- 51814 - = =2018/1/15 9:37:00
2018.01.15
松本潤(嵐)が主演を務める今クールの連続テレビドラマ『99.9% 刑事専門弁護士SEASON II』(TBS系)の第1話が14日、放送された。
これまで“99.9%有罪”だとされる被疑者の無罪を数多く勝ち取ってきた刑事専門弁護士の深山大翔(松本潤)。その深山が勤務する斑目法律事務所にある日、殺人容疑で起訴された鈴木二郎の娘?鈴木加代が現れ、二郎の弁護を依頼し、無罪を勝ち取ってほしいとお願いする。しかし、加代に同伴してきた友人で元裁判官の尾崎舞子(木村文乃)は、policeの証拠資料からみて二郎は100%クロであり無罪にすることは不可能なため、二郎に罪を認めさせて情状酌量によって刑期を短くする戦略を取るよう要求し、深山と刑事事件専門ルーム室長の佐田篤弘(香川照之)を驚かす。佐田に言いくるめられて弁護士として二郎の事件だけを担当する“臨時雇用契約”を結んだ尾崎は、無実を証明するために新たな証拠探しに奔走する深山と真っ向から対立し、深山をよそに裁判で情状酌量の証言をしてくれる証人探しを進める。
そして迎えた公判では、なんと深山は新たな証拠を提示し、二郎に無罪判決が下される可能性が高まり、尾崎は自身の行動を恥じるところまでが第1話で放送された。
まず同ドラマの見所は、なんといっても深山と佐田の掛け合いだろう。いつも傍若無人で好き勝手な弁護活動を展開する深山を、佐田は心底嫌っているのだが、オヤジギャグのセンスが抜群に合い、佐田は深山がギャグを言うたびに絶賛したり、佐田は結局は深山の味方になったりと、妙に馬が合うという設定。「佐田をバカにする&無視する&茶化す深山」「それにいちいちキレる&怒鳴る佐田」というキャラクターはSEASON Iからさらに拍車がかかっており、特に佐田演じる香川の“これでもか”というほどオーバーでやりたい放題の演技には爆笑してしまった。
今回のSEASON IIでは、そんなコンビに生意気な尾崎が加わり、深山&佐田コンビを引っ掻き回すのだが、第1話で早くも絶妙なトリオ劇が完成されており、第2話以降でも3人のやりとりに期待が持てる。
一方、二郎の無罪を証明する新証拠が発見されるまでの部分については、「そんなに簡単に見つかるものなのか……」と若干の疑問は感じたが、弁護士モノのエンタメドラマだと割り切ってしまえば、気にはならない。
ただ、協調性ゼロ&自分勝手で空気をまったく読まない言動で周囲をイライラさせる“変わり者弁護士”という役は、松本のハマり役だと評価できるが、ときたま松本が見せる“不敵な笑み”のアップシーンが“本当にヤバイ人”のように見えて気持ち悪く、一昨年に報じられたAV女優との二股交際疑惑を思い出し、「松潤、夜はこんな笑顔でAV女優に迫っていたのかな」という疑問が頭をよぎってしまうのは否めない。さらに、特に目元など松本の老けぶりが際立ってしまうのも同ドラマの難点といえよう。
しかし、全体としてはエンタメ性も抜群で、日曜の夜に頭を空っぽにして見るには最適のドラマであり、さらに男性視聴者は木村文乃が画面に映るだけで癒やされるであろうことが予想され、高視聴率が期待できるだろう。
- 51815 - = =2018/1/15 9:40:00
2018.01.14
人気アイドルグループ「嵐」の櫻井翔さんのお父さまで、元総務省事務次官の桜井俊氏(64)が2018年1月1日付で、電通の執行役員に就任することになった。桜井氏は内部統制機能全般の強化を、常勤の執行役員として担当する。電通は違法残業や社員の過労自殺などが問題となった会社だけに、コンプライアンスに関わる執行役員は重要なポストといえる。
ところで、この「執行役員」とはなんだろうか。神戸製鋼の品質データ改ざん問題でも、執行役員が不正を認識していたということでメディアは大騒ぎしたが、執行役員の意味をちゃんと理解している人は意外に少ない。
