮(久光製薬、ライオンなど)がこれまで16社と契約を結んでいる。
また任天堂や日産自動車のCMでは2人ずつの共演CMも多数。
【39本】主演を務めた連ドラの数
俳優業も積極的にこなす嵐メンバー。松本潤は初主演作『金田一少年の事件簿』(日本テレビ系?'01年7~9月)や『花より男子』をはじめとし、これまでの主演ドラマは10本。メンバー最多の出演数だ。
さらに、『花より男子2 リターンズ』では、平均視聴率21.6%を記録。彼はまさに嵐の“連ドラ王”といえる存在だろう。
二宮は青春ドラマの金字塔『Stand Up!!』(TBS系?'03年7~9月)で初のドラマ主演。好演が光った『フリーター、家を買う。』や『流星の絆』は、高い視聴率を記録した。
そして大野は初主演ドラマ『魔王』(TBS系?'08年7~9月)で、弟を殺害した犯人に復讐を誓う冷酷な弁護士を演じたかと思えば、『歌のおにいさん』(テレビ朝日系?'09年1~3月)や『怪物くん』(日本テレビ系?'10年4~6月)ではコミカルな役を演じ切った。
【27本】これまで出た主演を務めた映画の本数
ドラマの王が松本ならば、“シネマ王”は二宮。これまで8本の主演作品がある。
初主演は故?蜷川幸雄監督の『青い炎』('03年)。主演作品には『大奥』('10年)、『プラチナデータ』('13年)などがあるが、彼の才能を世に知らしめたのは、クリント?イーストウッド監督のハリウッド映画『硫黄島からの手紙』('06年?主演ではなく出演作品)だ。
そのほか、『ピカ☆ンチ』(1作目は'02年)や『黄色い涙』('07年)など、5人そろって出演している映画はファンにとっても思い出の作品だ。
【42個】これまで受賞した大賞の数
CDや音楽映像作品の売上げ数などで決定する日本ゴールドディスク大賞の「アーティスト?オブ?ザ?イヤー」(邦楽部門)では5度(歴代1位)の受賞。「アルバム?オブ?ザ?イヤー」で3度、「ベスト?ミュージック?ビデオ」で9度の栄冠に。
嵐は、'10年に史上最多の10冠を獲得するなどし、これまでに41度、同賞を受賞している。
また、二宮は'16年に映画『母と暮せば』で被爆死から亡霊としてよみがえる青年を好演。同年の日本アカデミー賞最優秀主演男優賞に輝いた。
【8回】紅白歌合戦で司会を務めた回数
その年を代表する“1年の顔”が毎年司会を務める『NHK紅白歌合戦』。
初めて嵐が白組司会に抜擢されたのは、2度目の出演となった'10年。大野が主演ドラマで演じた『怪物くん』になりきってステージに登場するなど、メンバーたちは獅子奮迅の活躍。初の経験とは思わせないほど、紅白を盛り上げることに成功した。
嵐はそれから5年連続で白組司会を務め、すべて視聴率40%超えを達成。その後、相葉('16年)、二宮('17年)、櫻井('18年)が、白組司会の大役を果たしている。女性自身