似て非なる「執行役」
執行役員と似た役職に執行役というものがある。執行役という名称はあまり聞きなれないかもしれないが、実は法的にはこちらのほうが本当の「役員」だ。執行役とは、「指名委員会等設置会社」という形態にのみ認められる役職である。この形態の会社には大きく2つの特徴がある。
ひとつ目は監査役が存在しないことである。その代わりに、指名委員会、監査委員会、報酬委員会という3つの委員会を置く。この3つの委員会を置くところから「指名委員会等設置会社」と呼ばれるわけである。そして、もうひとつの特徴が執行役という役職を置かなければならないことである。
狙いは、監督機能と執行機能の分離にある。取締役とは本来「取り締まる役」である。「取り締まる」とは、「スピード違反を取り締まる」という言葉からもわかるように、他者の行為を監視?監督することだ。ところが、従来の取締役は、経営者としての役割も兼ねるのが普通だ。それは「自分でやって自分で監督します」と言っているわけだから、監督が甘くなる可能性がある。
経営者とは、野球でいえば現場で指揮を執る監督でありコーチである。それに対して、取締役の役割を果たすのは球団フロントだ。両者が機能的にも組織的にも分化しているからこそ、業績不振の監督はクビを切られるのである。両者が一致していたら、なかなか自分で自らのクビは切れない。
指名委員会等設置会社においては、経営する役割は執行役として分離し、取締役は本来の「取り締まる役」に徹する。代表権も執行役が持つので、代表執行役となる。代表取締役は存在しない。
執行役員は一従業員
経営の執行と監督を明確に分離し、取締役が「取り締まる役」に徹するのはアメリカ型だ。監査役を置くのはドイツ型である。日本は、ドイツをお手本に会社法制をつくってきたので、アメリカ型はかつては認められていなかった。執行役員はアメリカ型がまだ認められていなかった1997年に、ソニーがそれを疑似的に実現するために設けたのが始まりである。以来、多くの企業が執行役員という役職を置くようになったのである。
今でも執行役員を置く企業が多いのは、指名委員会等設置会社の人気がないからだ。指名委員会等設置会社では指名委員会、監査委員会、報酬委員会という3つの委員会とも取締役により構成されるが、その過半数は社外取締役でなければならない。それは役員の人事と報酬が社外の者に決められてしまうということである。そこが日本企業としては受け人れがたいのだろう。
その代用として重用されるのが執行役員であるが、役員といいつつも法的には役員でもなんでもない。執行役は株主代表訴訟の対象になるが、執行役員は株主代表訴訟の対象になることもない。執行役員は会社が任意に名付けた役職名のひとつにすぎないのである。法的位置づけは部長や事業部長などと何も変わらない。
したがって、神戸製鋼の品質データ改ざんを執行役員が知っていたというのは、「部長が知っていました」と言っているのと同程度の意味しかない。「部長だったら、そりゃあ知ってたんじゃないの」という話で、実はそれほど驚く話ではないのだ。
驚くべきは桜井氏が電通の執行役員になったことである。これが取締役になったというのなら、限りなく社外役員に近いかたちでたまに出社する程度なのかもしれない。しかし、執行役員である。それは一従業員として電通に再就職したということだ。64歳にしてこの決断は、採用する側もされる側もなかなかの決断だと思う。
- 51868 - = =2018/1/15 12:43:00
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- 51897 - = =2018/1/15 14:00:00
ドラマ、映画からバラエティーまで大活躍中の嵐。櫻井翔、二宮和也、相葉雅紀、大野智、松本潤のメンバー5人に「AtoZ」で本音に迫ってみました。後半の今回は、LからZまで。
◆L〈Live〉
――嵐にとってライブとは?
櫻井「『情熱大陸』なら、最後の質問だよ(笑い)」
二宮「そうだね。ライブとは…」
櫻井「カッコいいのちょうだい!(笑い)。太字になるよ」
二宮「嵐そのもの、なんじゃないかなと思いますね」
全員「おー!」
二宮「ライブから嵐としての世界観だったり、考え方だったり、(ファンに)見てほしいものやこれから一緒に見ていくものが常にある場所だと思う」
◆M〈Matsumoto〉
――松本さんのトリセツをお願いします!
櫻井「取り扱えない!(笑い)」
全員「あはは(爆笑)」
二宮「たしかにね!」
◆N〈Ninomiya〉
――二宮さんのトリセツをお願いします!
松本「濃いめのみそラーメンがあればご機嫌(笑い)。でも、食べ物はハマるパターンがあるんですよね」
櫻井「こだわりがないという、こだわりだよね! みそラーメンだと、ずっとみそラーメン。一途だよね?」
二宮「意外とね(笑い)」
◆O〈Ohno〉
――大野さんのトリセツをお願いします!
相葉「連休を与えれば機嫌がいい! 3連休はあげたいな」
松本「そうだね」
大野「できれば3日以上がいい(笑い)」
◆P〈Parents〉
――両親のココと似ている
大野「顔! 父ちゃんと母ちゃん、どっちに似てるとかじゃなくて」
松本「どういうこと?(笑い)」
大野「全部、パーツが人ってるの! たとえば、鼻が父ちゃんに似ててとかじゃなくて、全体的に両方の要素が混ざってる」
全員「へぇ~!」
松本「オールミックスだ!」
◆Q〈Question〉
――メンバーに対していまだに謎なところは?
櫻井「冗談じゃなくて、ない! 家族より一緒にいるからね。嵐になる前を含めたら20年以上一緒にいて、過ごしている時間の長さは誰よりも長い。いまだに謎があったら、むしろ不思議じゃない?(笑い)」
全員「あはは(爆笑)」
松本「そうだよね(笑い)」
◆R〈Recent〉
――最近、気づいたメンバーの一面は?
松本「ニノのかばんが変わった!」
大野「変わった!」
櫻井「急にね。ケータイを新しくしたら、かばんまでおしゃれになった」
◆S〈Sakurai〉
――櫻井さんのトリセツをお願いします!
櫻井「お願いしますっ! ぼくも知りたいです(笑い)」
二宮「ラテを、2時間おきくらいに与えてあげること(笑い)」
相葉「絶えずね」
◆T〈Thanks〉
――メンバーに感謝していることとは?
相葉「常に感謝!」
全員「(うなずく)」
◆U〈『untitled』〉
――最新アルバムを一言でアピールをお願いします!
大野「おせち料理!」
松本「最新作にしてベスト盤」
相葉「攻めたアルバムです」
二宮「また新しい、新鮮な一面が見られるアルバム」
櫻井「毎年挑戦なんですけど、挑戦が詰まったアルバムです」
◆V〈『VS嵐』〉
――この種目なら任せろ!
大野「なんかあるかなぁ?」
櫻井「大野さん、クリフクライムは軽いよね?」
相葉「軽いっ!」
◆W〈Weakness〉
――自分が知っているメンバーの弱点は?
櫻井「大野さんはケータイの充電コードがないと、そわそわしちゃう」
松本「今、ちょっとそわそわモード」
二宮「もうしないよね?」
大野「もうしないっ(笑い)」
◆X〈XDay〉
――嵐としての転機は?
松本「転機は、これからじゃない?」
二宮「なるほどね」
櫻井「まだきてないってことか」
相葉「そうだね」
◆Y〈Yell〉
――落ち込んでいる人におすすめの曲は?
松本「今、思い浮かぶのは?」
二宮「『Happiness』」
◆Z〈Zero〉
――嵐の原点
相葉「やっぱり(ハワイでデビュー会見した)クルーザーじゃない?」
全員「そうだね~」
※女性セブン2018年1月18?25日号